人体の水分を抜き去って人間をチリに変えてしまう機械が発明され、4人の悪党はその機械を奪う計画を立てます。ジョーカー、キャットウーマン、ペンギン、ナゾラーはその計画を実行するために邪魔なバットマンとロビンを片付けようとします。

バットマンは罠にかかってしまい、機械と開発者は4人の悪党に奪われてしまいました。その機械を使って悪事を働く4人の悪党を止めるためにバットマンは再び立ち上がります。

前作の「バットマン・リターンズ」からキャストもスタッフも一新された作品。監督もティム・バートンからジョエル・シュマッカーへ変更となりました。

アカデミー賞では撮影賞、録音賞、音響編集賞の3部門でノミネートされ、初めて映画にロビンが登場した作品でもあります。出演キャストはかなり豪華で、ニコール・キッドマンやジム・キャリー、トミーリー・ジョーンズが出演したことでも話題になりました。

自身の顔を損傷したことはハービーは助けてくれなかったバットマンを恨むようになり、ゴッサムシティで悪事を働くようになります。一方、ブルース・ウェインの会社で働いていたニグマはホログラムを使った発明をするもグルーすに制作の拒否をされ退社してしまいます。

その後、ニグマはハービーと手を組んで悪事によって資金調達し、自身の発明を商品化したことで大富豪になります。2人は邪魔なバットマンを倒すために街での悪事を続け、彼らに対抗するべくバットマンは相棒のロビンと戦います。

「ジャスティス・リーグ」の地上最速のヒーロー、フラッシュが主人公の作品です。興行収入はそこまで振るわなかったものの、鑑賞した人々からは高い評価を得ている作品でもあります。

約30年ぶりにマイケル・キートン演じるバットマンが復活したことや、2人のバットマンが時空を超えて登場することでも話題になりました。

地上最速のヒーロー、フラッシュことバリー・アレンは、そのスピードで時間をも超越し、幼いころに亡くした母親の命を救おうと過去にさかのぼります。しかし、この行動により歴史が改変された世界では、スーパーマンやワンダーウーマンは存在せず、バットマンは全くの別人になっていました。

さらに、かつてスーパーマンが倒したはずの敵が大軍を率いて襲来し、地球植民地化を始めます。フラッシュは別人のバットマンや女性ヒーローのスーパーガールとともに世界を救おうと奮闘します。

映画「シザーハンズ」や「アリス・イン・ワンダーランド」などを手がけた奇才ティム・バートン監督が手がけた最初のバットマンシリーズ第1弾。ゴッサムシティの平和を守るバットマンとジョーカーの対決を描いた作品です。

旧テレビシリーズから映画化されたバットマンからじつに23年ぶりの映画化であり、再びバットマン人気が再燃した作品にもなります。

元々はマフィアのボスだったジャックがバットマンとの戦いの末にジョーカーに変貌した様子なども描かれています。

犯罪が多い街ゴッサムシティに突如に現れた謎のヒーローバットマン。彼の活躍は犯罪者だけでなく、街全体に知れ渡るようになり、それを新聞記者にも注目される存在となりました。

その後、ゴッサムの裏社会に君臨するジャックがバットマンにその悪事を暴かれ、バットマンとの戦いで化学薬品が入ったタンクに転落してしまいました。

そこからジャックの風貌は変わってしまい、バットマンへの復讐のために動き始めます。

ティム・バートン監督が手がけたバットマン作品。ペンギンとキャットウーマンが悪役として登場し、映画の内容は悪役を中心に描かれています。バットマンは彼らを引き立てるためのヒーローとして登場し、主役ではあるもののメインではありません。

また、映画にはCGがかなり取り入れられていて、初となる5.1チャンネルサラウンドを用いた作品としても知られています。

両親に捨てられ、動物園のペンギン達に育てられた悪党「ペンギン」。自身はサーカス団のギャングを率いて日夜悪事を働いていました。一方、ある会社で社長の秘書として働いていたセリーナでしたが、ある日社長の悪事を知ったことでビルから突き落とされてしまいました。

なんとか命は助かったセリーナでしたが、自身を突き落とした社長への復讐心からキャットウーマンへと変貌します。その後、ペンギンとキャットウーマンは共謀し、邪魔者になるバットマンを倒す計画を立てます。

バットマンの新シリーズとして始まった「ダークナイト・トリロジー」の第1弾。映画はバットマンの誕生秘話を描いた作品となっていて、バットマンが悪と戦う様子がメインではなく、あくまで人間模様を描いた大人受けする作品です。

そのため、子供よりも大人からの評判が非常に高く、ヒーローものが苦手な方でも間違いなく楽しめる映画です。また、この映画には日本の渡辺謙が出演したことでも話題になりました。

主人公のブルースウェインは子供の頃に井戸に落ち、そこでコウモリに襲われたことがトラウマになってしまいます。その後、両親とオペラを見に行った帰りに強盗に襲われてしまい、両親は殺害されてしまいました。

そこから彼は自身の両親を殺害した相手への復讐心を燃やし、悪に手を染め、世界中を放浪するようになります。放浪の旅を終えをゴッサムシティに帰ってきたブルース・ウェインは街の汚職や腐敗、犯罪から街を救うために「バットマン」として夜の街で一人悪と戦うことを始めます。

3部作で構成される「ダークナイト・トリロジー」の最終章。前作から8年後を描いた作品で、バットマンとしての活動から引退したブルース・ウェインから物語は始まります。

映画は165分もかなりの大作で、世界中で大ヒットしたことでその興行収入は10億8000万ドルと言われています。また、衝撃のラストシーンも見もので、ファンの間では様々な憶測が飛び交いました。

街に平和が戻って8年が経ったゴッサムシティ。バットマンはすでに引退し、ブルース・ウェインもウェイン産業の取締役から退いていました。そんな中キャットウーマンとして盗みを働いているセリーナがブルースの指紋を盗みます。

その後、セリーナの雇い主だった傭兵団を率いるベインがゴッサムシティで悪事を働くようになり、ブルースも破産させられてしまいます。さらにブルースは「奈落」という牢獄へ幽閉されてしまい、ゴッサムシティは荒れた街へと変貌してしまいました。