実写映画「スパイダーマン」の興行収入や作品評価などを見ていきます。

鑑賞の順番は公開順がおすすめです。リブート版なら作品ごとにストーリーが変わるのでどの作品から観ても問題ないでしょう。

マーベルコミック原作『スパイダーマン』の実写映画版第5作目です。

公開：2014年4月25日
上映時間：142分
日本興行収入：31.4億円
世界興行収入：7億900万ドル（約759億円）
平均評価：69/100

監督：マーク・ウェブ
キャスト：アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、ジェイミー・フォックス、デイン・デハーン、コルム・フィオール　他
製作会社：マーベル・エンターテインメント
配給：コロンビア映画

オズコープで働く優秀な電気技師マックス・ディロンは、目立たなく地味な存在でしたが、命を救ってくれたスパイダーマンに憧れ、異常な執着心がありました。ある日電気事故が起き、マックスは電気人間になり、自分をコントロールできなくなり、タイムズスクエアを破壊させてしまいます。

そこに現れたスパイダーマンでしたが、マックスのことを覚えていなかったため、逆恨みされるのでした。

その頃、ピーターの旧友であるオズコープCEOの息子ハリー・オズボーンがマンハッタンに帰ってきます。父の死と共にオズコープ社のCEOに就任したハリーでしたが、あまりにも無鉄砲なやり方に役員たちは、ハリーを追放してしまいます。

そんなハリーは不治の病にかかっており、治すにはスパイダーマンの血液が必要ということで、ピーターに懇願しましたが断られたため、スパイダーマンを憎んでいました。そして自ら蜘蛛の毒素で治そうとしましたが毒素はハリーの体を「グリーンゴブリン」へと変貌させてしまうのです。

マーベルコミック原作『スパイダーマン』の実写映画版第4作目です。

公開：2012年6月30日
上映時間：136分
日本興行収入：31､6億円
世界興行収入：7億5200万ドル（約800億円）
平均評価：71/100

監督：マーク・ウェブ
キャスト：アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、リス・エヴァンス、デニス・リアリー、マーティン・シーン　他
製作会社：マーベル・エンターテインメント
配給：コロンビア映画、ソニーピクチャー

両親を亡くしたピーター・パーカーは、父について知りたくて生前働いていたオズコープ社のコナーズ博士に近づくために公開実習に参加します。ピーターはオズコープの「バイオケーブル」開発室に一人で侵入し、遺伝子組み換えされた蜘蛛に刺されてしまいます。そして帰りの電車内でピーターの体に異変が起こります。

帰宅したピーターとベンは言い争いになりピーターが家を飛び出してベンが後を追って行きますが、逃走する強盗に撃たれて死んでしまいます。

ピーターは叔父を殺した犯人を捕まえようと、オズコープの協力を得てスパイダースーツを作ります。

その頃コナーズ博士は開発した薬の結果発表が迫っているため、自分の体で薬の効果を試そうとしましたが失敗して、「リザード」という怪物になってしまうのでした。

マーベルコミック原作『スパイダーマン』の実写映画版第2作目です。

公開：2004年7月10日
上映時間：127分
日本興行収入：67億円
世界興行収入：7億8300万ドル（約839億円）
平均評価：75/100

監督：サム・ライミ
キャスト：トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコ、アルフレッド・モリーナ　他
製作会社：マーベル・エンターテインメント、コロンビア映画
配給：コロンビア映画、ソニーピクチャー

グリーンゴブリンとの戦いから1年、ピーターは大学に通いながらスパイダーマンとしての役目も果たしていました。しかし、ヒーローとしての仕事が忙しく、大学は落第寸前で、バイト先のピザ屋もクビになってしまいました。

そんなある日、ハリー（グリーンゴブリン）と再会します。ハリーはピーターが尊敬するオズコープ社の科学者オットー・オクタビアスを紹介します。

オクタビアス博士は観衆の前で核融合のデモンストレーションを行ったところ失敗し、会場は破壊されオクタビアス博士も意識不明となります。ピーターはスパイダーマンとなり人々を救済し、何とか最悪の事態は免れました。

しかし、スパイダーマンの使命に迷いを抱いていたピーターの力は次第に弱まってきます。

マーベルコミック原作『スパイダーマン』の実写映画版第1作目です。
この作品では、第75回アカデミー視覚効果賞にノミネートされました。

公開：2002年5月11日
上映時間：121分
日本興行収入：75億円
世界興行収入：8億2100万ドル（約880億円）
平均評価：74/100

監督：サム・ライミ
キャスト：トビー・マグワイア、ウィレム・デフォー、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコ　他
製作会社：コロンビア映画、ローラ・ジスキン・プロダクションズ、マーベル・エンタープライゼズ
配給：コロンビア映画、ソニーピクチャー

両親を早くに亡くし、叔父夫婦に育てられているピーター・パーカーは、科学オタクの高校生です。

ある日社会見学でコロンビア大学の研究室を訪れたピーターは、研究室で遺伝子改良された新種の蜘蛛「スーパースパイダー」に噛まれてしまいます。

翌日からピーターの体に激しい悪寒が走り、手からは蜘蛛の糸のようなものが飛び出し、手の平から生えてきた細い毛のようなもので壁をよじ登ることが出来るようになりました。

自分を育ててくれた叔父が、自分のミスで殺されてしまったことから呵責の念を抱いていたピーターは、この能力を使って悪を倒すことを決心します。

ソニーピクチャーは、『スパイダーマン:ホームカミング』と世界を共有した作品として捉えているため、スパイダーマンの付属映画とされています。

公開：2018年11月2日
上映時間：112分
日本興行収入：22.5億円
世界興行収入：8億2100万ドル（約916億円）
平均評価：69/100

監督：ルーベン・フライシャー
キャスト：トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ、リズ・アーメッド、ジェニー・スレイト　他
製作会社：コロンビア映画、マーベル・エンターテインメント、テンセント・ピクチャーズ、アラッド・プロダクションズ、パスカル・ピクチャーズ
配給：ソニーピクチャー

サンフランシスコの記者エディ・ブロックは、ライフ財団がとても危険な人体実験を行っていることを知り、ライフ財団のリーダーであるカールトン・ドレイクに問い詰めます。

しかしその後エディは、ライフ財団の根回しにより会社を解雇されてしまいます。

半年後、ライフ財団の研究者ドーラ・スカース博士の手引きで研究室に潜入したエディは、知人のマリアが被験者として捕まっていることを知り、助けようとしますが、彼女の体内に巣食う地球外生命体・シンビオートに寄生され、次第に心と体を乗っ取られていくエディでした。