リッチー・ブラックモアが脱退したディープ・パープルは来日ツアーに合わせて急遽アメリカ人ギタリストのジョー・サトリアーニが代役に抜擢されます。彼は当初からディープ・パープルの大ファンだったこともあり、すぐに彼らの音楽に馴染みで、ジャパンツアーは見事成功。その後はヨーロッパツアーにも帯同させ、正式メンバーに迎えようとしたものの、「ソロでのキャリアを積みたい」という意向からあくまで代役としてのみの活動となりました。

名前：ジョー・サトリアーニ
生年月日：1956年7月15日
出身地：アメリカ合衆国
身長：172㎝
職業：ギタリスト

ディープ・パープルは1994年11月に新ギターにスティーヴ・モーズを抜擢。「ディープ・パープル以外の活動を認める」という条件付きで加入が決まりました。

その後、1999年にはロイヤル・フィル・ハーモニックとの共演30周年を記念したコンサートを開催。このときはロックシンガーのロニー・ジェイムス・ディオも参加するなど、大きな話題を呼びました。

名前：スティーヴ・モーズ
生年月日：1954年7月28日
出身地：アメリカ合衆国
職業：ミュージシャン、ギタリスト

ディープ・パープルは長年リーダー的存在だったジョン・ロードが肉体的理由からバンドを脱退。その後は様々なバンドで活動していたキーボーディストのドン・エイリーが加入。

その後はアルバムリリースやツアーを積極的に行い、2009年のツアーにはジョン・ロードも参加するなどして話題を集めました。

ディープ・パープルを脱退したジョン・ロードは2011年に「膵臓癌」を公表。このときは闘病中であることを明かしていて、イギリスとイスラエルの病院で治療を受けていました。

ですが、2012年7月にイギリス・ロンドンの病院で「肺塞栓症」により死去しました。享年71歳でした。

ディープ・パープルは2010年代になっても活動が衰えることはなく、アルバムや新曲のリリース、ツアーなどを積極的に行っていて、メンバーは高齢ではあるものの、まったく衰えを感じさせない活動をしています。ただ、2022年3月にスティーヴ・モーズが健康状態の悪化から活動を離脱。同年7月に脱退してしまいました。

名前：ドナルド・スミス・ドン・エイリー
生年月日：1948年6月21日
出身地：イギリス
職業：キーボーディスト、作曲家、編曲家

ディープ・パープルは現在も音楽活動を続けていて、スティーヴ・モーズが脱退したあとはサポートとして参加していたサイモン・マクブライドが新メンバーに加わっています。

2023年には来日ツアーも決まっていて、まだまだ現役を貫いています。