第2代皇帝
王朝 唐
在位期間 626年9月4日 - 649年7月10日
生年 開皇17年12月16日
（598年1月28日）
没年 貞観23年5月26日
（649年7月10日）

長安を都と定めて唐を建国した。太宗は主に軍を率いて各地を転戦して群雄を平定し、626年にクーデターの玄武門の変にて皇太子の李建成を打倒して皇帝に即位し、群雄勢力を平定して天下を統一しました。優れた政治力を見せ、広い人材登用で官制を整えるなど諸制度を整えて唐朝の基盤を確立し、貞観の治と呼ばれる太平の世を築きました。対外的には、東突厥を撃破して西北の遊牧民の首長から天可汗の称号を贈られ、騎兵戦術を使った武力において卓越し、文治にも力を入れるなど文武の徳を備え、中国史上有数の名君の一人と称えられています。

ソビエト連邦初代最高指導者
1922年12月30日 – 1924年1月21日
生誕 1870年4月22日
死没 1924年1月21日（53歳）

ロシア社会民主労働党ボリシェヴィキ派の指導者として活動し、1917年に十月革命を成功させ、史上初の社会主義国家であるロシア・ソビエト共和国を樹立し、人民委員会議議長として同国の初代指導者に就任。翌1918年にはボリシェヴィキによる一党独裁体制を確立させると共に、党名を共産党と改めた。1919年には第二インターナショナルに代わる共産主義政党の国際組織としてコミンテルンの創設を主導、その後1922年にはソビエト連邦の成立に深く関与し、同連邦の初代最高指導者を1924年に死去するまで務めました。マルクス主義者として政治、経済の分析から哲学に至るまでさまざまな著作を残し、その思想はレーニン主義として継承されています。

生後まもなく母を失い，叔母の手で養育されました。 16歳で結婚、息子ラーフラをもうけましたが、29歳のとき意を決して出家します。修行の末、35歳頃ブッダガヤーの菩提樹の下で悟りを開き、ブッダ buddha (仏陀 ) 、すなわち覚者となりました。ワーラーナシの郊外サールナートの鹿野苑で最初の説法を行い、以後 80歳で没するまで、ガンジス川流域の中インド各地を周遊して人々を教化しました。

ローマ皇帝
在位 379年 - 395年
出生 347年1月11日
死去 395年1月17日

有能な将軍であったテオドシウスは父の処刑のため辞任を余儀なくされるが、ウァレンス帝の死後呼び戻され、グラティアヌス帝によって東方担当の皇帝に任ぜられます。 前任のウァレンス帝が対応を誤ったゴート族とは382年10月に協定を結び、帝国領内への定住を認めます。 388年にグラティアヌス帝を殺害したマグヌス・マクシムスを破って帝国全体を統治する皇帝となり、390年にテッサロニケの住民の虐殺を命じ、ミラノの司教アンブロシウスに破門され、公に懺悔することを強いられます。391年に異教徒の供儀を禁じ、キリスト教を国教化しました。

ドイツ皇帝プロイセン国王
在位 1888年6月15日 - 1918年11月28日
出生 1859年1月27日
プロイセン王国、ベルリン、皇太子宮殿
死去 1941年6月4日（82歳没）

ドイツ帝国のホーエンツォレルン家第3代の皇帝で、ヴィルヘルム1世の孫で母はイギリスのヴィクトリア女王の娘です。1888年、29歳で即位、ビスマルク首相を辞任させ、親政によってドイツの膨張政策を主導、イギリス・フランス・ロシアとの対立を深め、1914年7月に第一次世界大戦を引き起こすこととなり、その敗戦によって1918年11月10日にベルギーに亡命しました。

出生 1483年11月10日
死去 1546年2月18日 （62歳）

1517年、ドイツで宗教改革を開始した人物で、ローマ教皇から破門されながら、批判を貫き、聖書中心主義、信仰義人説を掲げてキリスト教の新教（プロテスタント）を成立させた偉人です。

生年 1869年10月2日
没年 1948年1月30日（78歳没）

第一次世界大戦後のインド独立運動の指導者です。第一次世界大戦後から国民会議派を率いてインドの独立運動を、非暴力・不服従という戦術で展開し、第二次大戦後に独立を達成しました。ヒンドゥー教徒とイスラーム教徒の融合を終生追求しましたが、ヒンドゥー狂信者によって暗殺されてしまいます。

