アメリカ人宣教師だけでなく、2006年にも地元漁師2人がセンチネル族に殺害されていました。

近くで密漁をする漁師達のボートが北センチネル島に漂着してしまい殺害され、そのボートは回収できずに終わったといいます。

センチネル族とダーウィン賞の関係ですが、ダーウィン賞は進化論者のチャールズ・ダーウィンにちなんで誕生した賞です。

アメリカでダーウィン賞は「皮肉の名誉」と言われており、愚かな行為により死亡した人物によって贈られることが多い賞となります。

そして、このダーウィン賞にアメリカ宣教師のジョン・アレン・チャウさんが受賞しています。

一方でその勇気が讃えられているということでもあり、センチネル族との戦いは記録として残っています。

2018年11月に殺害されたアメリカ宣教師のジョン・アレン・チャウさんは「ダーウィン賞」を受賞しました。

しかし、本人はその受賞を知れないという点もチャールズ・ダーウィンを彷彿とさせます。

センチネル族は病原菌に弱いと評されており、これが好戦的な態度の1つだと分析されています。

しかし、外部の人間との接触も少なからずあるようで、写真撮影などは過去にも行われてきました。

センチネル族はインド政府が統括している島ですが、インドからのコロナウイルス接触が懸念されています。

センチネル族は人口が500人以下と少なく、コロナ感染での絶滅は十分に考えられるものです。

ちなみにインド政府は2000年代以降は北センチネル島に近づく措置を取っていません。

センチネル族は「やらせ」「女好き」などと言われる中、非常に好戦的な態度を示す民族としても有名です。

そんなセンチネル族の新たなニューズに注目しながら、今後のインド政府ほかの対応にも注視していきましょう。