リーマンショックの影響ですが、日本の日経平均株価の動きが著しいです。

リーマンショック後の日本では1ヶ月で38％も日経平均株価が下落しており、下落幅は4446円となっています。

リーマンショック後の日本の日経平均株価の流れですが、青の棒グラフがそれになります。

リーマンショックでかなり落ちていますが、その後のギリシャ財政危機への支援で再び落ちたということが分かります。

当時に比べると現在は円高でリーマンショック以前の日経平均株価に回復しているのは明らかです。

リーマンショック時の日経平均株価を現在のコロナショックと比べたグラフも存在します。

リーマンショックと比べると新型コロナショックはまだ下落幅が少ないことが分かります。

ですが、リーマンショック同様に「二番底が来るのでは？」と予想されています。

リーマンショック以降の日本の為替レートですが、2011年まで緩やかに下落している状況でした。

しかし、アベノミクスで上昇しており、日本の為替レートは高値で停滞中です。

リーマンショックの影響により、日本の有効求人倍率は大きく変化しました。

最低では「0.46」という有効求人倍率でしたが、コロナショックの現在は「1.43」という状態にあります。

リーマンショック前後の日本の輸出額のグラフもあり、リーマン破綻がやはり大きな影響を与えました。

特にアメリカ向けの輸出額が下がっており、日本経済に大打撃を受けたことが分かります。

平成21年（2009年）と平成29年（2017年）の日本の経済指標の変化の表がこちらになります。

実質GDP成長率がリーマンショック直後は-2.2％でしたが、2017年には1.6％まで回復しました。

有効求人倍率も現在は1.5倍まで回復しており、かなり今の方が景気が良いことが分かります。

現在はリーマンショックの代わりにコロナショックが起きている状況です。

リーマンショック当時よりもまだマシとは言えども、不景気に向かっていることは確かなようです。

リーマンショック当時のように再び復帰できるかが注目される状況にあります。