ルイス・エンリケは自身の引退理由については「ケガの問題」と「健康への懸念」を挙げていて、言葉どおり引退後はサッカーから完全に離れた生活を送り、マイペースな生活を送っていました。

実際に引退前にはケガが多く、思ったようなプレーができず、バルセロナ側は契約を申し出ていたようですが、それを拒否する形で引退を選んだのだそうです。

ルイス・エンリケは現役時代は中盤の要のひとりとして活躍することが多く、「攻撃的MF」として知られていました。そのため、MFとしては得点力が非常に高く、チャンスを活かせるだけのプレースキルも持ち合わせています。

そのプレースタイルや高い得点力は世界中のサッカーファンを魅了していて、いまなお高い評価を獲得しています。

ルイス・エンリケは現役時代にゴールキーパー以外のすべてのポジションを経験していて、その幅広い経験は彼のプレーに大いに活かされています。実際に彼はどんなポジションからでも得点できるほどで、その得点感覚には大きな評価を集めていました。

ちなみに全盛期は攻撃的MFとして中盤でのプレーが中心となっていて、ウイングを務めることもありました。

ルイス・エンリケはクラブではMFを務めることが多かったようですが、スペイン代表ではセンターフォワードとしてプレーしていて、この経験も彼は得点力の高さを磨く要因となっています。実際にスペイン代表としては62試合に出場して12ゴールを挙げていて、代表でもしっかりその得点力の高さを示していました。

ルイス・エンリケは感情むき出しの気迫あふれるプレーから「闘将」と呼ばれ、リズミカルなドリブルを得意としていました。そのため、自らゴールまでボールを運ぶこともあり、そのアグレッシブに活躍する姿勢でチームをけん引していました。