こちらの動画は、カメラを少し引いてリング全体を収めた定点映像です。実況等はなく、まるで試合会場で観戦しているかのような映像です。

序盤は村田諒太選手のボディ攻撃に苦しめられ、コーナーに詰められる場面もあったものの、中盤以降は持ち味である変幻自在のパンチで村田選手を追い詰め、9回TKOという貫禄の勝利をあげたゲンナジー・ゴロフキン選手。

しかし、試合後には自身を苦しめたライバルに対して、惜しみない賛辞を送り続けたことが大変な話題になりました。

試合直後のリング上で行われたフラッシュインタビューで、ゲンナジー・ゴロフキン選手は村田諒太選手とそのチームに対して、次のように語っています。

そして、村田諒太選手へのインタビューが終わるのを待って、ゲンナジー・ゴロフキン選手はいつも入場時に身に付けているブルーの生地に派手な金色の刺繍をほどこした、母国カザフスタンの民族衣装を村田選手に手渡しました。

その時の映像が残っていたのでご紹介しましょう。

また、試合後の会見でゲンナジー・ゴロフキン選手は、このことについて、次のように語っています。

さらに、ゲンナジー・ゴロフキン選手は、試合後に村田諒太選手の控え室にも訪れており、勝ち取ったばかりのWBAスーパー王者のベルトを差し出し、こう言ったそうです。

このシーンは、ゲンナジー・ゴロフキン選手のSNSにアップされたのですが、あっと言うまに拡散すると、各国メディアでも大きく取り上げられたようです。

例えば、英紙「Mirror」は次のように報じています。

また、リトアニア・メディア「Sportas」は…

そんなゲンナジー・ゴロフキン選手の村田諒太選手への対応に対して、SNS上では次のような声が上がっていました。