ヴォイニッチ手稿の内容解読は危険?その正体や全文ダウンロードなどを総まとめ
ヴォイニッチ手稿は1912年にイタリアで発見されてから、100年経った今でも解読不可能となっている謎の多い文書です。そんなヴォイニッチ手稿の内容はどんなものなのでしょう。また、全文をダウンロードする方法やその正体、危険と言われる理由などもまとめています。
ヴォイニッチ手稿とはそもそも何?
ヴォイニッチ手稿をざっと説明しますと、1912年にイタリアで発見された古文書のことです。ヴォイニッチ写本やヴォイニック写本とも呼ばれており、240ページからなる文書や奇妙な絵が描かれています。
多くの歴史研究者や言語学者によって解読を試みられましたが、そのほとんどが未だに解読不能です。そんな謎めいたヴォイニッチ手稿の概要を解説していきます。
発見者はウィルフォリド・ヴォイニッチ
ヴォイニッチ手稿の外見
ヴォイニッチ手稿【Voynich Manuscript】1912年にイタリアで発見された古文書。全230ページ。暗号と思しき未知の文字で記され、多数の挿し絵が描かれている。使用されている言語は言語学的に何らかの言語として機能・成立しているという傍証があるが、内容はいまだに不明。 pic.twitter.com/8VvfdWQrWZ
— 単語はかせBot (@BotHakase) 2023年7月28日
ヴォイニッチ手稿の内容
ヴォイニッチ手稿は、書かれている文字が解読不能の未知の文字で、多くの色彩から成る絵画によって構成されています。文字には記号システムが確認されているということです。
そのほとんどは絵画で占められており、中には絵画だけのページも存在します。文字全体で占められているページが少ないのが特徴。
絵の種類は、70パーセントほどが植物の全体像を描いたページや、植物の部分像を書いたページで占められています。残り30パーセント部分のページには、銀河や星雲などの天体図と思われる、天文学や占星術に関するもの、血管や排水管のような複雑な絵や精子に見えるようなもの、女性がプールまたは浴槽に浸かっているいるような、奇妙な押し絵のようなページもあります。
また、ごく一部にラテン語らしき文字に似たような文字列も確認されているようです。
1ページから57ページまでは植物や花
57ページから73ページまでは天文学や占星術
75ページから84ページまでは女性
85ページと86ページは見開きの円形の一枚図
87ページから102ページは植物の見開きページ
103ページから116ページまでは文章だけ
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生年月日:1865年10月31日
出生地:ロシア帝国コヴノ県テルシェイ(現在のリトアニア)
職業:古物商、愛書家、ポーランドの革命家
没年月日:1930年3月19日(64歳)
ポーランド系リトアニア人の貴族である文官の家系に生まれ、イギリスとアメリカで古物商や愛読家として活動し、後にアメリカに帰化します。
1885年にワルシャワで、プロレタリアート(共産主義の革命組織)に参加し、ロシア警察に逮捕されて、トゥンカ(シベリアのブリヤート共和国にある村落)へ流刑となります。
1890年、シベリアからロンドンへ脱出すると、1895年に革命運動から身を引き、1898年にロンドンで本屋を始めます。その後、1912年にイタリアのモンドラゴーネ寺院でヴォイニッチ手稿を発見することに。