【イラク側の死者数】

兵士や警官・・・4万1726人

敵対勢力・・・3万5000人前後

民間人・・・18万~20万人

ジャーナリスト・・・245人

人道支援機関やNGO職員・・・62人

イラク戦争の死者数~アメリカ軍の犠牲者は?

イラク戦争の死者数~アメリカ軍の犠牲者は?

イラク戦争に派遣されたアメリカ軍の死者数は「約4000人」とされています。アメリカからは17万人ほどの軍人がイラクへ派遣されていて、毎年800人ほどが犠牲となりました。負傷者数については死者数以上に多く、「約3万人」とされています。

【アメリカ側の死者数】

2003年・・・死者数486人、負傷者数2416人

2004年・・・死者数849人、負傷者数8004人

2005年・・・死者数846人、負傷者数5496人

2006年・・・死者数822人、負傷者数6411人

2007年・・・死者数902人、負傷者数6103人

2008年・・・死者数160人、負傷者数1098人

イラク戦争の死者数~多国籍軍

イラク戦争の死者数~多国籍軍

イラク戦争には多くの国がアメリカ主導の多国籍軍に参加していて、ここでも多数の死者を出しています。もっとも死者数が多いのはイギリスで、次いでイタリア、ポーランドとなっています。

【多国籍軍の死者数】

イギリス・・・176人

イタリア・・・33人

ポーランド・・・23人

ウクライナ・・・18人

ブルガリア・・・13人

その他・・・50人

イラク戦争では日本の自衛隊からも犠牲者が出ていた?

イラク戦争では日本の自衛隊からも犠牲者が出ていた?

イラク戦争には日本の自衛隊も派遣されていて、ここでも数人の死者を出しています。ただ、自衛隊の派遣目的は戦争参加ではなく、「人道復興支援」で、活動範囲は「非戦闘地域」とされていました。このとき派遣された自衛隊員の数は「約2万人」とされていて、イラク以外の周辺地域にも派遣されていました。

【自衛隊の死者数】

事故・死因不明・・・12人

自殺・・・16人

病死・・・7人

イラク戦争の結末!新政権樹立や戦争終結宣言について

イラク戦争の結末①~首都バグダッド陥落

イラク戦争の結末①~首都バグダッド陥落

アメリカは軍事侵攻を始めたあと、最初にイラクの首都であるバグダッドを空爆。さらに陸軍の派遣も行い、地上戦にてバグダッドを陥落させました。アメリカはこのときわずか1ヶ月ほどでバグダッドを陥落していて、その凄まじい攻撃に当時のイラク大統領サダム・フセインは後退を余儀なくされました。

イラク戦争の結末②~フセイン政権の崩壊

イラク戦争の結末②~フセイン政権の崩壊

首都バグダッドが陥落したあと、大統領のサダム・フセインは逃亡。これによりフセイン政権は崩壊となり、イラクはアメリカの連合国暫定当局(CPA)による統治が開始されます。

ですが、その後の政策はなかなか上手くいかず、さらに過激派組織同士の争いやテロも頻発し、新政府の発足までに時間を要することになります。

イラク戦争の結末③~サダム・フセインの逮捕

イラク戦争の結末③~サダム・フセインの逮捕

首都バグダッドが陥落したあと、逃亡していたサダム・フセインでしたが、2003年12月にアメリカ軍と特殊部隊によってイラク中部ダウルの隠れ家に潜んでいたところを逮捕。このときはすんなり投降していて、拘束されたあとはアメリカ軍の収容施設に拘置されました。

サダム・フセインは収容施設で窓の独房に入れられていましたが、その中では読書をしたり、礼拝をしたりするなど、比較的自由に過ごせていたのだとか。また、独房にはエアコンが完備され、アメリカ製のお菓子を食べるなど、健康状態も非常に良好だったのだそうです。

2003年 フセイン元大統領 拘束

出典:YouTube

イラク戦争の結末④~新政権の樹立

イラク戦争の結末④~新政権の樹立

イラクではフセイン政権の崩壊後、アメリカ連合国暫定当局によるに統治が行われていましたが、2006年5月に新たな政権が誕生しました。このときはヌーリー・マーリキーという人物が首相に就いていて、イラクの民主化がスタート。

