フロプシー、モプシー、カテントールはピーターラビットの妹たち。3匹はとても良い子で、おかあさんの言いつけはしっかり守ります。普段はおかあさんとピーターと一緒にもみの木の下にある穴の中で暮らしています。

3匹の妹のうち、フロプシーだけは結婚していて、すでに6匹の子供を産んでいます。

ピーターラビットが忍び込んだ畑の持ち主。畑の野菜を食い荒らすピーターラビットを捕まえようと必死で追いかけてきます。ちなみにピーターラビットのおとうさんをパイにしたのはマクレガーさんの奥さんなんだとか。

ピーターラビットのいとことして登場するベンジャミンバニー。いつも被っている帽子はマクレガーさんの古い毛糸を使ったものです。マクレガーさんの畑へピーターラビットの服と靴を取り返しにいく勇敢さを持っていて、ピーターラビットのよき相棒のような存在でもあります。

ベンジャミンバニーのおとうさん。彼とは同じ名前で「バウンサーさん」とも呼ばれています。過去にはピーターラビットとベンジャミンバニーの2匹をマクレガーさんの家の猫から救ったこともある勇敢なうさぎ。現在はピーターラビットの妹フロプシーと結婚しています。

「こねこのトムのおはなし」で主役となったトム。兄弟の中で成長が早かったのか服がパツパツで遊んでいる最中に服のボタンがはじけ飛んでしまいます。

とても元気な子猫のトムは兄弟のミトン、モペットたちと遊ぶのが大好きで、いつもおかあさんに叱られています。

ミトンとモペットはこねこのトムの妹たちで、いつも3匹揃って仲良く遊んでいます。モペットは「モペットちゃんのおはなし」にも登場していて、おっちょこちょいな一面があります。ちなみに作者がこの2匹を描くのに知り合いから借りていた子猫もまたかなりヤンチャだったのだそうです。

「2ひきのわるいねずみのおはなし」に登場するキャラクター。ねずみのトム・サムの奥さんで、見た目はかわいいねずみです。ですが、物語では人形たちの家の中を壊し、さらに人形の家具や洋服を持ち去るなど、悪い一面を持っています。

のねずみチュウチュウおくさんは綺麗好きで、お片付けや掃除が得意。家の中はいつも綺麗で、ベッドルームにはいつもほうきとちり取りが置かれています。

物語では自分の部屋を荒らされてしまい、2週間かけて大掃除をすることになります。

チミー・ウィリーは田舎育ちのねずみ。ある日、野菜かごの中で眠ってしまい、そのまま野菜ごと町へ運ばれていきます。町に着いたチミーはそこで町ねずみのジョニーと出会い、田舎とは違う町に困惑してしまいます。最後は田舎へ帰り、元の生活へと戻っていきました。

町で暮らすねずみのジョニーはいなかねずみのチミーと出会い、仲良くなります。ですが、チミーは町に馴染めず田舎に帰り、彼はチミーに会うため田舎へと向かいます。

ですが、今度はジョニーのほうが田舎に合わず、再び町へと帰っていきました。

りすのナトキンはいたずら好きで、いつもふくろうのブラウンじいさまに失礼なことばかりをしていました。そんなある日、とうとうブラウンじいさまの堪忍袋の緒が切れて、ナトキンはブラウンじいさまに捕まえられてしまいます。

いつもは何も言わないブラウンじいさまですが、怒ったらかなり怖いふくろうで、ナトキンの皮を剥ごうとしていました。

作者が住んでいた場所に実際にいたアヒルをモチーフして生まれたキャラクター。いつも飼い主に卵を取られてしまい、それに不服を抱いているアヒルで、自分で卵を育てるために卵の隠し場所を探しに出かけます。

そこできつねの紳士と出会い、そこできつねの紳士の夏の住まいを借りて卵を産みました。

紳士のような見た目が特徴のキツネ。小動物たちからは恐れられる存在で、家をいくつも持っています。アナグマのトミーに家を勝手に使われることが多く、「キツネどんのおはなし」ではトミーと大喧嘩をしていました。