クモの能力を持っている大人気ヒーローであるスパイダーマンの正体は、まだ高校生の少年ピーター・パーカー。アベンジャーズメンバーでは最年少になりますね。

そのためあまり頼りになるイメージはありませんが、能力はかなり優れています。クモのように壁を上ったり、糸を飛ばして街中を自由に飛び回ったり、敵を攻撃することも可能。

糸は非常に頑丈なので、どんなに重いものも支えることができ、攻撃する武器や人を助ける道具などさまざまなものに応用可能。

肉体も超人レベルで、自分の何倍もの大きさの車や建物を支えられるので、災害時などで街の平和を守ることに適しています。反射神経も人並外れているので、どんなに早い攻撃も簡単に除けられます。

危険を察知することができるので、緊急事態にすぐ対応できるのも頼もしいところ。頭もとても良く、判断力にも優れているのも注目すべきポイント。

今は他のアベンジャーズメンバーの影に隠れているのですが、これからどんどん強くなることができる”期待の星”なのです。

ハンク・ピム博士が開発した特殊なスーツを身に付け、身長1.5cmになれる世界最小で最強のヒーローであるアントマン。小さくてもそのパワーはかなり強烈！

さらには、アントマンという名に相応しい能力である”アリを操る”ということも可能で、背中に乗れば空も飛び回れます。小さいのでどんなに狭い隙間でも入り込むことができるので、敵から隠れたり機械を破壊するのもお手の物。

能力としてはかなり汎用性が高いので、使い方によってはMCU登場キャラの中でもかなり強くなる可能性を秘めていると考えるファンもいます。

ヒーローらしく正義感はしっかりあるものの、性格がかなり抜けていて、ドジを踏むことも多々あり。非常に娘思いで、あまり残酷なことはしないタイプなので、そういった点ではそんなに強いキャラクターになれないかもしれません。

「アントマン＆ワスプ」では新しいスーツにより、巨大化することもできるようになりました。ぐいぐい前に出てくるような感じではないのですが、本気を出せばアベンジャーズでも指折りのヒーローになれるかも？

第二次世界大戦中、病弱なスティーブ・ロジャースは「スーパーソルジャー計画」という人体実験により、超人として生まれ変わり、愛国心の強い正義の味方キャプテン・アメリカとして悪と戦っています。

血清を打たれたおかげで、身体のあらゆる能力が強化され、人類の中でも最強レベル。ヴィブラニウムでできている盾を使って戦うスタイルが特徴で、人並外れたスタミナやあらゆる格闘技術を持っています。

正義感が人一倍強く、自分の信念を貫くかなりの頑固者。そのため「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」では、アイアンマンと対立してしまい、ギクシャクしてしまいました。

”THE・真面目”なキャプテン・アメリカはアイアンマンとともにメンバーから絶大な信頼を得ているリーダーの1人なんです。盾は防具だけでなく武器や飛び道具にもなるので、キャプテン・アメリカの能力と合わさればまさに無敵！戦闘能力はかなり高いです。

この人物無しではアベンジャーズは語れないと言っても過言ではないほど、最重要キャラクターの1人であるアイアンマン。元々は、スターク・インダストリーという軍需産業会社の社長トニー・スタークという名前で、生身はいたって普通の人間。

「アイアンマン」シリーズの1作目で、心臓の近くにミサイルの破片が突き刺さり、心臓を守る装置を取り付けてなんとか生命を維持しています。キャプテン・アメリカと違って超人ではないので、スーツ無しで凶悪な敵と戦うのはなかなか難しいでしょう。

しかし、人並外れた天才的な頭脳を持っており、自身が開発した高性能パワードスーツを着てしまえば空を自由に飛び回ったり敵を一掃することも可能。画期的な発明によって最強のヒーローの仲間入りを果たした、他に類を見ないキャラクターなのです。

新しいメンバーのスパイダーマンにもその技術を提供したり、戦闘中での判断力にも優れているので、かなり頼りになる存在。いわばキャプテン・アメリカとともに、アベンジャーズのリーダーのような立ち位置にいると考えても良いでしょう。

「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」で初めて登場したヴィジョン。ウルトロンがアベンジャーズを倒すために作り出した人造人間。

超人的な身体能力、飛行能力、AI特有の冷静な判断力、額から出るビームなど超人的なパワーをいくつも兼ね備えています。ナノロボットでできている肉体は透明になることも可能で変幻自在。まさにチートキャラ。有能すぎます。

額にはマインド・ストーンが埋め込まれており、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」ではそのことが原因でサノスから狙われることになってしまいました。ワンダと恋愛関係にあり、ますます本物の人間らしくなってきましたね。

アンドロイドなだけに、とても純粋で正義感に溢れるヴィジョンは、アベンジャーズにとって非常に大切なメンバーの1人だといえます。

天才物理学者であるブルース・バナーは実験中に起きた予期せぬ事故により、致死量のガンマ線を浴びてしまい、緑色の超人ハルクに変身できるようになってしまいます。強い怒りの感情が変身への引き金となり、自分でも制御できない狂暴な性格で怒りが落ち着くまで暴れまわります。

超人的な怪力を備えており、その破壊力がもたらす被害は計り知れません。アベンジャーズのメンバーが束になっても手こずるほどなので、ハルクの強さは折り紙つきだといえるでしょう。

