イヴ・シャンピと岸恵子の間には1963年に子供が生まれていて、名前は「デルフィーヌ＝麻衣子・シャンピ」という女の子です。2人の子供は当時メディアの前にも登場していて、写真もいくつかネットに出回っています。

イヴ・シャンピと岸恵子は1975年に離婚したことが報じられ、日本でも大きな話題になりました。離婚後はそれまで暮らしていた築400年の豪邸に岸恵子が暮らし、イヴ・シャンピが出ていく形になったのだとか。

イヴ・シャンピと岸恵子の離婚原因についてはハッキリとしたことはわかっておらず、世間的には「イヴ・シャンピの浮気」という見方が強いようです。

本当に浮気があったのかはわかりませんが、もしも浮気であるのなら知らない土地で旦那しか頼ることができない岸恵子はとても辛い思いをしたのではないかと思われます。

イヴ・シャンピと岸恵子は離婚したあと、子供の親権は岸恵子が持っていたようで、その後彼女は長年子供と2人暮らしで生活を送っていました。

彼女の居住地はパリにあるサン・ルイ島の高級住宅街で、当初は日本へ娘と帰国しようとしていましたが、当時の日本の法律では娘が日本国籍を取得できず、パリ在住を決意したのだそうです。

イヴ・シャンピは岸恵子と離婚したあとは、とくに再婚はしていないようで、岸恵子もまた再婚せず、生涯独身を貫いています。なぜ再婚しなかったのかはわかりませんが、もしかすると一度結婚を失敗しているため、恋愛などはする気が起きなかったのかもしれません。

イヴ・シャンピは1982年11月5日に61歳という若さで死去しました。彼の死因については「心不全」と公表されていて、彼の最後は子供が看取ってくれたのだとか。

岸恵子はイヴ・シャンピが死去したとき、仕事で日本にいたようで、彼の訃報は看取った子供から電話で聞かされたのだそうです。彼女はつい1週間ほど前にイヴ・シャンピに会ったばかりだったようで、そのときは彼の映画への出演オファーを受けていたことも明かしていました。

彼の訃報を聞いた岸恵子は絶句してしまったようですが、子供から「私は大丈夫。ママの代わりに私がちゃんとするから」と告げられ、安心するよう促されたのだそうです。