クリストファー・ロイドさんは実写映画版の1&2に出演し、フェスター・アダムス役を担当。作品はホラー・コメディの傑作であり、ダークな世界観とユニークなシナリオに多くの人が夢中になりました。

「アダムス・ファミリー」の実写映画版は3作目も存在しており、タイトルは「アダムス・ファミリー3再結集（原題：Addams Family Reunion）」。1&2は世界各国の劇場で公開されましたが、3は劇場で公開されておらず、テレビ映画として放送されました。

1&2との繋がりはなく、キャストもクリストファー・ロイドさんは出演しておらず別の俳優がフェスター・アダムス役を担当。2020年6月は日本向けにDVD版が発売されていないようですので、少々レアな作品となっているようですね。

クリストファー・ロイドさんが出演した作品のなかで、一番の代表作との声も多い傑作が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズです。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズは、多くの人のロマンであるタイムトラベルをテーマにしたSF映画。クリストファー・ロイドさんはドクことドクター・エメット・L・ブラウン博士を演じ、マイケル・J・フォックスさんが演じている主人公マーティ・マクフライとの掛け合いも見どころの大ヒット映画シリーズなのです。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は1985年に第1作が公開され、全世界で大ヒットを記録。作品内の重要な車であるデロリアンも話題になり、「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」などの続編も大ヒットしました。

クリストファー・ロイドさんは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズと「アダムスファミリー」シリーズの両方に出演しましたが、そのことを知らない人は意外と少なくはないようですね。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズといえば、以前ユニバーサルスタジオジャパンでオープンしていたアトラクション「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」も有名。ユニバーサルスタジオジャパンのアトラクションの中で「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」が一番好きという人も大勢いたため、復活を望んでいる人も多いのではないでしょうか。

「アダムスファミリー」シリーズと同じく、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」も日本語吹き替え版の人気も高い映画作品。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」はソフト版とテレビ放送版ではキャストが異なりますが、特に多くの人に親しまれているのがソフト版で演じた青野武さんの声でしょう。

青野武さんは声優業界の大ベテランであり、国民的テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」のさくら友蔵役を演じていたことでも有名。長年ゲームファンに愛されている「ロックマン」シリーズの名物キャラ、ドクターワイリーの声を演じたことでも知られており、映画の吹き替えのみならず、大作アニメ・ゲームにも多数出演したほどの大物声優なのです。

普段映画は字幕派という人も、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の吹き替え版を視聴してみてはいかがでしょうか。