メアリー・セレスト号の謎

メアリー・セレスト号の謎

メアリー・セレスト号は発見された当初「無人」で、船乗りに大切な様々な計器は破壊されるか無くなっていたそうです。ですが、積み荷は無事で食料もしっかり備蓄されていて、転覆などではないと思われます。

また、船の手すりには何ヶ所かに血痕が残っていて、そのうちのひとつには不自然なひっかき傷もあったそうです。

その後、メアリー・セレスト号の乗組員が発見された?

その後、メアリー・セレスト号の乗組員が発見された?

メアリー・セレスト号の事件があった翌年、スペイン沿岸に2隻のボートが漂着しました。このボートには6人の遺体とアメリカの国旗があったそうです。

ですが、彼らについてはメアリー・セレスト号の乗組員かどうかは調べられなかったようで、事件は迷宮入りとなっています。

航海中の人々が全員行方不明になってしまったメアリー・セレストの話

出典:YouTube

【第3位】切り裂きジャック

【第3位】切り裂きジャック

100年以上前に世界中で有名な未解決事件。「切り裂きジャック」と呼ばれる犯人が次々に殺人を犯し、その犯罪手口から「切り裂きジャック」と名付けられました。

ちなみに「ジャック」というのは犯人の名前ではなく、日本でいうところの「名無しの権兵衛」と同様の意味だそうです。英語では「ジャック・ザ・リッパー」と言います。

【事件の内容】

1888年8月31イギリス・ロンドンにて売春婦をしていた42歳の女性が何者かに殺害されるという事件が起こりました。この事件で女性は腹部を切り刻まれていて、これが切り裂きジャック最初の犯行と言われています。

その後は同年9月8日に1件、9月30日に2件、11月9日に1件の殺人事件が起こり、いずれも遺体は激しく切り刻まれていて、全員が「売春婦」でした。

切り裂きジャックは犯行声明文を新聞社に送っていた

切り裂きジャックは犯行声明文を新聞社に送っていた

切り裂きジャックは当時新聞社に手紙を送り付けていて、その内容は売春婦が嫌いで、犯行はまだ続くといったものでした。また、この手紙にはいずれも「切り裂きジャック」という署名もあったようしたが、犯人逮捕にはいたりませんでした。

犯人候補は数人いた

犯人候補は数人いた

1888年にイギリス・ロンドンで起きたこの事件には「被疑者」とされる怪しい人物がいたようですが、いずれも逮捕には至っていません。この被疑者の中には犯罪者も多く、売春婦を毛嫌いしていた人物などもいたそうです。

また、「切り裂きジャック」はその犯行の異常性から精神疾患があると思われていて、当時の被疑者も大半は精神疾患があったようです。ですが、いずれも犯人とは違ったようで、この事件は迷宮入りとなりました。

ロンドン中を震撼させた・・・ジャック・ザ・リッパー! - YouTube

出典:YouTube

【第2位】ゾディアック事件

【第2位】ゾディアック事件

アメリカで最も有名な未解決事件。ゾディアックはアメリカで起きた連続殺人事件を起こした犯人のことで、この犯人は警察やメディアに対して多数の犯行声明文を送り付けていて、これまでに犯人についての情報も多数寄せられています。

ですが、事件から50年以上が経った現在でもその真相はわかっておらず、犯人は謎のままとなっています。

【事件の内容】

1968年12月20日サンフランシスコ郊外のハーマン湖にて17歳の男性と16歳の女性が何者かに射殺され遺体で発見されます。1969年7月4日には19歳の男性と22歳の女性が駐車場で何者かに銃で撃たれ、女性は亡くなり、男性は重傷を負うも生き残りました。

その後生き残った男性の証言で20代後半から30代前半の白人男性で、ぽっちゃりした体型だったそうです。その翌日にはなんと警察へ犯人を名乗る男から連絡が入り、「この2件の殺人事件とそれ以前に行われた殺人事件は自分が行った」と明かされ、犯人しか知りえない情報を知っていたことから電話の相手は間違いなく犯人だったと思われます。

ゾディアックは警察とメディアへ手紙を送り、その後も犯行は続いた

ゾディアックは警察とメディアへ手紙を送り、その後も犯行は続いた

ゾディアックはこの2件の殺人以外にも殺人事件を犯していることを警察に明かし、その後はゾディアックを名乗る人物から警察とメディアへ向けて暗号文を含んだ大量の手紙を送りつけています。

さらにその後も殺人事件は続き、1974年にゾディアックは「これまでに37人の命を奪った」と警察に明かし、この手紙を最後にゾディアックからの手紙は途絶え、事件は迷宮入りとなりました。

現在も捜査は継続中

現在も捜査は継続中

ゾディアック事件は2020年となった現在でも捜査が継続されているようで、これまでに数多くのゾディアック候補となった人物や模倣犯がいたようですが、そのどれもがゾディアックでは無かったようです。

ゾディアック事件の真犯人は。。。?!【未解決事件深堀】

出典:YouTube

【第1位】ディアトロフ峠事件

【第1位】ディアトロフ峠事件

この事件は1959年2月2日に当時のソ連のウラル山脈北部にて雪山登山をしていた男女9人が遺体で発見されたというもので、未だにその死については「謎」のままになっている未解決事件です。

その後も捜査は続き、2019年にロシアから「自然現象が原因」と発表しましたが、それでも不可解な謎は多く残されています。

【事件の内容】

1959年1月25日、男性8人、女性2人が事件の起きた雪山登山へ出発。その翌日に男性1人がリウマチの悪化で登山を断念します。残りの9人で登山を開始し、その後登山メンバー9人の消息が途絶えます。

当初は登山を終える予定だった2月12日に電報が送られてくる予定でしたが、電報が送られてくることはなく、2月20日になっても9人のメンバーが帰ってこなかったことから捜索が開始され、そこで遺体となって発見されました。

この事件は不可解な謎が多い

この事件は不可解な謎が多い

ディアトロフ峠事件は亡くなった9人全員が争った形跡は無く、2人が頭蓋骨骨折、別の2人はろっ骨骨折があり、残りは寒さが原因で亡くなったそうです。さらに何人かの衣服からは「放射線」が検出されているようで、その数値はかなり高いものだったそうです。また、彼らのテントは内側から切り裂かれていたようで、なぜ全員がマイナス30度の中テントの外に出たのかも理由はわかっていません。

ディアトロフ峠事件60年後の真相とは?!

出典:YouTube

ディアトロフ峠事件は映画にもなっている

ディアトロフ峠事件は映画にもなっている

世界中で有名なディアトロフ峠事件は2013年に「ディアトロフ・インシデント」というSFホラー作品の題材になっていることでも知られています。この映画はこの事件を元に雪山での恐怖体験を描いたものになっています。

『ディアトロフ・インシデント』予告編

出典:YouTube

世界の未解決事件についてまとめ

海外の未解決事件を衝撃順ランキングにしてご紹介しました。

第1位:ディアトロフ峠事件
第2位:ゾディアック事件
第3位:切り裂きジャック
第4位:メアリー・セレスト号
第5位:ケンタッキー肉の雨事件

どの事件も未解決で時効を迎えたあとに犯人が判明したものもありました。また、どの事件も凄惨なものが多く、とても人間のやることとは思えません。今後はこういった凄惨な事件が無いことを願います。

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