アメリカの事件有名ランキングTOP25位~21位

25位:黄金州の殺人鬼

25位:黄金州の殺人鬼

犯行期間:1974年~1986年
犯人:ジョセフ・ジェームズ・ディアンジェロ
被害者数:13人以上の殺害、50人以上の強姦、120件以上の窃盗
判決:終身刑又は死刑

別名「ゴールデン・ステイト・キラー」と呼ばれるこの事件は、1974年から1986年までの間に、カリフォルニア州で少なくとも13人以上を殺害し50人以上の強姦 、100件以上の強盗を働いたシリアルキラーの事件です。

20年以上にも及ぶ捜査の末、72歳のアメリカ海軍の元軍人、元警察官、元トラック整備工だったジョセフ・ジェームズ・ディアンジェロを逮捕。

しかし、カリフォルニア州の法改正により、1970年代の強姦事件では起訴できず、2018年8月に起こした13件の殺人と13件の誘拐だけを起訴しました。

2020年8月21日に判決が下され、仮釈放なしの終身刑となって現在服役中です。警察の執念の捜査が実を結んだ事件でもあります。

24位:キングズベリー・ランの屠殺者

24位:キングズベリー・ランの屠殺者

犯行期間:1935年~1938年
死亡者:12名(それ以上の可能性も)
場所:オハイオ州カヤホガ郡 クリーブランド
未解決事件

別名「クリーブランド胴体殺人者」と呼ばれるこの事件は、1935年から1938年の間にクリーブランド周辺で12人が殺された殺人事件です。この内身元が判明できたのは3人のみで、他9名の身元は未だに解っていません。

犠牲者の全ては斬首されており、一部は胴体も切断されていました。その切断面が滑らかなことから、人体に対して何らかの経験や技術のあるものの犯行とされました。

遺体のデスマスクを作成して、市民に情報提供を呼びかけましたが、世界大恐慌の時代で貧民層が多く犯行も4年で止まったため、有力な情報は得られなかったということ。

23位:2017年ラスベガス・ストリップ銃乱射事件

23位:2017年ラスベガス・ストリップ銃乱射事件

事件発生日:2017年10月1日
犠牲者:死亡者59人(容疑者1人を含む)、負傷者546人
場所:ネバダ州パラダイスラスベガス ストリップ
犯人:スティーブン・パドック

事件は当時ラスベガスで催されていた「The Route 91 Harvestカントリー・ミュージックフェスティバル」会場を狙った銃撃事件でした。

犯人のスティーブン・パドックは、「マンダレイ・ベイ・リゾート アンド カジノ」の32階のスイートから会場に向けて自動小銃を数千発発砲発射し、58人が死亡、546人を負傷させた無差別殺人でした。

記憶に新しい事件で、銃乱射事件としては史上最悪の事件となりました。

22位:バージニア工科大学銃乱射事件

22位:バージニア工科大学銃乱射事件

事件発生日:2007年4月16日
犠牲者:33名死亡、23名負傷
犯人:チョ・スンヒ

引き続き銃撃事件ですが、「ラスベガス・ストリップ銃乱射事件」に次いで最悪の銃乱射事件となっています。当時バージニア工科大学に在籍していたチョ・スンヒが、学生寮や校内で銃を乱射し、33名を死亡させた事件です。

最終的に犯人のチョ・スンヒも自殺しました。彼は「場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)」という精神疾患を患っていたとされており、孤独で周りの人間に恨みを抱いていた可能性があると報じられていました。

バージニア工科大学銃乱射事件 - YouTube

出典:YouTube

21位:D.B.クーパー事件

21位:D.B.クーパー事件

事件発生日:1971年11月24日
事件概要:ハイジャック事件
未解決事件

D.B.クーパー事件は、オレゴン州ポートランドからワシントン州シアトルへ向かっていたボーイング727が太平洋岸北西部でハイジャックされ、身代金20万ドルを強奪した犯人がパラシュートで飛行機を脱出して、そのまま行方をくらましたという事件です。

犯人は「ダン・クーパー」という偽名で飛行機に搭乗していましたが、マスコミの誤報で「D.B.クーパー」という名前で有名になりました。映画界ではこの事件をコメディ化し、1981年に『ハイジャック・コネクション/クーパーの大仕事』という題名で映画化しています。

アメリカの事件有名ランキングTOP20位~16位

20位:ジョン・ゲイシー少年連続強姦殺人事件

20位:ジョン・ゲイシー少年連続強姦殺人事件

犯行期間:1972年1月~1978年12月
犠牲者数:33人
判決:死刑

ジョン・ゲイシーは、1972年から1978年の間に少年33人に性的暴行を加えて殺害ました。ゲイシー自身も幼少期から精神的に不安定な父親から虐待されて育っており、「お前はホモになる」と言われ続けたことで、父親の言う通り小児性愛者として育っています。

