ジャンル ファンタジー/ドラマ
原案 デイヴィッド・ベニオフ/D・B・ワイス
作曲 ラミン・ジャヴァディ
国・地域 アメリカ合衆国
言語 英語
シーズン数 8
話数 73(各話リスト)

『ゲーム・オブ・スローン』は、ジョージ・R・R・マーティン著のファンタジー小説シリーズ『氷と炎の歌』を原作としたアメリカHBOのテレビドラマ・シリーズで、北アイルランド、マルタ、クロアチア、アイスランド、モロッコ、スコットランド、アメリカ合衆国、スペインなど、世界各国で撮影されている壮大なスケールで描くファンタジードラマです。最終回の翌日にはアメリカで1,000万人が“ゲーム・オブ・スローンズ・ロス”に陥ったと言われるほどの人気ぶりでした。

ジェローム・フリンは、イギリスの俳優で、『ゲーム・オブ・スローンズ』では傭兵にしてティリオンの友人であるブロン役を演じ人気を博しました。2019年にはキアヌ・リーブス主演の大ヒットアクション映画シリーズ第3弾『ジョン・ウィック：パラベラム』に出演、‘‘モダン・ホラーの帝王’’スティーヴン・キング原作のドラマシリーズ『The Dark Tower』に出演するなど更なる活躍を見せています。

ダニエル・ポーターは、スコットランドの俳優で、『ゲーム・オブ・スローンズ』では、ティリオンの従者であるポドリック・ペイン役を演じ愛らしいキャラクター性で人気をよびました。シリーズ中も、ティモシー・スポール主演の映画『The Journey』（2016）、イギリスの短編コメディ『The Last Supper』（2016）、ガブリエル・バーン主演のスリラー映画『In the Cloud』（2018）など多くの作品に出演しているように、今後も活躍が期待されています。

ミシェル・フェアリーは、北アイルランド・コールレイン生まれの女優で、映画『ハリー・ポッターと死の秘宝』ではグレンジャー夫人役を演じています。『ゲーム・オブ・スローンズ』では、エダード・スタークの妻でタリー家出身のキャトリン・タリー役を演じています。その後は、リーガル・ドラマ『SUITS/スーツ』や『あなたを抱きしめる日まで』（2013）、『24：リブ・アナザー・デイ』などに出演しています。

リチャード・マッデンは、スコットランドの俳優で、『ゲーム・オブ・スローンズ』では、スターク家の長男で、戦争の最中にフレイ家と結んだ誓約を反故にしたことから、ウォルダー・フレイの命により、殺害されるロブ・スタークを演じました。その後は2018年からはNetflixオリジナル・ドラマ『ボディガード -守るべきもの-』に主演、第76回ゴールデングローブ賞主演男優賞ドラマシリーズ部門を受賞するなど大活躍しています。

ペドロ・パスカルは、チリ出身のアメリカ合衆国の俳優で、主にテレビドラマを中心に出演し、『ゲーム・オブ・スローンズ』では、ドーンの最上位貴族であるドーン領主ドーラン・マーテルの弟のオベリン・マーテル役を演じました。その後は、TVドラマ『ナルコス』、マット・デイモン主演の映画『グレートウォール』（2016）、大ヒットスパイ・アクション『キングスマン: ゴールデン・サークル』（2017）、デンゼル・ワシントン主演のアクション『イコライザー2』などに出演するなど活躍を続けています。

コンリース・ヒルは、北アイルランド生まれの俳優で、『ゲーム・オブ・スローンズ』ではスパイの元締めの宦官であるヴァリス役を演じて、その存在感と抜群の演技力に注目が集まりました。その後はイギリスの長寿医療ドラマ『ドクター・マーティン』などへゲスト出演、さらに複数の作品に出演を予定しているなど俳優として変わらぬ活躍をしているそうです。

ナタリー・ドーマーは、イギリスの女優で、『ゲーム・オブ・スローンズ』では、知的で抜け目ない若い娘であり、わずか16歳でありながら周りの人間を操る政治的手腕に長けているマージェリー・タイレル役を演じて圧倒的な存在感を放ちました。その後は、『JUKAI -樹海-』（2016）や『インビジブル 暗殺の旋律を弾く女』（2018）といった映画で活躍しています。

ジェシカ・ヘンウィックは、イギリスの女優で、『ゲーム・オブ・スローンズ』では、オベリンの落とし子の娘〈砂蛇〉であるナイメリア・サンドを演じています。降板後は、2020年にはモンスター・バース最新作『ゴジラVSコング』、2021年にはキアヌ・リーヴス主演のSF大作の続編『マトリックス4』への出演するなど、今後の活躍が注目される若手女優のひとりとされています。

