
ゼレンスキー大統領は無能?暗殺の危険性と支持率の推移から無能の理由まとめ
2022年2月、ロシアによるウクライナ侵攻で話題のウクライナのゼレンスキー大統領。西側メディアはこぞって彼を英雄視していますが、その一方で“無能”との声も少なくないようです。
今回、ゼレンスキー大統領が無能と言われる理由を、支持率の推移とからめてまとめました。
ゼレンスキー大統領が無能と言われる理由
支持率アップのためにEUやNATOへの加盟を掲げる
支持率が急落し、さすがにマズいと思ったゼレンスキー大統領は、まさに起死回生の施策としてEUやNATOへの加盟を打ち出しました。
と言うのも、特にEU加盟は、ウクライナの腐敗政治に絶望し、外国で仕事をしたいと考えていた多くのウクライナ国民が長年熱望していたことだったからです。
なぜなら、EUのパスポートさえあれば、シェンゲン協定により、EU圏内を自由に移動することができる上、就職も可能になりますから…。
ゼレンスキー大統領本人もすぐにEUに加盟できるなんて思っていなかった…
しかし、EUに加盟するには、厳しい基準をクリアした上で、現在加盟している27ヶ国全ての承認を得なければなりません。
これは非常にハードルが高く、もう17年も加盟交渉がまとまっていないトルコをはじめ、北マケドニアやモンテネグロなど、現在も5ヶ国が順番待ちをしている状況なんですよね。
たとえ将来、ウクライナのEU加盟が承認されるにしても、それはずっと先の話になっていたことは間違いなく、もちろんこの時点では、ゼレンスキー大統領本人も、すぐにEUに加盟できるなんて思ってもいなかったはずです。
つまり、ゼレンスキー大統領は、ウクライナ国民に対して、単に支持率アップを狙ったリップサービスをしたに過ぎなかった…と言わざるを得ないのです。
ウクライナのNATO加盟などロシアが許すはずないことも分かっていた
一方のNATOへの加盟については、EUに比べればハードルは低く、実際、EU加盟の順番待ちをしている北マケドニアやモンテネグロも、既に加盟を果たしています。
しかし、軍事同盟であるNATOへの加盟など、隣国であるロシア、ことにプーチン大統領が許すはずなどないことも、ゼレンスキー大統領はちゃんと分かっていたはずなんですよね。
と言うのも、ロシアは16ヶ国との国境線を持ち、過去に1812年のナポレオンのロシア遠征や、第二次世界大戦におけるナチスドイツによるロシア侵攻など、何度も他国の侵略を受けた歴史を持ちます。
このような歴史的背景から、ソ連時代のロシアは、冷戦期には東欧諸国を支配下に置き、西側諸国との緩衝地帯としてきました。
しかし、冷戦終結後、ソ連崩壊とともに東欧諸国が次々と独立を果たし、西側へと流れていったんですよね。
そして、現在残されたベラルーシとウクライナは、ロシアの国防上、是が非でも死守しなければならない防衛ラインであり、ゼレンスキー大統領が掲げたNATO加盟など絶対に許すわけにはいかなかったのです。
核兵器保有に意欲を見せたゼレンスキー大統領にプーチン大統領が激怒
ソ連時代のウクライナでは、大陸間弾道ミサイル(ICBM)や核兵器などが開発されており、1991年の独立時点で約1900発もの核弾頭を保有し、ウクライナはアメリカ・ロシアに次ぐ世界第3位の核保有国でした。
そこで1994年12月、そんなウクライナに核兵器を放棄させる代わりに安全保障を提供するという「ブダペスト覚書」に、アメリカとロシア、イギリスが署名。これによりウクライナは非核兵器国となったのですが…。
ゼレンスキー大統領は2022年2月、「ロシアによるクリミア併合のようなことがウクライナに起こるのは、ウクライナが核を持たないからだ」「ブダペスト覚書は再検討できるはず」などと、核保有を匂わせる発言をしたんですよね。
実際、ウクライナは現在も核開発に関する知識やノウハウ、技術者も多数存在すると言われています。その気になればいつでも核を保有できてしまうわけで、このゼレンスキー大統領の発言は、プーチン大統領を激怒させたことは言うまでもありません。
ちなみに、今回のロシアによるウクライナ侵攻の際、プーチン大統領は真っ先にウクライナ最大の原発であるザポリージャ原発を攻撃しています。
これは、ウクライナから電力という重要なインフラを奪うことを目的とすると言われていますが、原発に保管されている核兵器の材料となる大量のプルトニウムを押さえ、ウクライナに核兵器を作らせないとの目的もあるようです。
ミンスク合意破棄でロシアにウクライナ侵攻の口実を与える
もっともプーチン大統領のイライラは、何も今に始まったものではなく、それはゼレンスキー大統領の就任当初から始まっていたようです。
そもそもロシアとウクライナの間に紛争が勃発したのは、2014年3月、ロシアがウクライナ南部のクリミア半島を併合した後、親ロシア派武装勢力がウクライナ東部のドネツク州とルガンスク州の一部地域を占拠したことがきっかけでした。
翌2015年2月、ドイツとフランスの仲介の下、ベラルーシの首都ミンスクで行われた会談の結果、ウクライナとロシア間に停戦合意、いわゆる「ミンスク合意」がまとまりました。
合意内容には、停戦とともにウクライナは憲法を改正し、ロシア系住民が全体の7割を占めるとも言われるウクライナ東部の親ロシア地域に“特別な地域”を与えることが規定されていたのです。
ところが、2019年に大統領に就任したゼレンスキー大統領は、支持率アップを狙って「あの合意はウクライナが不利な条件を押し付けられたもの」と公然と言い出し、先人たちが苦労して積み上げてきた“合意”を反故にしてしまったんですよね。
関連するまとめ

