本名：Christian Charles Philip Bale
生年月日：1974年1月30日
出生地：ウェールズ・ペンブルックシャー
国籍：イギリス
職業：俳優

【主な出演作品】
1987年「太陽の帝国」（ジム・グラハム役）
2000年「アメリカン・サイコ」（パトリック・ベイトマン役）
2002年「リベリオン」（ジョン・プレストン役）
2004年「マシニスト」（トレバー・レズニク役）
2005年「バットマン・ビギンズ」（ブルース・ウェイン/バットマン役）
2006年「プレステージ」（アルフレッド・ボーデン役）
2008年「ダークナイト」（ブルース・ウェイン/バットマン役）
2009年「ターミネーター4」（ジョン・コナー役）
2010年「ザ・ファイター」（ディッキー・エクランド役）
2012年「ダークナイト・ライジング」（ブルース・ウェイン/バットマン役）
2013年「アメリカン・ハッスル」（アーヴィン・ローゼンフェルド役）
2015年「マネー・ショート華麗なる大逆転」（マイケル・バーリ役
2018年「バイス」（ディック・チェイニー役）

【主な受賞歴】
・アカデミー賞助演男優賞：2010年「ザ・ファイター」
・ゴールデングローブ賞主演男優賞：2018年「バイス」
・ゴールデングローブ賞助演男優賞：2010年「ザ・ファイター」
・MTVムービーアワード・ヒーロー賞：2009年「ダークナイト」

アメリカンコミックのヒーローものに興味が無い人でも知らない人がいないであろうスーパーヒーローのバットマン。クリスチャン・ベールさんは、クリストファー・ノーラン監督が手掛けた「ダークナイト」シリーズの3部作で主演のバットマンを2005年から演じ続けていました。

とくに、今は亡きヒース・レジャーさん扮する宿敵ジョーカーとの壮絶な戦いを繰り広げた2作目の「ダークナイト」は、世界中で大ヒットを記録！今もなお史上最高のヒーロー映画と呼ばれ続けています。

イングランド人の両親の間に生まれたクリスチャン・ベールさん。
父親は元パイロット、母親はサーカスの元ダンサー、祖父はコメディアンという華やかな世界で活躍していた家族のもとで育ちました。3人の姉がいて、長女がミュージシャンをしていた影響で最初は音楽の道に進もうとしたのだそう。しかし、途中で俳優を目指すようになり、10歳から演技を学び始めました。

CMやテレビ映画などに出演してきたクリスチャン・ベールさんは、13歳の時にスティーヴン・スピルバーグ監督の1987年公開の作品「太陽の帝国」で主人公に抜擢され映画デビュー。なんと4000人のオーディション参加者の中から選ばれたシンデレラボーイだったんです。

これまで数々の作品に出演してきた大物スターの1人であるクリスチャン・ベールさんですが、いつも話題になるのは恋愛や私生活のことではなく、とにかく”肉体改造”が凄いということ。

映画の役によって肉体が大きく変化するクリスチャン・ベールさんですが、なかにはもはや別人レベルで変化している姿もあり、思わず心配になってしまいます。

スラっとしたスタイルが魅力的なクリスチャン・ベールさんの気になる身長ですが、182cmとなかなかの高身長。イギリス人男性の平均の身長が175~178cmほどなので母国でもかなり背が高い方ですね。

体重に関しては、実はあまりにも増減が激しすぎて正確な数字が分かっていません。身長182cmということを考えると、平均体重はおよそ72kgほど。

では、クリスチャン・ベールさんの体重が役によってどのように変化しているのか、これから画像とともにご紹介していきます。

2004年の「マシニスト」で主人公の不眠症の男を演じたクリスチャン・ベールさん。

こちらのポスターに載っているガリガリで今にも倒れそうな男性が、あのムキムキなバットマンと同一人物とはとても信じられません。

1年間寝ていないという設定のため、1日の食事がリンゴ1つとツナ缶1つというストイックすぎる減量生活を送っていたのだそう。
本人はもっと痩せるつもりだったそうですが、約29kgも減量したところで周りに止められたそうです。

そして、この時の体重はなんと驚きの”55kg”。平均体重を大幅に下回った、まさに骨と皮のみの状態です。

2013年の「アメリカン・ハッスル」で天才詐欺師を演じていたクリスチャン・ベールさんは、健康体をだいぶ通り越して肥満体系の中年のおじさんへと大変身。

この時の体重はなんと”106kg”というこれまた驚きの数字。体重を自由自在に変化させるプロ根性に脱帽です。

20kgも体重を増やすためにドーナツを大量に食べまくったのだとか。痩せるのはもちろん大変ですが、ここまで太るのも相当な努力が必要です。

本当の姿はとてもカッコいいのに、作品によって外見の変化の振り幅があまりにも大きいクリスチャン・ベールさん。

普通の人なら5kg痩せるだけでもとても大変なのに、20kg~30kgほどの増減を数ヵ月で成し遂げてしまう精神力の強さは尊敬に値します。

先ほどまでの姿からは想像もつかないほどに男らしい体つきが非常にかっこいいですね！逞しい二の腕に、厚い胸板、割れた腹筋とどこを見ても造形的に美しいです。

完璧に引き締まったバキバキの肉体がとても素晴らしいですね。まるでイタリアの芸術家ミケランジェロの傑作であるダビデ像のような美しさ。

まさしくアメリカのモテる男性代表といった感じの体つきではないでしょうか。

おそらくバットマンの頃のクリスチャン・ベールさんの筋肉が1番凄いのではないでしょうか。

2005年の「バットマン・ビギンズ」の時の体重は”86kg”と平均よりはだいぶ重いのですが、脂肪よりも筋肉の方が重たいので仕方ありません。

今回の役作りのために高カロリーな食事を大量に摂取していたのだそう。「マシニスト」でのガリガリの状態から約半年ほどでバットマンらしいマッチョな体系になったという驚異的なスピードでの変化。ただただ驚いてしまいます。

なんと、せっかくの鍛え抜いた筋肉がほとんど消滅してしまいました。

2006年の「戦場からの脱出」という作品でベトナム戦争で捕虜として捕らえられた米軍パイロットを演じるため、なんと30kgも減量したのだそうです。再び「マシニスト」の頃のような貧相な体系に戻すことができるクリスチャン・ベールさんさすがです。

2008年の「ダークナイト」の時の体重は「バットマン・ビギンズ」の頃と同じ"86kg"に戻しています。体重のコントロールがあまりにも凄すぎます。

日本では細マッチョが好まれる傾向にあると思いますが、アメリカでは上半身も下半身もしっかりと筋肉が付いているボリュームのある体系が好まれます。アメコミのスーパーヒーローらしい筋骨隆々なシルエットが役にぴったりでとても素敵ですね。

こちらは2010年の「ザ・ファイター」でのクリスチャン・ベールさん。この時の体重はなんと”61kg”で、この役のために13kgの減量を行ったのだそう。これまでに何度も過酷な体重の増量と減量を繰り返してきているので、13kgと聞くとクリスチャン・ベールさんにとっては余裕のような気がしてしまいます。それでも十分すぎるほど凄いのですが。

こちらの作品では体重の変化だけでなく髪の毛を抜いたり歯並びを変えて役作りに励み、麻薬中毒の元ボクサーのディッキーを演じたクリスチャン・ベールさんは、みごとアカデミー賞助演男優賞を受賞しました。