ヨシフ・スターリンのプロフィール

ヨシフ・スターリンのプロフィール

ヨシフ・スターリンのプロフィール

名前:ヨシフ・ヴィッサリオノヴィチ・ジュガシヴィリ
生年月日:1878年12月21日
出身地:グルジア
職業:政治家

ヨシフ・スターリンは旧ソ連時代の最高指導者

ヨシフ・スターリンは旧ソ連時代の最高指導者

ヨシフ・スターリンは旧ソ連時代に最高指導者を務めていた人物。彼はロシア帝国時代に統治下にあったグルジアに生まれ、その後は革命家として旧ソ連の初代最高指導者レーニンの下で活動。

レーニンのあとを継いで最高指導者となり、第二次大戦など激動の時代を生き抜きました。

ソ連時代には大粛清を行った

ソ連時代には大粛清を行った

ヨシフ・スターリンはソ連の最高指導者として活動していた頃、国内で大粛清を行ったことで知られていて、自身の意に反する者は誰であっても粛清し、恐怖政治を行いました。

彼が行った大粛清の犠牲者の数は数百万とも言われていて、ソ連内の人間だけでなく、数多くの外国人もその標的にされました。

早くから社会主義思想に染まっていた

早くから社会主義思想に染まっていた

ヨシフ・スターリンは学生時代は神学校に通う生徒でしたが、当時は社会主義思想のマルクス主義に傾倒し、すぐに無神論者に。ここから彼は地元の労働運動などに参加するようになり、神学校から退学処分を受けてしまいます。

その後はレーニン率いる「ロシア社会民主労働党ボリシェヴィキ」に加わり、以降はレーニンの側近としてロシアに革命を起こしました。

若い頃がイケメンだと話題に

若い頃がイケメンだと話題に

ヨシフ・スターリンは若い頃の姿が「イケメン」だと話題になっていて、ネット上には彼の若い頃の写真が出回っています。その姿はたしかにイケメンで、まるで映画に登場する若手俳優のような姿をしています。

ただ、イケメンではあるものの、じつは小柄で身長は「162㎝」しかなかったのだとか。

性格は「天性の過激派」と称されている

性格は「天性の過激派」と称されている

ヨシフ・スターリンは「天性の過激派」と称される性格の持ち主で、大粛清を見ても残酷で情け容赦ない人物であるのは容易にうかがい知ることができます。さらに彼は怒りやすく、執念深いため、誰に対しても復讐に燃えることも多かったのだとか。その反面、努力家で勉強熱心。非常に頭がよく、休むことはほとんど無かったのだそうです。

ヨシフ・スターリンと結婚した嫁はどんな人?子供はいるの?

ヨシフ・スターリンは2度の結婚を経験している

ヨシフ・スターリンは2度の結婚を経験している

ヨシフ・スターリンが結婚したのは2回。最初の嫁との結婚生活は短いものでしたが、2人目の嫁は10年以上連れ添っています。また、それぞれの嫁の間には子供も生まれていますが、夫や父親として家族に寄り添うことはほとんど無かったのだそうです。

ヨシフ・スターリンの1回目の結婚!嫁と子供(息子)は悲惨だった?

ヨシフ・スターリンの1回目の結婚

ヨシフ・スターリンの1回目の結婚

ヨシフ・スターリンの1回目の結婚は1906年。お相手の女性はロシア社会民主労働党で友人関係にあった男性の姉エカテリーナ・スワニーゼ。2人は結婚する前に子供を授かっていたようで、おそらく妊娠を機に結婚を決意したものと見られています。

当時ヨシフ・スターリンはすでに革命家として指名手配を受けていて、2人の結婚式はグルジアで深夜に執り行われたのだそうです。

最初の嫁エカテリーナ・スワニーゼのプロフィール

最初の嫁エカテリーナ・スワニーゼのプロフィール

名前:エカテリーナ・スィミョーノヴナ・スワニーゼ
生年月日:1885年4月2日
出身地:グルジア
職業:政治家

最初の嫁との馴れ初めは?

最初の嫁との馴れ初めは?

ヨシフ・スターリンと最初の嫁の馴れ初めは子供の頃に通っていた「神学校」。その後、スターリンはレーニンの「ロシア社会民主労働党ボリシェヴィキ」に加わり、ここで嫁の弟と知り合い、革命が始まったのちに弟の家で匿われることに。

ここでようやく彼は嫁と親しい間柄になり、結婚前に子供の妊娠も発覚。当時の彼は過激な活動を行っていましたが、嫁との時間はとても穏やかなものだったのだとか。

子供の出産には母親とともに立ち会った

子供の出産には母親とともに立ち会った

ヨシフ・スターリンは嫁が子供を出産する際、自身の母親とともに出産に体あっています。このことからも嫁を想う気持ちが伺え、優しい一面も持ち合わせていたのは事実です。生まれた子供は元気な男の子で、名前は「ヤーコフ」と名付けられます。当時の彼は基本的に家族との時間は無かったようですが、家族と過ごすときには子供と一緒に遊んでいたのだそうです。

