アナキン・スカイウォーカーは「ジェダイ・マスター」のクワイ＝ガン・ジンにジェダイの素質を見出されます。

クワイ＝ガンにより奴隷から開放されて、ジェダイの道を志すようになりました。

クワイ＝ガンの弟子であるオビ＝ワン・ケノービらと行動を共にするように生活が一変します。

ナブーの戦いではダース・シディアスの弟子であるダース・モールとの一戦が行われます。

クワイ＝ガン・ジンはこの戦いで亡くなり、次の者に世界の平和を託しました。

アナキン・スカイウォーカーはパダワンになるも、兄弟子オビ＝ワン・ケノービの評価に疑いを覚えてきます。

真面目で堅実なオビ＝ワンに対して無鉄砲なアナキンという対立構造が生まれてきました。

アナキン・スカイウォーカーはナブーの元女王であるパドメ・アミダラの護衛を任されます。

恋愛が禁止されているジェダイの騎士ですが、「禁断の恋」に落ちることになります。

アナキンは母・シミが苦しむ夢を見てしまい、故郷タトゥイーンへと駆けつけます。

無事に母親に会えるものの、その後に母が息を引き取ってしまいます。

コルサントの戦いではダース・シディアスの弟子であるドゥークー伯爵と戦うことになりました。

そこで実力を発揮したアナキン・スカイウォーカーはドゥークー伯爵を倒すことに成功します。

アナキン・スカイウォーカーはその後、パドメが出産後に死に至る「不吉な夢」を見てしまいます。

心配をするアナキン・スカイウォーカーはパドメとの関係に疑問を抱くようになります。

ジェダイ評議会から権力を奪おうとするパルパティーン議長のスパイ役をアナキン・スカイウォーカーは任されました。

しかし、その本当の姿はダース・シディアスであり、ジェダイの最大の敵でした。

愛するパドメを守る力を持つため、アナキン・スカイウォーカーはシスの暗黒卿へと転向します。

ダークサイドに堕ることとなるアナキンはダース・シディアスとの「師弟の誓い」を行ってしまいました。

パドメは2人の子供を出産後、ルーク・スカイウォーカーと会うことなく亡くなってしまいます。

当時、面倒を見ていたのはオビ＝ワン・ケノービで、アナキン・スカイウォーカーはオビ＝ワン・ケノービに嫉妬心を抱きます。

ムスタファーで行われるオビ＝ワンとアナキン・スカイウォーカーの決戦は白熱するものでした。

ライトセーバーでジェダイの騎士同士が戦い、アナキン・スカイウォーカーは重症を負ってしまいます。

重症となったアナキン・スカイウォーカーはダース・シディアスによってサーボーグ化されてしまいます。

そして、ダース・ベイダーとして生まれ変わり、後戻りが出来ない暗黒面へと落ちてしまいました。

スターウォーズ・シリーズのダース・ベイダー（アナキン・スカイウォーカー）が確認できるエピソードはこちらです。

エピソード1から6までがダース・ベイダーが活躍、全エピソードの半分以上を占めています。

ダース・ベイダー（アナキン・スカイウォーカー）の名言として、様々なものが注目されています。

その1つにアナキン・スカイウォーカー時代の「お姉ちゃん、天使なの？」があり、恋人になるまえのパドメへの美しい言葉です。

アナキン・スカイウォーカーは兄弟子であるオビ＝ワン・ケノービに対し、「オビ=ワン、フォースと共にあれ。」という言葉を放ちます。

また、オビ＝ワンも「さらば友よ。フォースと共にあれ。」と決別の言葉を交わしました。

アナキン・スカイウォーカーはオビ＝ワン・ケノービに認められたく、またパドメとの浮気を危惧していました。

そこで放った言葉が「あんたが憎い！」であり、その言葉を返すように「 弟と思ってた。愛してた。」という会話があります。

ダース・ベイダーとしての名言は、帝国軍会議で放った「技術で築いた恐怖を過信するな。」という言葉です。

「デス・スターは宇宙最強」と語るモッティ提督に対して、油断は出来ないと反論するダース・ベイダーの名言になります。

ダース・ベイダーは息子であるルーク・スカイウォーカーに対して「私がお前の父親だ。」という言葉を交わします。

さらに「暗黒面のパワーは素晴らしいぞ！」「仲間になれ。そして共に父と子として、この銀河を支配するのだ。」と続いています。

ルーク・スカイウォーカーとの戦いに破れたダース・ベイダーですが、ルークから「父さんを救うんだ。」という言葉が放たれます。

それに対してダース・ベイダーは「もう救ってくれたんだ、ルーク。」と感謝の言葉を述べました。

ダース・ベイダーの誕生秘話として、特に有名なのが「戦国武将・伊達政宗」をモデルにしているという点です。

ダース・ベイダーのマスクは仙台市博物館にある「黒漆五枚胴具足 伊達政宗所用」の鎧兜が参考にされたようです。

確かに甲冑や色合いがそっくりで、伊達政宗のカッコよさがダース・ベイダーに集約されています。

ダース・ベイダーの生みの親であるジョージ・ルーカスさんですが、父親との確執をエピソードに反映させたようです。

ダース・ベイダーという名前も「Dark+Death+father」をもじったと言われており、こだわりを感じるお話です。

ジョージ・ルーカスさんは「スターウォーズ」の撮影当初、日本の俳優である三船敏郎さんにキャストのオファーを出していました。

最初はオビ＝ワン役としてオファーを出しており、多忙により断られたので次はアナキン・スカイウォーカー役でオファーを行っています。

残念ながら実現はしなかったそうですが、「スターウォーズ」シリーズに三船敏郎さんが出ている可能性も十分にありました。