新政権の発足によってイラクの治安部隊は25万人から32万人に増強されていて、これにはアメリカが尽力したと言われています。

イラク戦争の結末⑤~サダム・フセインの処刑

イラク戦争の結末⑤~サダム・フセインの処刑

当時のイラク大統領だったサダム・フセインは逮捕後の裁判で「人道に対する罪」などを問われて死刑が宣告されます。そして、2006年12月30日にアメリカからイラクへと身柄が渡され、絞首によって死刑が執行されました。彼はイラク新政権の思惑から死刑判決後、わずか4日というスピードで処刑されていて、これにはアメリカ側の思惑もあったとされています。

サダム・フセインの死刑執行には多くの批判の声も挙がっていて、これは死刑制度を反対しているEU各国や人権団体が中心となっています。ただ、反対する一方でこれからのイラクに期待する声も多く挙がっていて、その後のイラクの状況には世界中から注目が集まっていました。

イラク戦争の結末⑥~オバマ大統領の戦争終結宣言

イラク戦争の結末⑥~オバマ大統領の戦争終結宣言

イラク戦争は2011年のオバマ大統領の終結宣言によって終わりを迎えました。このときはイラクの治安改善や復興、そして民主化の成功を語っていて、アメリカ軍の完全撤退も宣言。

オバマ大統領は就任前からイラク戦争には否定的な意思を示していて、それが体現された形となりました。

オバマ米大統領は14日昼(日本時間15日未明)、フォートブラッグ陸軍基地で演説し「イラクの未来は国民の手に委ねられ、イラクでの米国の戦争は終わる」と述べ、2003年3月に開戦したイラク戦争終結を宣言した。
オバマ元大統領のプロフィール

オバマ元大統領のプロフィール

名前:バラク・フセイン・オバマ2世
生年月日:1961年8月4日
出身地:アメリカ合衆国
職業:政治家、弁護士

イラク戦争の結末⑦~アメリカ軍の撤退

イラク戦争の結末⑦~アメリカ軍の撤退

オバマ大統領の終結宣言後、アメリカ軍は徐々にイラクから撤退し、2011年内で完全に撤退しました。イラク戦争に参戦した多国籍軍は2010年内にすべて撤退していて、これによりイラク戦争は終結となりました。

イラク駐留米軍の最後の部隊が18日、隣国クウェートへの撤収を完了した。ブッシュ前米政権が2003年に始めたイラク戦争は、約8年9カ月を経て完全に終結。

イラク戦争は間違いによる侵略だった?責任はアメリカにあるの?

イラク戦争はアメリカの間違いが原因だった?

イラク戦争はアメリカの間違いが原因だった?

イラク戦争はすでに終結していますが、世界中で「間違いだった」と言われています。その理由は「大量破壊兵器が無かったから」。アメリカやイギリスはイラク戦争前から戦争後まで大量破壊兵器がどこにあるのかしらみつぶしに探していましたが、終結まで見つかることはなく、「無かった」と結論づけています。ですが、間違いでは済まないほどの被害を出しているため、その責任を追及する声も多く挙がっています。

大量破壊兵器の情報はウソだった

大量破壊兵器の情報はウソだった

イラク戦争では大量破壊兵器の存在が原因のひとつとなっていますが、のちにこの情報は「ウソ」だったことが判明しています。これはイラク人科学者が当時のフセイン大統領を失脚させるために流したウソの情報で、実際にはそのようなモノは無かったのだとか。

このウソの情報を流した科学者は「打倒フセイン政権」を考えていたようで、イラクの民主化を目指していたのだそうです。

米国が2003年のイラク攻撃を正当化する根拠とした大量破壊兵器(WMD)に関する情報を提供したイラク人科学者が、サダム・フセイン(Saddam Hussein)大統領(当時)を失脚させるためにうそをついていたことを認めたと報じた。
イギリスの首相も間違いを認めている

イギリスの首相も間違いを認めている

イラク戦争における「大量破壊兵器」の存在はのちにウソだったことが判明しましたが、これについてはイギリスのブレア首相も間違いだったことを認め、謝罪を行っています。ただ、当時のフセイン政権を倒し、イラクを民主化したことには「後悔していない」と語っていて、イラク戦争自体を謝罪することはありませんでした。

ブレア氏は情報の誤りのほかにも「計画の誤りや、政権を排除すればどうなるかという認識の明らかな誤り」もあったとして謝罪。ただしイラク戦争についての全面的な謝罪にまでは踏み込まず、「サダム(フセイン元大統領)の排除については謝罪し難い。

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