日本でも、横山ノックさんなど、その知名度を活かしてコメディアンから国会議員に転身した例はありますが、日本の行政のトップ内閣総理大臣にまで上り詰めた例はいまだありません。

しかし、その裏にはウクライナ特有の腐敗した社会的背景があったようです。この点について説得力ある説明があったので引用しておきましょう。

ウクライナは汚職のはびこる社会だ。筆者はウクライナの一流国立大学を卒業したウクライナ人から、「学士号を授与するのに、学生からわいろを要求する教授がいる」と聞いたことがある。

裁判長が民事裁判で原告側からわいろを受け取り、有利な判決を出す事件も起きた。代々の大統領も大財閥とのつながりが強かった。前大統領のポロシェンコ氏も自身が大金持ち。

そこへ政治経験のないゼレンスキー氏が大統領選に立候補した。「人から軽蔑されない、全く新しい人材、良識をもった人材が政治をになうべきだ」と主張した。斬新さと「社会を変えてくれる」との期待から、大統領選の決選投票で73%を獲得する圧勝をおさめた。
大統領就任式で国家を斉唱するゼレンスキー大統領

大統領就任式で国家を斉唱するゼレンスキー大統領

誰もがこのままじゃいけないと思っていたウクライナの腐った社会構造。

だからこそ、ドラマ「国民の僕」が圧倒的な支持を集めたわけで、物語の中とは言え、見事に改革して見せてくれたゼレンスキー氏に、多くのウクライナ国民は期待せずにはいられなかったのかも知れませんね。

ゼレンスキー大統領のコメディアン時代のネタ“股間ピアノ”が話題に

ゼレンスキー大統領は、2003年に劇団「第95街区」のメンバーらとともに、制作会社「Kvartal 95」を立ち上げ、次々と人気のコメディ映画やバラエティ番組などを制作していきました。

そんな「Kvartal 95」が制作した番組の中で、最も有名なのが…ゼレンスキー大統領が中心となって披露していた“股間でピアノを弾くと”いう衝撃的なネタなんですよね。

このゼレンスキー大統領のコメディアン時代の持ちネタは、現在、ネット上で“股間ピアノ”とか“珍珍ピアノ”なんて呼ばれ、大変な話題になっているようなので、動画が残っていないか探してみたところ…簡単に見つかりました。

ウクライナゼレンスキー大統領のコメディアン時代(Brothers Tsytsko) ピアノ芸

出典:YouTube

高学歴で教養も高く、社会的にはインテリ層に属するゼレンスキー大統領ですが、このような下ネタ芸も抵抗なく取り入れていた生粋のエンタメ人だった…という点で、日本で言えば、さしずめ志村けんさんのような存在だったのかも知れませんね。

ゼレンスキー大統領の持ちネタ“股間ピアノ”に対するネットの声は?

最後に、そんなゼレンスキー大統領のコメディアン時代の持ちネタ、“股間ピアノ”に対するネット上の主な意見をいくつか拾ってみました。

ただ、中にはこんな下ネタ芸、何が面白のかわからない…なんて声もあったようですが、教養レベルの高いインテリが、あえてバカげたことをやるというのが、ヨーロッパにおけるお笑い芸の伝統なんだそうな。

また、宿敵プーチン大統領にも同じくピアノネタがあったようで、ゼレンスキー大統領とプーチン大統領のピアノ対戦動画をアップしている人も(笑)

この動画の最後に響く、ゼレンスキー大統領の「ハッ!」が吉幾三さんに聞こえるのは私だけでしょうか…。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

戦力では圧倒的に不利な状況にあるにもかかわらず、ロシアという大国相手に一歩も怯まず、「どんなことがあっても母国を守り抜く」という覚悟を、ウクライナ国民のみならず、全世界に示したゼレンスキー大統領。

今回、そんなゼレンスキー大統領のコメディアン時代の経歴と、特にここに来て話題沸騰中の“股間でピアノを弾く”という衝撃的な持ちネタについてまとめてみました。

今回、ゼレンスキー大統領のコメディアン時代の持ちネタ“股間ピアノ”について色々と調べていく過程で、とっても印象的なツイートを見つけたのでシェアしておきたいと思います。