生誕 1451年頃
死没 1506年5月20日

1492年、大西洋を横断した航海者です。イタリアのジェノヴァ出身にもかかわらず、スペイン王の事業として実施。数回にわたり新大陸の東岸を探検しましたが、彼は生涯、その地をインドの一部と信じていたそうです。

生誕 紀元前427年
死没 紀元前347年
時代 古代哲学

前４世紀、古典期ギリシアを代表するアテネの哲学者です。ソクラテスの弟子として思索を深め、イデア論などの認識に達し、理想的国家のあり方を国家論で展開しました。アテネに学塾アカデメイアを開設したことでも知られる人物です。

生年月日 1815年4月1日
没年月日 1898年7月30日（83歳没）

プロイセン王のもとで首相兼外相としてドイツ統一に尽力し、統一後のドイツ帝国では初代宰相兼首相となり、これを19年間務めた人物です。統一以前に行った演説「現在の大問題は、演説や多数決ではなく、鉄と血によってこそ解決される」鉄血宰相の由来となったこの演説は、あまりにも有名です。

ガイウス・ユリウス・カエサルは、共和政ローマ期の政治家、軍人であり、文筆家です。「賽は投げられた」、「来た、見た、勝った」 、「ブルータス、お前もか」などの特徴的な引用句でも知られる。また彼が布告し彼の名が冠された（ユリウス暦）は、紀元前45年から1582年まで1600年間以上に渡り欧州のほぼ全域で使用され続けました。

ローマ皇帝
出生 270年頃、2月27日
死去 337年5月22日

コンスタンティヌス1世は、ローマ帝国の皇帝で、複数の皇帝によって分割されていた帝国を再統一し、元老院からマクシムスの称号を与えられた人物です。また、ローマ帝国の皇帝として初めてキリスト教を信仰した人物であり、その後のキリスト教の発展と拡大に重大な影響を与えた。このためキリスト教の歴史上特に重要な人物の1人であり、ローマカトリック、正教会、東方諸教会、東方典礼カトリック教会など、主要な宗派において聖人とされています。

ソビエト連邦第2代最高指導者
1924年1月22日 – 1953年3月5日
生誕 1878年12月18日（ユリウス暦12月6日）
死没 1953年3月5日（74歳）

初代「赤い皇帝」、共産主義の大看板、レーニンの残忍さとユートピア計画の正当な後継者です。ヒトラーと並ぶ20世紀の独裁者といわれ、強力なリーダーシップにより、ソ連の重工業を重点的に発展させ、工業化を推し進めるとともに軍事力を強化してソ連を大国へと押し上げました。ヒトラー率いるナチスドイツとの戦いでは、ソ連のリーダーとして戦争を勝利へと導きました。

生誕 1818年5月5日
死没 1883年3月14日（64歳没）

フリードリヒ・エンゲルスの協力を得ながら、包括的な世界観および革命思想として科学的社会主義（マルクス主義）を打ちたて、資本主義の高度な発展により社会主義・共産主義社会が到来する必然性を説いた。ライフワークとしていた資本主義社会の研究は『資本論』に結実し、その理論に依拠した経済学体系はマルクス経済学と呼ばれ、20世紀以降の国際政治や思想に多大な影響を与えた人物です。

フランス人民の皇帝
在位
1804年5月18日 - 1814年4月11日
1815年3月20日 - 1815年6月22日
出生 1769年8月15日
死去 1821年5月5日（51歳没）

フランス革命後の混乱を収拾し、軍事独裁政権を樹立しました。大陸軍（グランド・アルメ）と名づけた巨大な軍隊を築き上げて、フランスでの王政の復活を企図する王党派とのナポレオン戦争を戦い、幾多の勝利と婚姻政策によって、イギリス、ロシア、オスマン帝国の領土を除いたヨーロッパ大陸の大半を勢力下に置きましたが、最終的に対仏大同盟との戦いに敗北し流刑地のイギリス領セントヘレナにて没しました。

