ウクライナ21の殺害動画ですが、ネット上で流出されていると話題になっていきました。

動物虐待だけでなく殺害現場も撮影するなど、残虐な動画として行われた快楽殺人です。

殺害の方法としてはハンマーやアイスピックなどで何度も打撃を与えての殺害だったそうです。

動画を見た視聴者によるYoutube動画などもあり、動画内容の詳細を紹介しています。

ウクライナ21の動画は流出しているものの、各動画サイトで削除される措置が取られています。

しかし、新たに動画がアップロードされるなどしており、流出・削除を繰り返す「イタチごっこ」のようです。

ウクライナ21のサイコパス犯人のその後・現在の上京ですが、3人は裁判に掛けられることになります。

不服そうな面持ちの3人が映されており、カメラに向かって威嚇をしている犯人もいました。

サイコパス犯人の1人であるサエンコさんは父親を弁護士に指名しました。

しかし、ウクライナの裁判ではあまりその効果はなかったといいます。

犯人のシュプルンヤクさんとサエンコさんは「終身刑」という重い判決が下されました。

2007年の犯行ながら現在も服役中で、亡くなるまで刑務所で居続ける生活が求められます。

一方、犯人の1人であるハンザさんは「懲役9年」という判決でした。

理由は「殺人の物的証拠が見つからない」とのことで、すでに釈放されていることが予想されています。

ウクライナは世界の多くの国々と同じく、死刑制度を採用していない国の1つです。

死刑制度を採用している国はアジア・アフリカ圏にあり、ヨーロッパ圏の採用している国は無くなっている状態です。

当時のウクライナ・ドニプロペトロウシク市民の世論調査では、市民の50.3％が「公正な判決だった」と回答していたようです。

しかし、48.6％の市民は「判決はより重いはずである」と回答、半数近くが不満を持っていることが分かります。

世界ではスナッフフィルム（殺人動画）というものが確実に存在しており、それが完全に無くなっている状態ではありません。

そして、このウクライナ21はスナッフフィルムの代表的な事件となってしまいました。

ロシアでもウクライナ21と同様な事件として、「アカデミーマニアックス」というものがありました。

これは高齢者やホームレスなどをターゲットにして暴行、鈍器で頭部を殴るという殺害事件がウクライナ21以降に発生しています。

日本ではウクライナ21は「検索してはいけない単語」としてSNS・Youtubeで紹介されています。

動画は日本のサイトでは全く見つからず、海外サイトで視聴したYoutuberが「見ないほうがいい」と語っています。

ウクライナ21は現在も検索してはいけない事件としてありながら、注目され続けている忘れられない事件です。

そんなウクライナ21は今後も連続殺人などの事件によりピックアップされることが予想されます。