20世紀初頭、参政権を求めて立ち上がった女性たちの生きざまを、実話を基に描くヒューマンドラマ。さまざまな困難に見舞われながらも女性の未来のために闘うヒロインを、『17歳の肖像』などのキャリー・マリガンが演じるほか、アカデミー賞の常連メリル・ストリープ、『英国王のスピーチ』などのヘレナ・ボナム＝カーター、『007 スペクター』などのベン・ウィショーらが共演した話題作です。

第37回アカデミー賞の5部門で受賞した名作『メリー・ポピンズ』のおよそ半世紀ぶりとなる続編。前作の20年後の大恐慌時代を舞台に、再び現れたメリー・ポピンズが起こす奇跡を描いています。監督は「シカゴ」「パイレーツ・オブ・カリビアン　生命の泉」といった大ヒット映画のほか、舞台演出家・振付師としても活躍するロブ・マーシャルが担当しています。

19世紀から24世紀へと世紀を超えて、六つの時代と場所を舞台に人間の神秘を描く壮大なスペクタクル・ドラマ。兄が性転換を経て姉弟となったラリー改めラナ、アンディ・ウォシャウスキー監督と、『パフューム ある人殺しの物語』のトム・ティクヴァが共同でメガホンをとります。過去や未来を映す迫力ある映像や、深いストーリーなど、ロマンあふれる世界観は必見です。

『ピアノ・レッスン』のジェーン・カンピオン監督が、25歳という若さでこの世を去ったジョン・キーツの生涯と、彼が愛した一人の女性との純粋な愛の物語を描く伝記ドラマです。死後、シェイクスピアと比較されるほどたたえられた才能あふれるキーツの美しい詩が誕生する背景にある純愛を、史実に沿って情熱的に映し出します。

マシュー・グッド主演の『情愛と友情』は、2008年に製作されたイギリスの映画で、原作はイーヴリン・ウォーの『ブライヅヘッドふたたび』です。日本では劇場未公開で、ウォーがカトリックに改宗して初めて書いた作品として話題になりました。1920〜1930年代のイギリスのカトリック貴族一家の姿が友人の目を通して描かれています。

007のコードネームを持つイギリスの敏腕諜報員、ジェームズ・ボンドの活躍を描くスパイ・アクションのシリーズ第23弾です。上司Mとの信頼が揺らぐ事態が発生する中、世界的ネットワークを誇る悪の犯罪組織とボンドが壮絶な戦いを繰り広げます。イスタンブールをはじめ世界各地でロケが行われた美しい映像は圧巻です。

長い間人々をとりこにしてきた大ヒット作『007』シリーズで、ダニエル・クレイグが4度目のジェームズ・ボンドを体当たりで演じたアクション大作です。前作同様サム・メンデス監督がメガホンを取り、新たなる敵スペクターとボンドの死闘を描いています。苦悩するボンドの葛藤はもとより、明らかになる彼の幼少期の秘密に期待が高まります。

長年世界中で愛されている、マイケル・ボンドの児童文学「くまのパディントン」の実写映画版です。見知らぬ国にやって来たクマが親切な家族と出会い、パディントンと名付けられて新しい冒険に乗り出す姿を描いています。キュートな主人公の活躍が大人から子供まで年齢層にかかわらずすべての人の心をつかみます。