いかにもアメコミっぽい超人的なパワーを誇る他のアベンジャーズメンバーと違って、魔術を駆使して戦うのが特徴的なドクター・ストレンジ。

本名はスティーヴンストレンジで、元々は天才外科医として活躍していましたが、不幸な交通事故に遭ってしまい、命ともいえる両手に後遺症が残るケガを負ってしまいます。名前の通り性格もかなり変わっています。

なんとかして治療法を探そうと奮闘した結果、ネパールにあるカトマンズで魔術師の弟子として修行することになり、魔術の力を手に入れたドクター・ストレンジは人類を守るため悪と戦うことに。

ドクター・ストレンジが身に付けているマントは意思を持っており、空中に浮くことができる欠かせない重要なアイテム。さらに、ドクター・ストレンジは「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でサノスに奪われることになる”タイム・ストーン”も所有しています。これはドクター・ストレンジが身に付けているペンダント（アガモットの目）の中に入っていて、その力で時間を操ることもできてしまうんです。

飛行能力や天才的な知能や体術に加え、まるでどこでもドアのように別の場所へ瞬時に移動できる不思議な光の輪っかなどを作り出すことができます。タイム・ストーンで未来予知なども可能。

まさに向かうところ敵なしの圧倒的な強さの持ち主。あまり騒がしいキャラではないので、アイアンマンやキャップ、ソーの影に隠れてしまいがちですが、実はかなり有能なんですね。

原作コミックのファンの間でも人気の高いキャラクターであるセクシーで魅力的なスカーレット・ウィッチ。マインド・ストーンにより強大なパワーを手に入れた女性ヒーローで、幼い頃にスターク・インダストリーズが開発した武器のせいで両親が亡くなってしまい、社長であるトニー・スタークを憎んでいました。

悪の組織ヒドラの残党による人体実験で生み出された超能力者であるスカーレット・ウィッチ。テレキネシス能力を駆使して繰り広げる技の数々はまさに無敵！自分自身だけでなく人や物を浮遊させる能力や、マインドコントロール能力によって人の精神を支配して操ることも可能。

「アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン」ではアベンジャーズの敵として弟のピエトロ（クイックシルバー）とともに登場し、最後にアベンジャーズに正式に加入しました。もはや人の精神を乗っ取れる時点でチート的な強さですね。

オーディンとジョオドという2人の神の間に生まれたソー。雷神でありアスガルドの王に君臨する人物。裏切り行為を繰り返し、敵なのか味方なのか分からない立ち位置にいるけれど、なぜか憎めない弟ロキがいます。

「マイティ・ソー/バトルロイヤル」では邪悪な姉ヘラに片目をつぶされ、故郷アスガルドも破壊されるという散々な人生経験をしています。

ソーにしか扱うことのできないハンマーで敵を蹴散らし、さらには「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の惑星ニダベリアで手に入れた”ストームブレイカー”いう雷鳴を操る新たな武器で、アベンジャーズが手こずっていたサノス軍を1人で一掃してしまうという反則的な強さを誇っています。

さすがに超人的で個性あふれるパワーを持つアベンジャーズメンバーといえど、神の力を持つソーが本気になったら敵わないのではないでしょうか。一撃の重さが他のメンバーと比べものになりません。

MCU作品に登場する女性陣はもちろん男性陣と比べても圧倒的な強さを誇る女性ヒーローであるキャプテン・マーベル。本名はキャロル・ダンヴァースで、元々はアメリカ空軍のパイロットをしていた地球出身の普通の人間。

ある事故によって銀河でも最強に近い戦闘種族クリー人のDNAと融合して生まれ変わり、さらには”スターフォース”というテロリスト特殊部隊に所属しているというエリートっぷり。

とある任務でスクラル人の罠にはまり、なんとか逃げ出すも地球に墜落。過去の記憶を失っているヴァースはニック・フューリー（アベンジャーズを結成させた人物）とともに失われた記憶を徐々に取り戻していき、自身の中に眠る特殊能力を覚醒させていきます。

自由に空を飛び回ることのできる飛行能力や超人的な怪力に加え、未来を予知する能力や手から発射するビーム”フォトンブラスト”など実にさまざまな能力を持っています。

これでは、アベンジャーズのメンバーは誰一人歯が立たなくても仕方がありませんね。もはやズルいです。彼女1人でサノスに挑んでもかなりいい勝負ができるのではないでしょうか。

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」では、6つのインフィニティ・ストーンを全て奪い取り、自身の信念を貫くため、全宇宙の人口を半分に減らすという恐ろしい計画を見事に実行したサノス。

ガントレットをはめた指を1回パチンと鳴らすだけで、あっけなくアベンジャーズのメンバーや多くの人々が一瞬にしてサラサラと灰のように消えていってしまいました。

これまで登場した敵と比べても、ここまでアベンジャーズが手こずる相手はいませんでした。ほとんどインフィニティ・ストーンのおかげのような気がしますが、これはもう完全にチート的な強さでしたね。一見完全なる悪のように見えますが、サノスはサノスなりに”正義感”を持って行動しているのです。そのためのは娘であるガモーラまで犠牲にしてしますのですが、サノスは心からガモーラを愛していたようです。なんだか複雑ですね。