Suburban police chief who took a bullet for President Reagan retires after nearly 50 years

出典:YouTube

レーガン大統領を守ったSP

レーガン大統領暗殺未遂事件の裁判!判決はどうなった?

裁判では犯人の精神状態が争点に

裁判では犯人の精神状態が争点に

レーガン大統領の暗殺未遂事件のあとに行われた裁判で犯人のジョン・ヒンクリー・ジュニアは「精神異常」だと言われ、彼の当時の精神状態が裁判の争点となりました。

彼は当時13の罪で起訴されいましたが、弁護側が精神医学上の報告書では「ヒンクリーが精神異常」と報告。一方の検察側は「ヒンクリーを法律上健全」だと報告して裁判は長引くことに。

判決は「無罪」

判決は「無罪」

レーガン大統領暗殺未遂事件の裁判はその後、犯人の「無罪」が確定。これはこれはジョン・ヒンクリー・ジュニアが「精神異常」だと認められたことが要因となっていて、責任能力が無いと判断されました。

ただ、この判決については全米中で批判する声が多く挙がっていて、その後の法律にも大きな影響を与えることとなりました。

犯人は裁判のあと、強制入院となった

犯人は裁判のあと、強制入院となった

暗殺未遂事件を起こした犯人のジョン・ヒンクリー・ジュニアは裁判のあと、聖エリザベス病院に強制隔離入院させられることに。彼はこれ以降1999年まで同病院で過ごすこととなり、その後は別の精神科病院に入院しました。

レーガン大統領暗殺未遂事件のその後について

レーガン大統領暗殺未遂事件のその後①~レーガン大統領は10日で退院

レーガン大統領暗殺未遂事件のその後①~レーガン大統領は10日で退院

レーガン大統領は暗殺未遂事件のあと、すぐに病院へ運ばれ手術を受けました。その後は周りも驚くほどの驚異的な回復力を見せ、なんと10日で病院を退院します。

さらに3週間後には公務にも復帰していて、その後も1989年まで大統領として活動を続けました。

レーガン大統領暗殺未遂事件のその後②~支持率は上昇

レーガン大統領暗殺未遂事件のその後②~支持率は上昇

レーガン大統領は暗殺未遂事件が起こる前まではリベラル層や知識層から批判する声が多かったようですが、事件後はどんな事態でも余裕を持つ強靭な精神力が評価され、多くの支持を集めることに。そのため、彼の人気の高さはこの事件も要因のひとつとされていて、この事件があったことでその後の政策も無理なく行えたのだそうです。

レーガン大統領暗殺未遂事件のその後③~法律改正

レーガン大統領暗殺未遂事件のその後③~法律改正

レーガン大統領暗殺未遂事件では犯人が「精神異常」だと判断されたために「無罪」となり、この事件後は多くの州で精神異常者の犯罪に対する法律改正が行われることとなりました。実際に3つの州では精神異常者の犯罪では弁護が廃止されていて、精神異常者であっても犯罪を犯せば罪を償わなければならなくなりました。

レーガン大統領暗殺未遂事件のその後④~ジョディ・フォスターが同性愛を公表

レーガン大統領暗殺未遂事件のその後④~ジョディ・フォスターが同性愛を公表

レーガン大統領暗殺未遂事件の犯人ジョン・ヒンクリー・ジュニアが愛したジョディ・フォスターですが、その後に「同性愛者」であることを公表。これについては「この事件がきっかけで男性不信になり、男性と恋愛できなくなった」と言われましたが、彼女はこれを否定。そのため、犯人がどれほど努力したとしても彼女に振り向いてもらうことはできなかったことが判明しました。

レーガン大統領暗殺未遂事件のその後⑤~報道官が事件の負傷が原因で死去

レーガン大統領暗殺未遂事件のその後⑤~報道官が事件の負傷が原因で死去

レーガン大統領暗殺未遂事件では彼の報道官も負傷。この報道官は事件で頭を銃弾がかすめていて、これにより身体の一部がマヒ。その後は車椅子生活を余儀なくされていて、2014年に死去しました。彼の死去後、死因について「暗殺未遂事件での負傷が原因」だと公表されていて、再び捜査が行われることになりました。

米ワシントン首都圏の警察当局は9日までに、レーガン元米大統領の報道官だったジェームズ・ブレイディ氏の死去は、1981年に起きたレーガン元大統領の暗殺未遂事件に巻き込まれた際の負傷が直接的な死因との見方を示した。
レーガン大統領暗殺未遂事件のその後⑥~犯人が退院

レーガン大統領暗殺未遂事件のその後⑥~犯人が退院

レーガン大統領暗殺未遂事件を起こした犯人ジョン・ヒンクリー・ジュニアはその後、精神病院に入院していましたが、2016年8月に釈放。その翌月には退院するととなり、以降は母親と同居しています。ですが、彼は精神病院に入院したとき、ジョディ・フォスターの資料を持ち込んでいたことが判明していて、彼女に対する想いは非常に強かったことがわかっています。

レーガン大統領暗殺未遂事件の犯人の現在について

レーガン大統領暗殺未遂事件の犯人は現在どうしてる?

レーガン大統領暗殺未遂事件の犯人は現在どうしてる?

