トニー・ベネットは1980年代入ると息子の勧めから古巣であるコロムビア・レコードへ戻ります。ここからは流行りのテレビ番組などへの出演を続け、若年層にアピールを続けたことで再起。

歌手として再び大きな人気を集めるようになり、見事に復活を遂げました。

トニー・ベネットは現在までに3回も結婚していて、3人目の嫁とは離婚することなく結婚生活を続けていました。また、子供は1人目の嫁と2人目の嫁との間にそれぞれ生まれていて、全員がすでに成人しています。

トニー・ベネットの1回目の結婚は彼がまだ25歳だった1952年のこと。お相手はなんと当時現役の美大生だったパトリシア・ビーチという女性で、当時は人気歌手の結婚というだけあって大きな話題になりました。

嫁は一般人であるため詳しいことは明かされていませんが、2人はナイトクラブの公演で出会い交際に発展したのだそうです。

トニー・ベネットは1回目の結婚で子供が2人生まれています。1人目は1954年に生まれたダニー、2人目は1955年に生まれたダエ。息子たちについて詳しいことはわかっていませんが、長男のダニーは長らく父親のマネージャーを務めているようです。

トニー・ベネットは子供も生まれて幸せな結婚生活を続けていましたが、1965年に別居。その後、夫婦関係が良くなることはなく、1971年に離婚してしまいました。離婚原因について詳しいことはわかっていませんが、離婚時には付き合っていた別の女性がいたようです。

トニー・ベネットの2回目の結婚はなんと離婚した年と同じ1971年。お相手は「サンドラ・グラント・ベネット」という女性で、彼女は女優として活動していました。また、2人はトニー・ベネットの別居後から交際していたことがわかっていて、1回目の離婚は気持ちが彼女に移ってしまったからではないかと思われます。

トニー・ベネットとサンドラ・ベネットの間には娘が2人生まれています。1970年に長女ジョアンナが生まれ、1974年に次女のアントニアが生まれています。2人ともすでに成人していて、親子3ショットも披露しています。

トニー・ベネットの次女であるアントニアは歌手として活動していて、オルタナティブやジャズを得意としているのだそうです。そのため、父親とはステージ上で親子共演もしていて、歌手として最初にステージに立ったのも父親の公演だったのだとか。

トニー・ベネットとサンドラの2人は1979年に別居が報じられ、その後は離婚することなく、別居生活を続けていました。別居の理由などは明かされておらず、20年以上が経過した2007年に正式に離婚が決定。

なぜ別居生活がそこまで長引いたのかはわかっていませんが、もしかすると子供たちが成人するのを待っていたのかもしれません。

トニー・ベネットは2回目の離婚をした2007年に3回目の結婚を行っています。彼の嫁はなんと40歳以上年下の「スーザン・クロー」という女性で、一緒にメディアにも登場するなどして話題になりました。見た目はまるで親子のようで、現在も離婚はしていません。

トニー・ベネットと嫁スーザンが出会ったとき、彼女の年齢はまだ「19歳」だったようです。当時の彼の年齢は「58歳」で、すでに高齢ではあったものの、意気投合した2人は交際に発展したのだそうです。

トニー・ベネットは現在すでにこの世を去っていてます。彼が死去したのは「2023年7月21日」のことで、亡くなった際には日本でも各メディアで大きく取り上げられました。享年96歳でした。

トニー・ベネットは2023年7月に96歳で死去しましたが、死因は何だったのでしょうか？これについてはいまのところ一切明かされておらず、彼の子供や嫁も死因については明かしていません。

今後死因について語られることがあるのかどうかはわかりませんが、生前は直接的な死因につながるような大きな病気は無かったようです。

トニー・ベネットは2016年頃から「アルツハイマー」を患っていたことがわかっていて、年々物忘れが増え、2021年には一体誰とデュエットしているかもわからなくなっていたのだそうです。

そのため、彼は2021年8月のライブを最後に音楽活動を引退していて、それ以降は療養していたものと思われます。