嫁が病気で死去

嫁が病気で死去

ヨシフ・スターリンはその後、ロシアから逃亡するため、家族を連れてアゼルバイジャンへと逃亡します。これにより嫁は知らない土地で過ごすことを強いられ、旦那は家にほとんど帰らず、ひとり不安に押しつぶされそうになっていたのだとか。その結果、嫁は身体を壊してしまい、それを心配したヨシフ・スターリンは再び家族でグルジアへ。その道中に嫁は発疹チフスを発症し、グルジアへ帰国した3週間後に死去してしまいました。

嫁に対する想いは強かった

嫁に対する想いは強かった

ヨシフ・スターリンはじつは最初の嫁であるエカテリーナ・スワニーゼに対しては「石のように冷たい私の心を和ませてくれた」という言葉を残していて、彼女のことを心から愛していたのだそうです。

実際に彼女の葬儀では埋葬する際、掘った穴に自ら飛び込んだようで、周囲の人間から引きずり出されたのだそうです。ちなみに彼女の死後、ヨシフ・スターリンは「思い遣りの感情は、彼女の死とともに消え失せてしまった」と語っていて、その言葉どおりの人間へと変貌してしまいました。

子供(息子)は親族に預け疎んだ

子供(息子)は親族に預け疎んだ

ヨシフ・スターリンは嫁が亡くなったあと、自身の子供(息子)ヤーコフのことを疎むようになり、さっさと嫁の親族に預けて自身は再び活動へ復帰。その後のヤーコフは叔母のもとで暮らすようになり、父親に会うことは無かったのだそうです。

ヨシフ・スターリンの2回目の結婚!嫁は自殺で子供は2人?

ヨシフ・スターリンの2回目の結婚!嫁はどんな人?

ヨシフ・スターリンの2回目の結婚!嫁はどんな人?

ヨシフ・スターリンの2回目の結婚は1919年。この頃はちょうどロシア内戦の真っただ中で、スターリンも革命家としてかなり力をつけていました。

2人目の嫁は「ナジェージダ・アリルーエワ」と言い、当時の年齢は「19歳」。彼女は熱心な共産主義者のひとりで、レーニンのもとで事務員として働いていました。

2人目の嫁ナジェージダ・アリルーエワのプロフィール

2人目の嫁ナジェージダ・アリルーエワのプロフィール

名前:ナジェージダ・セルゲーヴナ・アリルーエワ
生年月日:1901年9月22日
出身地:ロシア帝国
職業:事務員

2人目の嫁との馴れ初めは?

2人目の嫁との馴れ初めは?

ヨシフ・スターリンと2人目の嫁との馴れ初めは彼女の父親がヨシフ・スターリンを匿ったことがきっかけとなっています。これにより2人は親しい間柄になり、結婚に至りました。

子供は息子と娘が1人ずつ生まれた

子供は息子と娘が1人ずつ生まれた

ヨシフ・スターリンと2人目の嫁との間には子供が2人生まれています。1人目は息子ワシーリー。2人目は娘のスヴェトラーナでしたが、このときも育児にはほとんど参加していなかったのだとか。

ちなみにこの頃は前嫁との間に長男ヤーコフもモスクワにいたようですが、長男に構うこともほとんど無かったようです。

娘にだけは優しい一面もあった

娘にだけは優しい一面もあった

ヨシフ・スターリンは自身の子供たちに構うことはほとんどありませんでしたが、それでも娘には優しい一面を持ち合わせていたようで、彼女の育児にはたまに参加していたのだとか。

ただ、その一方で厳しい部分も多く、過去にはパーティーで父親が要求した踊りを丁寧に踊ろなかったことで引きずり回されたこともあったのだそうです。

嫁との仲は非常に悪かった

嫁との仲は非常に悪かった

ヨシフ・スターリンは2人目との嫁とは早くから疎遠になっていたようで、夫婦関係は非常に険悪だったのだとか。なぜそこまで夫婦関係が悪かったのかはわかりませんが、おそらくヨシフ・スターリンが家庭を顧みない性格だったことが挙げられると思われます。

また、当時のソ連では大粛清や国内の大飢饉があり、これに対して嫁は激しく抗議を行っていたようですが、彼が嫁の言うことを聞くことはありませんでした。

嫁が寝室で死去!自殺?それとも他殺?

嫁が寝室で死去!自殺?それとも他殺?

ヨシフ・スターリンの嫁は1932年、宴の席で彼と激しい口論になり、寝室に帰ってしまいます。その後、彼女の寝室で亡くなっているのが発見され、遺体のそばにはリボルバーがおいてあったのだそうです。

これについてロシア国内では「スターリンが殺した」という見方が強いようですが、「自殺」という見方もあり、真相はハッキリしていません。ただ、当時は「虫垂炎」で死んだと公式に発表されていて、彼女の死後、ヨシフ・スターリンは酷く動揺していたことが伝えられています。

ヨシフ・スターリンの子供(息子、娘)のその後や孫について

ヨシフ・スターリンの息子~長男ヤーコフのその後について

ヨシフ・スターリンの息子~長男ヤーコフのその後について

ヨシフ・スターリンの長男であるヤーコフはその後は父親のいるモスクワへ移り、一般女性と結婚。父親との確執は以降も続き、1928年に一度自殺未遂をしています。

第二次世界大戦がはじまるとソ連軍に従軍して戦争に参加。ドイツ将校と談笑している様子が写真に撮られ、父親の怒りを買い、嫁は収容所送りに。さらに本人はドイツへ移送され、ドイツの収容所にて亡くなりました。

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