この事件では、当時のアメリカの親たちを震撼させたことで有名です。また、人気ホラー映画『IT』に登場する殺人鬼ピエロのペニーワイズは、ジョン・ゲイシーがモデルだということ。2003年にこの事件を題材にした映画『ジョン・ゲイシー』が制作されています。

19位:デビッド・バーコウィッツ(サムの息子)

19位:デビッド・バーコウィッツ(サムの息子)

犯行期間:1976年~1977年
犠牲者:6人
判決:懲役365年
題材となった映画:『サマー・オブ・サム』

デビッド・バーコウィッツ(通称“サムの息子”)は、当時結婚していた母親が不倫の末に生まれた子供です。そのため、生まれて間もなく養子に出されました。子供の頃は窃盗や放火などを繰り返す問題児で、アメリカ陸軍に入隊し除隊後は郵便局長として、1977年の逮捕されるまで勤務していました。

ニューヨークで若い女性やカップル13人を、ショットガンで銃撃し、6人を殺害8人に重軽傷を負わせました。犯行後に「サムの息子」という名前で警察やマスコミに対して支離滅裂な手紙を送っていたことから「サムの息子」と呼ばれるように。

18位:アルバート・フィッシュ児童連続殺人事件

18位:アルバート・フィッシュ児童連続殺人事件

犯行期間:1910年~1934年
犠牲者:自供では400人以上
判決:死刑
題材となった映画:『羊たちの沈黙』レクター博士

「満月の狂人」や「ブルックリンの吸血鬼」と言われ、アメリカ中を震撼させたアルバート・フィッシュは、多くの子供を殺してその肉を食べていたシリアルキラーです。

精神疾患のある家系に生まれ、アルバートが生まれた時父親は75歳だったということ。5歳で父親が亡くなると、鞭打ちの罰則を与える孤児院へ送られ、そこでサドマゾに目覚めます。

殺した少女の肉をシチューにして食べたアルバートは「うまかった」と語っていたとか。1936年1月16日、ニューヨークのシンシン刑務所で電気椅子による死刑で死亡しています。

17位:ボストン絞殺魔事件

17位:ボストン絞殺魔事件

犯行期間:1962年6月14日~1964年1月4日
犠牲者:13人
犯人:アルバート・デザルボ
題材となった映画:『絞殺魔』

マサチューセッツ州ボストンで、1962年6月14日から1964年1月4日にかけて起きた婦女暴行事件です。年齢は19歳から75歳の女性が対象で、被害者を性的暴行した後に絞殺されていました。

犯人とされるアルバート・デザルボが刑務所内で死亡したことから、この事件は終息とされていましたが、多くの冤罪説も浮上していました。しかし、2013年に改めてDNA鑑定を行った結果、被害者の体内に残されていた犯人のDNAと、アルバート・デザルボのDNAが一致しています。

16位:リジー・ボーデン事件

16位:リジー・ボーデン事件

事件発生日:1892年8月4日
犠牲者:2人
場所:マサチューセッツ州フォールリバー
題材となった映画:『リジー・ボーデン 奥様は殺人鬼』『モンスターズ 悪魔の復讐』
未解決事件

1892年8月4日、リジー・ボーデンの実父と継母が、斧で殺害された事件です。事件の裁判やマスコミの過熱報道は、当時の世相として大衆文化や犯罪学に大きな影響を与えました。

当初リジー・ボーデンの犯行だとして裁判にかけられましたが、状況証拠のみで、犯行に繋がる決め手となる証拠が見つからず、裁判で無罪となり、その後真犯人は見つかっていません。

アメリカの事件有名ランキングTOP15位~11位

15位:アイリーン・ウォーノス事件

15位:アイリーン・ウォーノス事件

犯行期間:1989年11月30日~1990年11月19日
場所:フロリダ州
犠牲者:7人
判決:死刑
題材となった映画:『モンスター』2003年

アカデミー賞女優シャーリーズ・セロンが迫真の演技をしたことで有名な映画『モンスター』は、この事件の犯人であるアイリーン・ウォーノスの物語です。

1989年から1990年にかけてフロリダ州で7人の男性を殺害したとして死刑判決を受けました。アイリーンの生い立ちは悲惨で、アルコール中毒の母親に捨てられ、祖父母に育てられますが、祖父はアイリーンや兄のキースに対して性的虐待や暴力を繰り返し、祖母もアルコール中毒でした。

恋人のティリア(女性)とのいさかいから自暴自棄になって犯行に及んだ可能性もあります。

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