ANTIFAはアメリカへの中国のテロの噂!グレタ・蓮舫の発言と関係性まとめ
アメリカの活動家グループANTIFA(アンティファ)について、中国のテロの噂が出てきています。また、グレタさ…
cyann3 / 631 view

ジョージフロイドは何をした?犯罪歴(薬物/偽札)や死因・警官の逮捕のいきさつを総まと…
警官の行き過ぎた暴力によって死去したジョージフロイドは何をしたのか?今回はジョージフロイドが亡くなった事件に…
aquanaut369 / 678 view

アメリカの大学の人気ランキングTOP50【最新決定版】
今回は、アメリカの大学の人気ランキングTOP50を紹介していきます。グローバル社会が根付いている現代において…
maru._.wanwan / 1106 view

ダッカ日航機ハイジャック事件の犯人は日本赤軍!詳細や人質解放・その後現在まとめ
1977年9月28日にバングラデシュ・ダッカのシャージャラル国際空港で起こった、日本赤軍によるダッカ日航機ハ…
Mrsjunko / 779 view

エド・ゲインの本物の作品の写真!遺体で家具や衣服を制作・事件も総まとめ
1900年代半ばにアメリカ合衆国に実在した「プレイン・フィールドの屠殺解体職人」との異名をとる猟奇殺人鬼でる…
passpi / 25681 view

レプティリアンの正体や真実!特徴と見分け方など総まとめ
「ヒト型爬虫類」とも言われ、多くの人の想像をかきたてている未知の存在である「レプティリアン」。この記事では、…
kent.n / 2286 view

タリバンとアルカイダの関係や違いをわかりやすく解説【アフガニスタン】
2021年8月15日、アフガニスタンに駐留するアメリカ軍が撤退を開始するや、アフガンの反政府勢力・タリバンが…
passpi / 1097 view
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーだから興味のある記事が見つかる!

メラニズムの人間は?病気の症状/原因/確率・日本人/外国人/モデルを総まとめ
メラニズムは身体が漆黒で神秘的な姿がカッコイイと話題で、動物では確認されていますが人間にもいるのでしょうか?…
sumichel / 2820 view

海外・世界の未解決事件20選!衝撃順にランキング【最新版】
日本でも多くの未解決事件があると思いますが、海外にも同様に未解決事件は多数存在します。今回は海外の未解決事件…
aquanaut369 / 5838 view

イルミナティカードがコロナウイルスを予言?志村けん暗殺説も総まとめ
災害が起きると、必ず話題に挙がるのがイルミナティカードです。新型コロナウイルスについてもイルミナティカードで…
Mrsjunko / 1105 view

中村哲医師とタリバンの関係!幹部の発言やエピソードまとめ
アフガニスタンで国民的英雄と讃えられた日本人医師・中村哲さん。残念ながら2019年12月に武装勢力に銃撃され…
passpi / 1128 view

イルミナティカードが東京オリンピック延期を予言?その真相まとめ
都市伝説業界では様々なことを予言しているとされるイルミナティカード。現在では「東京オリンピックの延期・中止」…
aquanaut369 / 456 view

トーマス・マシュー・クルックス(トランプ銃撃犯人)の動機や死因!経歴と顔写真・家族や…
ドナルド・トランプの銃撃事件の犯人であるトーマス・マシュー・クルックス。彼は一体なぜこのような事件を起こした…
aquanaut369 / 1345 view

カナダ古川夏好さん殺害事件と犯人の現在!ウィリアム・シュナイダーの犯行動機・死因とそ…
2016年9月28日、カナダのバンクーバーに留学していた古川夏好さんが、廃屋で遺体となって発見された事件。犯…
Mrsjunko / 2960 view
アクセスランキング
人気のあるまとめランキング
ルカシェンコ大統領はプーチン大統領の従順な飼い犬