コロンビア号空中分解事故まとめ~原因・死者や乗組員の最後の音声・残骸と遺体・その後現在も総まとめ
2003年2月1日に起きたコロンビア号空中分解事故は、ミッションを終えたコロンビア号が帰還する際の大気圏突入時に起きたスペースシャトルの空中分解事故です。その原因や死者、乗組員の最後の音声や残骸と遺体、その後と現在をまとめていきます。
15年前の今日。2003年2月1日、スペースシャトル「コロンビア号」空中分解事故。大気圏再突入時に空中分解し、7名の宇宙飛行士が犠牲になった。写真は回収された破片から機体を再現しているようす。 pic.twitter.com/GglGAxMPTl
— 渡邉英徳 (@hwtnv) 2018年1月31日
この見解が正しければ、飛行士たちは痛い思いや熱い思い、恐怖心を感じずにあっという間に亡くなったということで、遺族たちも少しは救われたのかもしれません。
「コロンビア号」搭乗員。左からブラウン、ハズバンド、クラーク、チャウラ、アンダーソン、マッコール、ラモーン。 pic.twitter.com/spyaDWFlsk
— 渡邉英徳 (@hwtnv) 2018年1月31日
コロンビア号空中分解事故のその後から現在まで
日本人の宇宙飛行士である野口聡一氏は、コロンビア号STS-107の翌年に予定されていたISS建設ミッションに参加する予定でしたが、中止となりました。
1つ目は、当時発射準備作業中であったアトランティスで救出に向かうという案です。コロンビア号は2月15日まで宇宙に滞在することが可能であったため、発射準備中のアトランティス号であれば安全項目の点検をきちんとしたうえで救出に向かうことが可能だとされていました。
しかしこの事故が、後に行われる宇宙開発計画の改善に繋がることとなる尊い犠牲であったことは間違いないようです。
その後2度目のリターン・トゥ・フライトで、STS-121が打ち上げられ無事成功を納めました。しかし、打ち上げの都度、断熱材の剥落やETの発泡断熱材の亀裂などが認められ、予断を許さない状況です。
STS-114 mission (コロンビア号空中分解事故後初のスペースシャトル打ち上げ) から15年
— medaka@VRChat (@oryzias0213) 2020年7月26日
このとき打ち上げられたスペースシャトル「ディスカバリー」には、日本の野口聡一宇宙飛行士も乗ってたっぽい https://t.co/hU6nqoSV9A
コロンビア号空中分解事故の原因や死者と残骸/遺体/その後【まとめ】
・コロンビア号空中分解事故は、2003年2月ミッションを終えたコロンビア号が帰還する際の大気圏突入時に起きたスペースシャトルの空中分解事故で、7名の乗組員が犠牲となった。
・事故の原因は、打ち上げの時に外部燃料タンクの発泡断熱材が空力によって剥落し破片が左主翼前縁を直撃、大気圏突入時に生じる高温から機体を守る耐熱システムが損傷したことだった。
・飛行士の遺体や機体の破片などの残骸は、テキサス州東部からルイジアナ州西部およびアーカンソー州南西部までの約2000ヵ所以上で発見された。
・飛行士が搭乗室の与圧の確保に対処する間もなく短時間のうちに減圧が発生したため、7人の搭乗員は数秒のうちに意識を失ったと考えられている。
1986年2月に起こったチャレンジャー号爆発事故では、宇宙空間にも辿り着けず、ミッションも行われずに散っていきました。コロンビア号の唯一の励ましとなったのは、宇宙空間の中でミッションが終了したことの一つにつきます。宇宙開発事業は幾度もの事故に屈することなく、今後も続いていくのではないでしょうか。
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回収された機体の破片は、NASAで復元作業が行われました。軌道船整備用格納庫の床に格子線を引いて作業員が該当箇所に破片を置いていくという大変な作業でした。