アフガニスタンのヘラートは国際色が豊かになっている

アフガニスタンのヘラートは国際色が豊かになっている

アフガニスタンの西部に位置する街「ヘラート」は他の地域と違い、国際色豊かな街になっていて、今後の成長が期待されています。ヘラートに住む保守派の女性はいまだに全身を隠す「ブルカ」と呼ばれる服を着用していますが、そうでない女性も多く、女性であってもその権利が尊重されているようです。

ヘラートでは女子の学校教育も始まっている

ヘラートでは女子の学校教育も始まっている

アフガニスタンのヘラートではすでに女子の学校教育が始まっているようで、女子生徒が学校に溢れかえっています。これはタリバンが政権奪取を発表した数日後から始まったことで、外出も自由にできるのだとか。

また、一般的な教育だけでなく、芸術などの専門的な分野も学ぶことができるようで、保守派が少ない街から率先して変化が始まっています。

西部の都市ヘラート(Herat)で、白いヒジャブ(ベール)と黒いチュニックを身に着けた女子生徒らが教室を埋め尽くしている。イスラム主義組織タリバン(Taliban)による制圧からわずか数日後のことだ。
まだまだ保守派が強い?

まだまだ保守派が強い?

タリバンはアフガニスタンを制圧し、「アフガニスタン・イスラム首長国」建国を主張。現在は少しずつですが女性にも様々な権利が与えられるようになりました。ですが、それでも保守派の影響力は絶大で、アフガニスタンの大半の地域は保守派の考えが根付いています。そのため、変化が始まったヘラートの街もまだ先は見えないようで、国民はつねに国の動向を注視しています。

タリバンは内部分裂も起こしている

タリバンは内部分裂も起こしている

タリバンは現在政権を巡って内部分裂も起こしているようで、タリバンの一部勢力が反発していると言われています。これはイスラム法「シャリア」の解釈が要因になっていると思われ、保守的な考えと変化を求めるリベラル派の間で衝突が起きているものと見られます。実際にパキスタンの高官が仲裁のためにアフガニスタンを訪れていて、近隣諸国もアフガニスタンの平和と安定を望んでいます。

現在はバラダル氏が政治部門の責任者

現在はバラダル氏が政治部門の責任者

現在タリバンではアブドゥル・ガニ・バラダルが政治部門のトップにいるようで、この人物が今後のアフガニスタンのカギを握っているものと見られています。この人物は過去にソ連とアフガニスタンの戦争にも参加していて、長年タリバンの中心メンバーとして活動してきました。2010年にはパキスタンとアメリカの合同チームに逮捕されたこともあり、釈放後はアフガニスタンとアメリカの橋渡し役としても活躍しました。

治安や経済状況はまだまだ酷い

治安や経済状況はまだまだ酷い

アフガニスタンはアメリカ軍が撤退したことでタリバンが掌握することになりましたが、治安状態は対して変わっておらず、自爆テロなども行われています。そのため、国の経済状況は一切回復しておらず、このあたりはまだまだ見通しが立っていません。外国からの支援も現在は止まっている状況で、医療体制はすでに崩壊の危機にあるのだとか。

反勢力との戦いが激化している

反勢力との戦いが激化している

タリバンはアメリカ軍が撤退したことでアフガニスタンを制圧しましたが、じつは国内には反タリバン勢力も存在していて、その反勢力とタリバンの戦いが激化しているといった報道もあります。そのため、まだまだアフガニスタンの情勢は見通しが立たず、タリバン以外の勢力にも注目が集まっています。

まとめ

ここまでタリバンの女性の扱いや現在のアフガニスタンについてまとめてみました。タリバンはイスラム法を順守して活動している組織で、過去には女性に対して酷い扱いをしてきました。

現在は少しずつ女性の扱いに変化が起きているようですが、まだまだ保守的な考えが根付いています。今後どのように国が変化していくのかわかりませんが、平和的な解決が望まれます。

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