
アインシュタインの死因!生い立ちや家族・子孫まとめ
かの有名な「相対性理論」の生みの親であり20世紀を代表するドイツの天才物理学者、アルベルト・アインシュタイン。
今回、そんなアルベルト・アインシュタインの生い立ちや家族、子孫、76歳で亡くなったその死因についてまとめました。
そして、アルベルトとミレヴァは、相対性理論の発明において議論を交わす仲となっていきました。実際、彼の手紙には何度も「ぼくらの研究」という言葉が使われているそうです。
1900年にチューリッヒ工科大学を卒業したアルベルト・アインシュタインは、前述したように大学に残ることが叶いませんでした。
そんな状況の中で妊娠が発覚したミレヴァは、故郷のセルビアに戻り、アルベルトの就職が決まるのを待つのですが…就職はなかなか決まらず、臨時雇いの学校教師や家庭教師のアルバイトで収入を得て、日々を暮らす生活が続きました。
そんな中、友人から紹介されたのが、スイス特許庁への就職だったんですよね。これにより生活が安定したアルベルト・アインシュタインは、1903年にミレヴァを呼び寄せて結婚。
その後も、ミレヴァの協力を得ながら、特許庁での仕事の傍ら、寝る間も惜しんで次々と論文を発表していったアルベルト・アインシュタイン。
そして、「アインシュタイン奇跡の年」とも称される、あの「1905年」を迎えることになるんですよね。
そんなアルベルト・アインシュタインには、最初の妻であるミレヴァ・マリッチとの間に3人の子供が誕生しています。
アルベルト・アインシュタインの子孫① リーゼル(長女)
リーゼル・アインシュタインは、アルベルト・アインシュタインとミレヴァ・マリッチの間に誕生した第1子です。
リーゼルは両親が結婚する1年前の1902年1月27日に、母・ミレヴァの故郷であるセルビアで誕生しました。
ただ、アルベルト・アインシュタインは男の子を望んでいたようで、スイス特許庁への就職が決まり、ようやく結婚すべくスイスへ戻った際には、ミレヴァはリーゼルを連れていかなかったそうです。
アルベルト・アインシュタインの子孫② ハンス(長男)
ハンス・アルベルト・アインシュタインは、アルベルト・アインシュタインとミレヴァ・マリッチの間に誕生した第2子(長男)です。
アルベルト・アインシュタインの子孫③ エドゥアルト(次男)
エドゥアルト・アインシュタインは、アルベルト・アインシュタインとミレヴァ・マリッチの間に誕生した第3子(次男)です。
幼少期は優等生で、音楽の才能にも恵まれていたエドゥアルト。ギムナジウムを卒業後は、精神科医になるために大学の医学部に進学するのですが、20歳頃から統合失調症を患い、発病から2年後には精神病院に収容されたようです。
アルベルト・アインシュタインは、ナチス・ドイツが台頭した1933年、ドイツからアメリカに移住し、以降、息子に二度と会うことはありませんでした。
ただ、アルベルトとエドゥアルトは、定期的に連絡を取り合っており、それは後述するミレヴァとの離婚後はもちろん、アルベルトが渡米した後も続いていたようです。
最初の妻・ミレヴァとの離婚と再婚
1914年、アルベルト・アインシュタインが、またいとこのエルザに対して恋愛感情を抱いていることが妻、ミレヴァ・マリッチの知るところとなり、それから数ヶ月後にミレヴァは長男と次男を連れて家を出ました。
別居生活が5年ほど続いた1919年2月、将来ノーベル賞を受賞した時に受け取る賞金をミレヴァに譲ることを条件に離婚が成立するんですよね。
そして、その約4ヵ月後の1919年の6月、アルベルトは長年不倫関係にあったエルザと再婚しています。
アルベルト・アインシュタインの死因は?
1955年4月11日、アルベルト・アインシュタインは哲学者バートランド・ラッセルとともに、核兵器の廃絶や戦争の根絶、科学技術の平和利用などを世界に訴える内容の「ラッセル=アインシュタイン宣言」に署名しました。
そして、その2日後の4月13日には、ラジオ放送出演の打ち合わせの後、アルベルト・アインシュタインは心臓付近の痛みを訴え倒れました。
病院での診断は「腹部動脈瘤の肥大」とのこと。
4月15日にプリンストン病院に入院したアルベルト・アインシュタインは、医師から手術を勧められるのですが、これを頑なに拒否するんですよね。
そして、その3日後の4月18日の午前1時過ぎ、入院先のプリンストン病院で死去してます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
かの有名な「相対性理論」の生みの親であり、それまでの物理学の常識を根底から覆すとともに、その後の科学の発展に各方面で多大な影響与えた、20世紀を代表するドイツの天才物理学者、アルベルト・アインシュタイン。
今回、そんなアルベルト・アインシュタインの生い立ちや家族、子孫、76歳で亡くなったその死因についてまとめてみました。
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ハンスはカリフォルニア大学バークレー校の水理学の教授を長く務め、開水路中の流砂、特に掃流砂の移動形態に関する研究などで有名であり、「アインシュタイン型掃流砂量式」などにその名を残しています。