こんなに悲惨で絶望的な状況にあっても、ピアノの旋律はこんなにも美しく…。

そんなウクライナが1日も早く平和を取り戻すことを願ってやみません。

関連するまとめ

アン王女の旦那と子供(息子/娘)・スキャンダルや事件まとめ

イギリスのエリザベス女王の娘として知られているアン王女。今回はアン王女の結婚した旦那や子供(息子・娘)、孫、…

aquanaut369 / 601 view

チャールズ・マンソンの死因!身長と生い立ちや家族・事件・晩年や映画化まとめ

「マンソン・ファミリー」と呼ばれるコミューンを率いて連続殺人事件を起こしたチャールズ・マンソン。 今回、チ…

passpi / 1893 view

POSO(ポソ宗教戦争)の現在!動画や写真・検索してはいけない理由まとめ

この記事ではPOSO(ポソ宗教戦争)の詳細と現在や、検索してはいけないと言われている動画や写真の理由をまとめ…

Mrsjunko / 1400 view

中村哲医師の名言ランキング30選!多くの言葉を残す【最新決定版】

中村哲は、日本の医師であり、パキスタンやアフガニスタンで医療活動に従事、2019年に武装勢力に銃撃され死去し…

maru._.wanwan / 1563 view

ハローキティ殺人事件の詳細と犯人!検索してはいけない言葉と言われる理由・幽霊や画像・…

“検索してはいけない言葉”と言われている1999年に香港で起きた残虐極まりない猟奇殺人「ハローキティ殺人事件…

passpi / 4842 view

アメリカの大学の人気ランキングTOP50【最新決定版】

今回は、アメリカの大学の人気ランキングTOP50を紹介していきます。グローバル社会が根付いている現代において…

maru._.wanwan / 1124 view

マサイ族の身長と視力!ジャンプ力・寿命や食事・その他の生活習慣まとめ

ケニア南部に住む民族・マサイ族について、身長と視力に関する話題が挙がっています。また、ジャンプ力、寿命や食事…

cyann3 / 5505 view

同じカテゴリーの記事

同じカテゴリーだから興味のある記事が見つかる!

エリサ・ラム事件の犯人と真相!現場のセシル・ホテル/なんJや現在の話題まとめ

アメリカ・ロサンゼルスで起こったエリサ・ラム事件について、話題になっています。また、エリサ・ラム事件の現場の…

cyann3 / 2161 view

アメリカの大学の人気ランキングTOP50【最新決定版】

今回は、アメリカの大学の人気ランキングTOP50を紹介していきます。グローバル社会が根付いている現代において…

maru._.wanwan / 1124 view

ビアンカ・デヴィンズ殺害事件の犯人!インスタの遺体写真も総まとめ

2019年7月13日、ニューヨーク州ユーティカの高校を卒業したばかりのビアンカ・デヴィンズさん(当時17歳)…

Mrsjunko / 4824 view

9.11アメリカ同時多発テロ事件の真実!陰謀と犯人・日本人生存者や犠牲者も総まとめ

9.11同時多発テロ事件とは、2001年9月11日にアメリカ合衆国で起こったイスラム過激派のテロ組織であるア…

Mrsjunko / 1752 view

ソニー・ビーン一族事件は嘘?実在?洞窟や死刑を逃れた末裔と真相まとめ

ソニー・ビーンとは、15世紀頃にスコットランドに実在したとされる人物です。48人の一族がいて洞窟に住み、人間…

Mrsjunko / 4770 view

ルクソール事件(エジプト)の日本人犠牲者は新婚旅行カップル!場所とテロ犯人の動機・そ…

1997年11月17日にエジプトで起こったルクソール事件では日本人犠牲者が10人いて、そのほとんどが新婚旅行…

Mrsjunko / 3385 view

エリザベス・ホームズの現在!生い立ちと父親など家族・経歴や美人画像・小保方晴子との関…

「女版ジョブズ」と呼ばれた実業家のエリザベス・ホームズは詐欺事件での逮捕が話題になりました。今回はエリザベス…

aquanaut369 / 1081 view

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

スポンサードリンク

"); } })(jQuery);
async token error
S
S