レーガン大統領の暗殺未遂事件の犯人は現在「すべての行動制限措置が解除」となっていて、一般人と同様に普通の生活を送っています。彼の行動制限措置が解除されたのは2022年6月15日のことで、このときは自身のTwitterにて「41年2ヶ月15日経過し、ついに自由だ」とツイートしていました。

1981年にレーガン米大統領を銃撃して負傷させ、心神喪失を理由に無罪となったジョン・ヒンクリー元被告(67)に課せられていた行動制限が15日、解除された。AP通信が伝えた。
現在は音楽活動を行っている

現在は音楽活動を行っている

レーガン大統領の暗殺未遂事件を起こした犯人ジョン・ヒンクリー・ジュニアは現在音楽活動を行っているようで、YouTubeで自身の楽曲を発信しています。今後はアルバムのリリースも予定しているようで、特定のファンはついているのだとか。

John Hinckley Sings “Hope for the Future” Original Song

出典:YouTube

ジョン・ヒンクリー・ジュニアのYouTubeチャンネル

ジョン・ヒンクリー・ジュニアのYouTubeチャンネル

YouTubeチャンネル名:John Hinckley
YouTuber名:ジョン・ヒンクリー・ジュニア
チャンネル登録者数:3.08万人
総再生回数:1,193,427 回
チャンネル登録日:2020年11月3日

まとめ

ここまでレーガン大統領暗殺未遂事件についてまとめてみました。レーガン大統領は1981年に暗殺未遂事件に巻き込まれていて、自身も銃弾を食らうもその後は驚異的な回復力を見せ公務に復帰しました。

現在はすでに犯人も出所し、行動制限も解除されています。今後はこういった痛ましい事件が起こらないことを願うばかりです。

関連するキーワード

関連するまとめ

メルボルン事件の犯人と真相!本多千香のその後と現在・個人通報・自業自得も総まとめ

1992年6月に、本多千佳さんを含めた日本人女性3名と男性4名が、成田空港からオーストラリア旅行に旅立ち、麻…

Mrsjunko / 145 view

レプティリアンの正体や真実!特徴と見分け方など総まとめ

「ヒト型爬虫類」とも言われ、多くの人の想像をかきたてている未知の存在である「レプティリアン」。この記事では、…

kent.n / 135 view

チェルノブイリ原発事故の現在!当時から今までの変化まとめ

ソビエト連邦(現ウクライナ)で起こった「チェルノブイリ原発事故」について、現在の様子が注目を集めています。ま…

cyann3 / 379 view

ハイランダー症候群はデマ?寿命と日本人の芸能人(荒木飛呂彦/鈴木杏樹)・サミーやイザ…

ハイランダー症候群とは、老化することなくいつまでも若さを保っているという奇病です。寿命は短いと言われています…

Mrsjunko / 110 view

ピザ配達人爆死事件と犯人の現在!爆死したブライアン・ウェルズの遺体/映画やアンビリバ…

2003年のペンシルベニア州で、ピザ配達人ブライアン・ウェルズが銀行強盗を起こした直後に、首につけた爆弾が爆…

passpi / 925 view

ゾディアック事件の真相~犯人や暗号・関連映画まとめ

ゾディアック事件とは1968年から1974年にかけて、アメリカで発生した連続殺人事件です。犯行後に犯人から電…

Mrsjunko / 84 view

エド・ゲインの生い立ちと母親!資産や事件・最期と死因・名言と関連映画も総まとめ

50年代のアメリカで殺人を犯し、その遺体を弄んだエド・ゲイン。今回はエド・ゲインの生い立ちと母親など家族、資…

aquanaut369 / 278 view

同じカテゴリーの記事

同じカテゴリーだから興味のある記事が見つかる!

リーマンショックの原因と影響!日本の日経平均株価・為替・チャートなどわかりやすく解説

2008年9月、アメリカの有力投資銀行である「リーマンブラザーズ」の経営破綻が原因で発生したリーマンショック…

cyann3 / 79 view

バルボサ・アンデルソン・ロブソンの現在!経歴と結婚や家族・荒牧愛美さん堺市母子殺害事…

2022年8月に大阪で起こった「堺市母子殺害事件」。被害者の荒牧愛美さんのブラジル人夫であり犯人バルボサ・ア…

aquanaut369 / 89 view

ホアキン・グスマン(麻薬王)の現在!身長と資産・息子や女性関係・映画などの話題まとめ

メキシコの「麻薬王」と言われるホアキン・グスマンさんの生い立ち、身長と資産、女性関係・息子、そして映画・現在…

cyann3 / 67 view

サラスターン事件の詳細!犯人やその後・現在まで解説

ある日、突然19歳の女性が失踪したことから始まった「サラスターン事件」。アメリカでは「遺体なき殺人」とも呼ば…

aquanaut369 / 41 view

ゲイリー・リッジウェイの現在!母親や子供時代・事件・映画まとめ

アメリカのシリアルキラー(連続殺人犯)として有名なゲイリー・リッジウェイさんについて、現在の活動が注目を集め…

cyann3 / 109 view

グエンの名前・苗字がベトナム人に多い理由!その割合や歴史・漢字もまとめ

ベトナム人の名前について、「グエン」という苗字が1番多いと言われています。また、ベトナム人のグエンの苗字の割…

cyann3 / 82 view

マデリン・マクカーン失踪事件の犯人と真相!死亡?生きてる?両親への疑惑・霊視やNet…

ポルトガルのリゾート地で、3歳の女の子が両親の留守中に忽然と姿を消したマデリン・マクカーン失踪事件。 20…

passpi / 73 view

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

スポンサードリンク