クレメンスの凄さと成績!年俸推移と全盛期のパワプロ再現まとめ
投手として最高の名誉である「サイ・ヤング賞」を歴代最多となる7度も受賞したほか、史上初の1試合20奪三振を2度も達成した伝説的MLBプレイヤー、ロジャー・クレメンス。
今回は、ロジャー・クレメンスの凄さと、24年間に及ぶメジャーでの通算成績を振り返るとともに、自身最高額へ到達した晩年の年俸の推移と全盛期(パワプロ再現も)についてまとめました。
このシーズン、アストロズはワールドシリーズに進出。しかし、クレメンスは第1戦に登板するも2回しかもたずに降板し、アストロズも4連敗でワールドシリーズをあっさり敗退してしまいました。
そして、同年オフには、アストロズは高年俸・高年齢を理由に年俸調停を申請しなかったことから、ロジャー・クレメンスはフリーエージェントとなりました。
テキサス・レンジャーズ、レッドソックス、ヤンキースなどが彼に興味を示したものの、ロジャー・クレメンス本人は、2006年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での引退を示唆していました。
ところが、2006年5月31日に急遽、2006年シーズンをアストロズで現役続行することが決まり、その時の契約は、彼の背番号にちなみ、年俸約2,200万ドル(約25億円)という巨額なものだったのです。
但し、シーズン途中からの入団となったため、実質的にロジャー・クレメンスが受け取った年俸は約1,200万(約13億6800万円)ドルほどだったようです。
しかし、結局、2006年シーズンは7勝6敗の成績に終わり、前年に続いて年俸に見合う勝ち星を挙げることができなかったのです。
しかし、そんなロジャー・クレメンスに最後の花道を用意したのは…古巣であるニューヨーク・ヤンキースでした。
2007年には45歳となるロジャー・クレメンスのメジャー現役最終シーズンの年俸は、実に2,800万ドル(約33億円)に及びました。
ロジャー・クレメンスの全盛期をパワプロで再現
ロジャー・クレメンスがメジャーリーグで活躍した、1984年から2007年までの24年間の中で、彼の全盛期と呼べそうな期間は次の2度の期間ではないでしょうか。
ロジャー・クレメンスの全盛期① 1986年 ~ 1992年
・ 勝利数は、1986年(24勝)、1987年(20勝)、1988年(18勝)、1989年(17勝)、1990年(21勝)、1991年(18勝)、1992年(18勝)
・ 奪三振は全てのシーズンで200を超えている
・ 防御率も1989年の3.13を除いて、2点台以下(1990年は1.93)
・ 1986年にはMPVを受賞している
・ 1986年、1987年、1991年にはサイ・ヤング勝を受賞している
ロジャー・クレメンスの全盛期② 1997年、1998年
・ 勝利数は、1997年が21勝、1998年が20勝で、いずれも20勝以上
・ 奪三振は、1997年が292、1998年が271
・ 防御率は、1997年が2.05、1998年が2.65
・ いずれのシーズンもサイ・ヤング賞を受賞している
このように、全盛期①に勝るとも劣らない成績を残していることがわかります。
ロジャー・クレメンスの1986年の活躍をパワプロで再現
そして、この2度の全盛期を通して、特に凄いのが1986年シーズンなんですよね。
・ 最多勝: 24勝
・ 最優秀防御率: 2.48
・ 最高勝率: .857
と、シーズン3冠を達成している上、MVPとサイ・ヤング賞を獲得。さらに、1986年4月29日のマリナーズ戦では、史上初となる1試合20奪三振を記録しているからです。
このロジャー・クレメンスの1986年の成績を、パワプロで再現したのがこちら。
まとめ
投手として最高の名誉である「サイ・ヤング賞」を歴代最多となる7度も受賞したほか、史上初の1試合20奪三振を2度も達成した伝説的MLBプレイヤー、ロジャー・クレメンス。
「ロケット」の愛称で多くの野球ファンに愛されたロジャー・クレメンスの凄さと、24年間に及ぶメジャーでの通算成績を振り返るとともに、自身最高額へ到達した晩年の年俸の推移と全盛期についてまとめてみました。
このように記録にも記憶にも残る活躍をしたロジャー・クレメンスですが、今回、ロジャー・クレメンスの凄さについて調べていく過程で、とても興味深い動画を見つけたので、最後にご紹介しておきましょう。
ガチンコ!クレメンス対ピアッツァ!
出典:YouTube
現役時代、宿命のライバルであり、犬猿の仲にあったと言われるマイク・ピアッツァとの因縁の始まりから、その顛末について、実際の映像を交えて詳しく解説されています。
特に、各選手や監督の吹き替えがめっちゃ面白いので、興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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