ローマ帝国初代の皇帝アウグストゥスとなった人物です。父は騎士階級でしたが、母がカエサルの姪であったので養子となり、カエサルの死後、その部将であったアントニウスなどとの第2回三頭政治を前43年に成立させた後、エジプトの女王クレオパトラと結んだアントニヌスとアクティウムの海戦で戦い、勝利して権力を確立し、プトレマイオス朝エジプトを滅ぼし地中海世界を征服しました。圧倒的な戦勝を背景に、前27年、アウグストゥスの称号を贈られ、ローマ帝国の初代皇帝となりました。

「論語」は孔子とその弟子との言行録で、堯、舜、文王、武王、周公旦らを尊崇し、古来の思想を大成し、為政者の徳によって民衆を教化する徳治主義を根幹とし、周の遺制たる礼楽制度による周への復古を説きました。その教えは、儒教として中国思想の根幹となり、後世に大きな影響を及ぼしました。

ドイツ総統
ドイツ国首相
生誕 1889年4月20日
死没 1945年4月30日（56歳）

アドルフ・ヒトラーは、ドイツの政治家でドイツ国首相、および国家元首（総統）であり、国家と一体であるとされた国家社会主義ドイツ労働者党（ナチス）の指導者です。1933年に首相に指名され、1年程度で指導者原理に基づく党と指導者による一極集中独裁指導体制を築いたため、独裁者の典型とされました。その冒険的な外交政策と人種主義に基づく政策は、全世界を第二次世界大戦へと導き、ユダヤ人などに対する組織的な大虐殺「ホロコースト」を引き起こしたと認識されています。敗戦を目前にした1945年4月30日、自ら命を絶ちました。

出生 紀元前356年7月20日
死去 紀元前323年6月10日（満32歳没）

父フィリッポス2世はヘラクレスを祖とし、母オリュンピアスはアキレウスを祖とする家系であり、ギリシア世界で最大の栄光を持つ両英雄の血筋と考えられ、ギリシア随一の家系的名誉でした。家庭教師アリストテレスから多くを学び、アケメネス朝ペルシアを滅ぼし、ギリシアからインドにまたがる大帝国を築き、東西文化の融合を進めた人物です。

生誕 570年頃
死没 632年6月8日

ムハンマドは、アラブの宗教的、社会的、政治的指導者であり、イスラム教の創始者です。イスラム教の教義によると、彼は預言者であり、アダム、アブラハム、モーセ、イエス、その他の預言者の一神教の教えを説き、確認するために遣わされました。ムハンマドはイスラム教のすべての主要な宗派において神の最終預言者と考えられていましたが、現代の一部の宗派ではこの信念から外れているものもあります。ムハンマドはアラビアを一つのイスラム教国家に統一し、コーランと彼の教えと実践がイスラム教の信仰の基礎となっています。

初代皇帝
王朝 秦
在位期間 前247年五月丙午 - 前210年七月丙寅
生年 前259年2月18日（冬12月28日）
没年 前210年9月10日（秋7月22日（丙寅）)

前221年に秦王政として中国統一を達成、最初の皇帝として始皇帝の諡号を贈られました。支配地全土に郡県制を施行したほか、文字・貨幣・度量衡などの統一を行い、後の中国の皇帝政治の基礎を築きましたが、その没後に農民反乱が起こり、秦王朝はわずか15年で崩壊しました。

モンゴル帝国初代皇帝
在位 1206年 - 1227年8月25日
出生 大定2年4月16日
（1162年5月31日）
死去 太祖22年7月12日
（1227年8月25日）

大小様々な集団に分かれてお互いに抗争していたモンゴルの遊牧民諸部族を一代で統一し、中国・中央アジア・イラン・東ヨーロッパなどを次々に征服し、最終的には当時の世界人口の半数以上を統治するに到る人類史上最大規模の世界帝国であるモンゴル帝国の基盤を築き上げた人物です。死後その帝国は百数十年を経て解体されたが、その影響は中央ユーラシアにおいて生き続け、遊牧民の偉大な英雄として賞賛された。特に故国モンゴルにおいては神と崇められ、現在のモンゴル国において国家創建の英雄として称えられています。

キリスト教の多くの教派において、三位一体の教義の元に、神の子が受肉して人となった、真の神であり真の人である救い主として信仰の対象となっています。イエスの言行を記した福音書を含む『聖書』は世界でもっとも翻訳言語数が多い歴史的ベストセラーであり、音楽・絵画・思想・哲学・世界史などに測り知れない影響を与えています。