ブラックマンデーの日本への影響ですが、日経平均株価はバブル期がキープ（1989年末・3万8915円）とされています。

ブラックマンデー後すぐの出来事であり、1つの要因であったことは間違いなさそうです。

ブラックマンデー後にバブル崩壊となり、コントロールできなくなったと言われています。

インフレを止めることが出来ず、そのままバブル崩壊へと導かれてしまいました。

ブラックマンデーもその1つの要因であり、日本への影響も少なからずありました。

日本の当時の日経平均株価ですが、「3836円安」という報道が出ていました。

下落率は最大14.9％であり、為替安定に全力を注いでいたと書かれています。

東京株式にとって空前の下げであり、当時の日本のピンチの様子がしっかりと伝わってきます。

ブラックマンデーにより日経平均株価は「14.9％」下落したことは間違いありません。

日本での日経平均株価の下落率はリーマンショックを超えており、歴代1位になっています。

日経平均株価時代はブラックマンデーよりもリーマンショック・新型コロナショックの方が低い所に位置しています。

それだけバブル期の日本が凄かったわけですが、ブラックマンデー期の日本は危機をしっかりと乗り越えています。

リーマンショックからようやく抜け出した日本ですが、コロナショックの現在が懸念されます。

日本のドル円相場（為替相場）ですが、やはりブラックマンデー期はガクッと下がっています。

そこからドル円相場は近い価格が続いており、アベノミクスで現在は円安傾向となっています。

ブラックマンデーのその後ですが、2008年のリーマンショックがよく比較されます。

リーマンショックはブラックマンデーと状況が酷似していたようで、ドル安阻止や原油価格の高騰がありました。

現在のコロナショックもブラックマンデー並みのダウ下落率となっています。

特にアメリカはコロナウイルスの影響が強く、これだけのダウ下落率に至っているようです。

ブラックマンデーのように現在のコロナショックは日本にも影響を与えています。

コロナショックから無事立ち直れるかが注目されている状況にあります。

ブラックマンデーと一緒に過去の不況についても、今後も注目されることが予想されます。