腹部には、「Forgive」という文字のタトゥーも入れているジャスティン・ビーバーさん。Forgiveは「許す」という意味があり、悪行を繰り返していた頃に追加されたタトゥーでした。

多くのファンはジャスティン・ビーバーさんがどれだけの罪を犯しても無条件で許してしまうものでしょう。しかし、悪行に巻き込まれた方の心情を考えると、タトゥーで許しを請うたところで、まず許してはもらえないでしょう。

左にはかわいいカモメのタトゥーも入れていますが、このカモメは、小説「かもめのジョナサン」の表紙に描かれていたカモメとのこと。おそらくジャスティン・ビーバーさんが小説のファンで入れたタトゥーでしょうが、実はこのタトゥー、ジャスティン・ビーバーさんが初めて入れたタトゥーなのです。

そのためかわいいタトゥーに留まったのかもしれませんが、まさか今後ワイルドすぎるタトゥーで埋め尽くされることになるなんて、お腹に生息しているカモメは全く想像していなかったでしょう。

お腹の中央に入れられた「Purpose」は、ジャスティン・ビーバーさんが2015年にリリースしたアルバム「Purpose」のリリースを記念して入れたタトゥーです。ジャスティン・ビーバーさんらしいおしゃれなタトゥーも魅力的ですが、女性ならバランスがいい腹筋にも見惚れてしまうのではないでしょうか。

ジャスティン・ビーバーさんのお腹には、「SON OF GOD」と書かれた大きなタトゥーも存在します。直訳すると「神の子供」であり、イエス・キリストを信仰するジャスティン・ビーバーさんらしいタトゥーですね。

ジャスティン・ビーバーさんの背中には、インディアンのタトゥーも描かれています。このインディアンは、ジャスティン・ビーバーさんが愛する祖父をイメージしており、祖父への愛を込めてこのタトゥーを入れたそうです。

左の背中には祖父であるインディアンが描かれていますが、右の背中には英語の文章が描かれています。この文章は、「Your word is a lamp for my feet, a light on my path. Psalm 119:105.」という文字が描かれており、これはキリスト教の聖書の一部を切り取ったもののようです。

日本語訳では、「神の言葉は足元を照らしてくれるランプであり、私の道を照らしてくれる光。」という意味となっています。イエス・キリストへの信仰心が込められており、常にイエス・キリストと共にあることを胸に抱いて日々活動を続けているようです。

タトゥーだらけで有名なジャスティン・ビーバーさんですが、下半身の方はあまりタトゥーを入れていません。下半身で一番目立つ足のタトゥーは、「プレイング・ハンズ」とも言われる祈り手のタトゥーが入れられています。こちらも先ほどと同じく、イエス・キリストへの信仰心を意味するタトゥー。ジャスティン・ビーバーさんは、心の底からイエス・キリストを敬っているのです。

ジャスティン・ビーバーさんがセクシーなアングルで見せているローマ字のタトゥー。これは「1975」を意味しているのですが、この数字はジャスティン・ビーバーさんの母親の誕生日を意味しています。

ジャスティン・ビーバーさんは家族想いな性格も有名で、その気持ちをタトゥーにすることで、いつまでも忘れないよう心掛けているのです。

ジャスティン・ビーバーさんは、アメリカの音楽界で頂点に立つほどの成功を収めたスターです。この王冠のタトゥーは、音楽で成功を収めた自分を讃える意味を込めていれた可能性が考えられます。

ジャスティン・ビーバーさんの左腕には、ジョーカーの顔と「LOVE」と書かれた英語が入れられています。このタトゥーを入れた当時のジャスティン・ビーバーさんは、ちょうどトラブルメーカーとして世界中に悪評を広めていた真っ最中でした。本意は不明ですが、「俺は危険な男」という意味を込めて入れた可能性も想像できますね。

タトゥーを愛するアメリカ人の間では、漢字のタトゥーも実は大人気。ジャスティン・ビーバーさんも、「曲」という漢字のタトゥーを腕に入れています。この漢字は、音楽の「曲」を意味しているとも言えますが、「まっすぐではない」、「まがる」なども意味しています。音楽的な意味で入れたのか、それとも当時荒れていた自分の歪んだ心情を表しているのか、真相を知るのは本人だけでしょう。

右腕の二の腕には、コンパスのタトゥーを入れています。コンパスは、自分がいる正確な位置を把握するために重宝する道具です。現在はコンパスを使用する機会は滅多にありませんが、このタトゥーには、「アーティストとしての方向性を見失わない」という、ジャスティン・ビーバーさんらしい男らしい意味が込めて入れたいるのでしょう。

腕には様々なタトゥーを入れているジャスティン・ビーバーさんですが、特に目立つのは大きく「X」と書かれたタトゥー。「X」という文字には、「未知数」というクールな言葉を意味する文字でもあります。日本のロックバンドX JAPANも、未知数という意味を込めてバンド名を決定しており、おそらくジャスティン・ビーバーさんも、自分自身の可能性が未知数であることを意味してタトゥーを入れたのかもしれません。

また、この「X」はクリスマスを意味しているという意見もあり、イエス・キリストへの信仰心を表現している可能性も考えられます。

ジャスティン・ビーバーさんの右腕にあるのは、バルーンガールのタトゥー。バルーンガールとは、バンクシーの壁画「赤い風船に手を伸ばす少女」の愛称です。ジャスティン・ビーバーさんはこの壁画がお気に入りのようで、単純に好きだという理由でタトゥーにしたのかもしれません。

左腕には、「Believe」と書かれた英語のタトゥーも見られます。これは、ジャスティン・ビーバーさんがリリースしたアルバム「Believe」を意味しており、アルバムの発売を記念して自らタトゥーを入れたようです。

熊とライオンだけでなく、ジャスティン・ビーバーさんのタトゥーにはフクロウも生息しています。単純にかわいいから入れたとも思えるのですが、フクロウは知識を象徴する偉大な生き物とも言われています。

ジャスティン・ビーバーさんも、フクロウのタトゥーを公開する際、「子供だましになる前に」と意味深な言葉を残しました。フクロウのように賢い男になることを意味していれたものと思われますが、この後ジャスティン・ビーバーさんは悪行を繰り返しており、タトゥーの意味とは真逆の人生を歩んでしまったようです。