ハローキティ殺人事件とは…

ハローキティ殺人事件(Hello Kitty 藏屍案)

ハローキティ殺人事件(Hello Kitty 藏屍案)

事件発生: 1999年
被害者: 樊敏儀(23歳)
犯人:
 ・ 犯人A(主犯): 陳文樂(33歳)
 ・ 犯人B: 梁偉倫(26歳)
 ・ 犯人C: 梁勝祖(19歳)
罪状: 殺人及び死体遺棄
判決:
 ・ 犯人A・C: 終身刑
 ・ 犯人B: 懲役18年

※年齢はいずれも事件当時の年齢です。

ハローキティ殺人事件は、1999年に香港のナイトクラブで働いていた23歳の妊娠中の女性が、3人の男性に拉致監禁され、約1ヶ月に渡って凄惨な拷問を受けた挙げ句に殺害されるという、残虐極まりない殺人事件です。

さらに犯人たちは証拠隠滅のために、彼女の死体をバラバラに切り刻んで処分するとともに、身元が特定されないよう、切断した頭部をストーブでぐつぐつと煮込むという、史上稀に見る猟奇殺人事件でもあるんですよね。

そのパロディチックな名称とは裏腹に、その事件内容は凄惨を極め、さらに事件発覚の経緯に、幽霊による心霊現象が絡んでいる点でも特異性があり、当時、香港では大ニュースとして報じられました。

そのためにハローキティ殺人事件は、事件発生から20年以上経過した現在もなお、香港で最もセンセーショナルな事件の第4位として語り継がれており、この事件を元にした映画まで制作されているようです。

そこで今回、そんなハローキティ殺人事件の詳細な経緯と、事件発覚につながった幽霊エピソード、逮捕された犯人に下された判決やその後の顛末についてまとめてみました。

ちなみに…この「ハローキティ殺人事件」という事件名ですが、実は“検索してはいけない言葉”とも言われているんですよね。

ここまでの簡単な説明だけでも、その理由については“お察し”と言う感じがしないでもありませんが、“検索してはいけない言葉”と言われるに至ったのには、ある画像の存在があるようなのです。

まずはその辺りのお話から始めていくことにしましょう。

「ハローキティ殺人事件」が“検索してはいけない言葉”とされる理由【画像あり】

ハローキティ殺人事件は、その事件内容のエゲつなさから、ここ日本でも注目されるようになり、いつしかネット上では“検索してはいけない言葉”と言われるようになりました。

今やコスプレなど、“何でもあり”って感じのキティちゃんですから、もしも、何の知識もなく「ハローキティ殺人事件」と聞けば、多くの人は愛らしいキティちゃんが絡んだ“ほのぼのとした殺人現場”をイメージするのではないでしょうか。

もちろん、その事件名から浮かぶほのぼのとしたイメージと、実際のグロテスクで凄惨極まりない事件内容とのギャップから、“検索してはいけない言葉”と言われるようになったとも考えられます。

ただ、実際に「ハローキティ殺人事件」と画像検索してみると…

このような、ただただ薄汚れたキティちゃんのぬいぐるみの画像が並ぶんですよね。しかし、この薄汚いぬいぐるみには、あるとんでもない背景が隠されているのです。

その背景を知ることで、恐らくこの画像から受ける印象が180度変わることになるのですが…ここから先のお話は、とてもショッキングな内容が含まれておりますので、その手の話が苦手な方は、今すぐ離脱することをオススメしておきます。

くれぐれも閲覧注意でお願いします。

ハローキティ殺人事件の詳細

ハローキティ殺人事件のきっかけは金銭問題から…

香港のナイトクラブで働いていた、当時23歳の樊敏儀という女性が、1977年に祖母の医療費を支払うため、ポン引きの頭だった33歳の男性(犯人A)から、2万香港ドル(日本円にして30万円弱)を借りました。

ハローキティ殺人事件で殺害された樊敏儀さん

ハローキティ殺人事件で殺害された樊敏儀さん

それ以降、その男性は、犯人B(26歳)と犯人C(19歳)という2人の男性と共謀して、この女性に借金の返済を強引に迫り、客を取らせるなどしていました。

しかし、1999年になって女性が妊娠し、返済能力が無くなるとわかるや激怒し、この女性をアパートの一室に拉致監禁し、暴行を繰り返すことに…。

犯人たちが被害者女性に対して行った暴行がエグい

監禁された被害女性は、食事もまともに与えられず、それから約1ヶ月に渡って様々な拷問や暴行を受けることになります。

強姦などの性的暴行や、殴る蹴るの暴行は当然のこと、次のような想像を絶する拷問が繰り返されたと言います。ほんの一例を挙げてみると…


 ・ 食事の代わりに糞尿を食べさせられる
 ・ 歩けないように足をライターの火で焼かれる
 ・ 暴行でできた傷口に唐辛子を塗りたくる
 ・ 火であぶって溶かしたプラスチックを身体に垂らす


そんな熾烈な拷問を受け続けた被害女性は、やがて全ての歯が抜け落ち、顔はパンパンに腫れ上がっていたと言います。そして、最期は電流により感電死してしまうことに…。

犯人たちが証拠隠滅を図った方法がエグい

被害者女性が死亡したことを確認した主犯格の犯人Aは、証拠隠滅を図るべく、手下である犯人BとCに彼女の遺体をバラバラに解体することを命じました。

犯人たちは、被害者女性の遺体をアパートの浴槽で解体し、内臓はビニール袋に入れ、他の部位はプラスティック製の袋に入れて処分。しかし、頭部だけは遺体の身元の発覚を恐れ、別の方法で隠滅を図りました。

その方法とは…

なんと頭部を遺体から切断し、それを大きな鍋に入れてストーブで火かけ、ぐつぐつと煮込むというものだったのです。

その後、部屋の片隅に転がっていた大きなハローキティのぬいぐるみを見つけるや、そのぬいぐるみの頭部の綿を抜いて、そこに釜ゆでにした女性の頭部を詰めて縫合したのでした。

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