イワン・リオンは、ウェールズの俳優で、『ゲーム・オブ・スローンズ』では、ルース・ボルトンの落とし子であるラムジー・スノウ役に抜擢されました。降板後は映画『バトル・オブ・ブリテン 史上最大の航空作戦』（2018）や海外ドラマ『マーベル インヒューマンズ』などでその実力を遺憾なく発揮しています。

ミキール・ハースマンは、オランダ出身の俳優で、『ゲーム・オブ・スローンズ』ではエッソスの傭兵部隊〈次子〉の司令官であるダーリオ・ナハーリスを演じて話題になりました。『ゲーム・オブ・スローンズ』出演中に『わたしに会うまでの1600キロ』（2014）や『アデライン、100年目の恋』（2015）などで人気を博し、降板後も待機作が続いているようです。

アイザック・ヘンプステッド＝ライトは、イギリスの俳優で、『ゲーム・オブ・スローンズ』では、スターク家の次男で、下半身不随のブラン・スタークを若干10代という若さで演じて注目を集めました。シリーズ終了後は映画『ザ・ブルー・モリーシャス / The Blue Mauritius 』にてアンソニー・マッキーとの共演を果たし、映画『ボイジャーズ / Voyagers 』がアメリカにて公開されるなど若手俳優として期待されています。

マイケル・マケルハットンはアイルランド出身の俳優であり脚本家で、『ゲーム・オブ・スローンズ』では、スターク家の旗主でドレッドフォート公であるルース・ボルトン役を演じて人気をよびました。降板後は、アメリカのスーパーヒーローアニメである「ジャスティス・リーグ: ザック・スナイダーカット」に出演しています。

インディラ・ヴァルマは、イギリスの女優で、「ゲーム・オブ・スローンズ」では、オベリン・マーテルの愛人であるエラリア・サンドを演じました。その後、アメリカ合衆国のネオノワール・ファンタジー・ドラマシリーズで主演をつとめるなど女優としてさらに活躍を続けています。

ウィルコ・ジョンソンは、イングランドのギタリスト、ソングライター、ボーカリストで、ドクター・フィールグッドのオリジナル・メンバーとして活動後、ウィルコ・ジョンソン・バンドを結成し活動しました。『ゲーム・オブ・スローンズ』では、口のきけない首斬り役人のイリーン・ペインを演じて話題になりました。ウィルコ・ジョンソンは2013年に末期のすい臓がんであることを公表、その後手術を行い2014年に復帰し、音楽活動を再開しています。

グェンドリン・クリスティーは、イギリスの女優で、『ゲーム・オブ・スローンズ』では、巨躯の女性騎士で、タース島領主の娘であるブライエニー役を演じて話題をよびました。その後はデヴ・パテル主演の伝記映画『ザ・パーソナル・ヒストリー・オブ・デヴィッド・コパーフィールド』（2019）など計3本の映画に出演しています。

カリス・ファン・ハウテンは、オランダの女優で、『ゲーム・オブ・スローンズ』では、〈光の王〉の女祭司、スタニスに仕えるメリサンドルを演じて注目を集めました。その後2019年から英国ミステリードラマ『テンプル駅地下診療所のDr.ミルトン』にメインキャラクターとして出演するなど更なる飛躍を現実のものとし、最近では故郷オランダで娘と水入らずの時間を過ごす様子をSNSで公開するなど存在をアピールしています。

ジョン・ブラッドリーはイングランドの俳優で、『ゲーム・オブ・スローンズ』では、〈冥夜の守人〉、ジョン・スノウの太った友人であるサムウェル・ターリーを演じています。終了後の2019年にはアメリカの人気アニメ『ロボットチキン』にゲスト出演、その後も2本の作品に出演を予定しているなど、俳優として活躍しています。

リチャード・ブレイクは、イギリス・ウェールズ出身のアメリカ合衆国の俳優で、『ゲーム・オブ・スローンズ』では、ホワイト・ウォーカーの指導者である〈夜の王〉(ナイト・キング)を演じて話題になりました。その後は、「マンディ 地獄のロード・ウォリアー」「スリー・フロム・ヘル 」など主に映画に出演しています。

ジョナサン・プライスは、イギリス・ウェールズ出身の俳優で、『ゲーム・オブ・スローンズ』では、〈七神正教〉の狂信派〈雀〉の指導者で、のちにハイ・セプトンとなるハイ・スパロウ(雀聖下)を演じています。その後、2019年、『2人のローマ教皇』で主演を務め、人生で初となるアカデミー主演男優賞ノミネートを得ました。

ディーン＝チャールズ・チャップマンは、イギリスの俳優で、『ゲーム・オブ・スローンズ』では、ジョフリーとミアセラの弟で、後に王となるトメン・バラシオンを演じています。降板後は、「トレイン・ミッション」「カセットテープ・ダイアリーズ」など主に映画に出演しています。