その後、リジー・ボーデンは「リスベス・ボーデン」に改名するのですが、1987年に万引きで逮捕され、再び世間にその名前が広がることになります。

結局、父アンドリューと後妻・アビーが亡くなったことで、リジーと姉・エマには巨額の財産が手に入りました。

1893年に無罪放免となったリジー・ボーデンは、姉・エマとともにフォールリバーの通称「ザ・ヒル」と呼ばれる中上流階級向けエリアにあった、アン女王様式の大邸宅を購入し、リジーは後にこの屋敷を「メイプルクロフト」と名付けました。

メイプルクロフト

メイプルクロフト

そして、事件から約130年が経過した現在、ボーデン家にまつわるこの2つの物件を所有しているのは、ドナルド・ウッズ氏という実業家なのだとか。

特に殺人事件があった家など“事故物件”として忌み嫌われる日本では考えられない発想ですが、彼はこの2つの物件を、博物館やB&B(低価格で泊まれる宿泊施設)として解放しており、恐いもの見たさの観光客が後を絶たないのだとか。

惨殺された父・アンドリューの死体と記念撮影

惨殺された父・アンドリューの死体と記念撮影

しかも、実際の殺害現場と言うから驚きです!

そんなボーデン家にまつわる2つの自宅は、観光客にとって人気のスポットになっていたのですが、実は現在、これらの自宅が売りに出されているそうです。

「リジー・ボーデンの家」は後年、博物館とB&Bに改装され、公開されてきた。その家がいま、200万ドル(約2億100万円)で売りに出されている。不動産業者のスザンヌ・セント・ジョンによると、この高価格は家の歴史的価値と、新型コロナウイルスによるパンデミック前に活況を呈していたビジネスのためだという。

リジー・ボーデン事件のその後③ リジーは66歳で死去!死因は?

そんな波瀾万丈の生涯を生きたリジー・ボーデンは、晩年に胆嚢を患い、胆嚢の全摘手術を受けるのですが、その後体調を崩すと…1927年6月1日、66歳にしてフォールリバーで死去しています。

直接の死因は「肺炎」だと言われています。

晩年のリジー・ボーデン

晩年のリジー・ボーデン

葬儀等の詳細は公表されておらず、参列者はほとんどいなかったとも…。

また、姉のエマ・ボーデンは、その9日後にニューハンプシャー州ニューマーケットの養護老人ホームで76年の生涯を閉じています。

彼女の死因は「慢性腎炎」と言われています。

なお、リジー・ボーデンとエマ・ボーデン姉妹は、結局一度も結婚することはなかったようです。

リジー・ボーデン事件のその後④ 事件に影響を受けた様々な映画などが誕生

“世界3大未解決事件”の一つに数えられる、19世紀末期のアメリカで起きた猟奇的殺人事件の被疑者となった、事件当時32歳のリジー・ボーデン。

多くの人の関心を惹き付けて放さない彼女の物語は、事件発生から約130年が経過した現在までの間に、様々な映画や舞台、小説、オペラやバレエなど、様々な作品に影響を与えることになります。

リジー・ボーデンがキャラクターとして登場する代表的な映画作品は次の通り。

 ・ 「リジー・ボーデン 奥様は殺人鬼」(女死刑囚の秘密)(1975年)
 ・ 「Saturday the 14th Strikes Back」(1988年)
 ・ 「モンキーボーン」(2001年)、
 ・ 「Joe Killionaire」(2004年)

2018年には、リジー・ボーデンの伝記映画「モンスターズ 悪魔の復讐」が公開され、話題になりました。

世界3大未解決事件と恐れられるリジー・ボーデン事件の真相とは?/映画『モンスターズ 悪魔の復讐』予告編 - YouTube

出典:YouTube

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今なお“世界3大未解決事件”の一つに数えられている、19世紀末期のアメリカで起きた猟奇的殺人事件「リジー・ボーデン事件」。

今回、そんなリジー・ボーデン事件の概要や真相、限りなくクロに近いとされながらも無罪となったリジー・ボーデンのその後や死因、さらにこの事件をインスパイアして制作された映画についてまとめてみました。

果たしてリジー・ボーデンは、犯人だったのでしょうか?

いずれにしても、想像を絶する忌まわしい事件に巻き込まれたボーデン家にまつわる自宅が、現在も観光名所になったり高値で売りに出されているという現実に、驚愕せずにはいられませんでした。

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