2017年2月には、15歳のユリア・コンスタンティノワさんと16歳のベロニカ・ヴォルコバさんが、マンションの14階から一緒に飛び降りて、自殺しました。

ユリアさんは自殺の前に鯨の写真をSNSに投稿しており……「End」というメッセージを残していました。

またベロニカさんも、ロシア語で「Sence is lost(意味が失われた)」という文章と「End」という文字を残していたということです。

ロシア警察では、この2人の自殺は青い鯨と関連が深いとみています。

それでは上記の3人に関しては、青い鯨との関連性が指摘されていなかったのでしょうか。

ここで注意しなければならないのは、自殺した人たちが青い鯨の被害者だとしても、自殺の原因が全て青い鯨であるとは言えないのです。

自殺した人たちは青いクジラのゲームをやる前から、すでにうつ状態だったようで、「自分が徐々に価値のない人間に思えてくる」という投稿を日頃からやっていたそうです。

そのため、元々自殺願望があって青いクジラのコミュニティに登録し、背中を押されたのではないだろうかと受け取られています。悲しいことですが、青い鯨のゲームをして自殺に至ったという証明は、かなり難しいということですね。

他にも青い鯨関連の自殺者が続出!

他にも青い鯨関連の自殺者が続出!

・カルスン出身のアンナ・Kさんは、「青い鯨」ゲームに夢中になり、3月に首吊り死体で発見されました。

・12月には、ウクライナのマリウポリで15歳のヴィレーナ・ピヴェンさんが13階から飛び降り、その場で死亡しました。クラスメートによると、彼女は内気な性格で、学校では腕に切り傷を負っていたそうです。

ロシアで起きたデスゲーム!?絶対にやってはいけない青い鯨の闇【ゆっくり解説】

出典:YouTube

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青い鯨ゲームをやって途中退場した人のリアル体験談が捜査を進展させた

従う子供たちはごく少数

従う子供たちはごく少数

青い鯨のゲームに参加して、実際にタスクを課されたとき、「屋根の上でバランスを取る」「自傷する」といった段階になると、殆どの子供たちが離れて行きました。

従った子供はごく少数に限られていき、そういった子供たちが管理者のタスクに従うようになります。

命令に従ってアカウントを削除してしまい捜査に支障が

命令に従ってアカウントを削除してしまい捜査に支障が

そんな子供達には、親からの愛情を感じられない、自己主張ができないなどの共通の心理が働いているようです。そのため、タスクを制覇してそのポジションにとどまることで、自分の存在を感じられ、なんでもやってしまう状態になるということ。

実際に自殺した15人の子供たちは、命令に従ってSNSのアカウントや管理者とのやりとりを削除したことが、捜査の障壁となりました。

最終段階でリタイヤした少女が捜査の手掛かりとなる

最終段階でリタイヤした少女が捜査の手掛かりとなる

中には、タスクがかなり進んだ段階でゲームをやめた少女がいました。この少女が重要な証言を提供し、捜査が大きく進んでいきました。

少女が語った青い鯨の様子

少女が語った青い鯨の様子

その少女は、SNS上で怖い絵を発見してクリックしたところ、他の怖い絵が表示され、さらにそれをクリック…の操作を繰り返したところ、「青い鯨」のコミュニティに辿り着いたそうです。

好奇心から最初のタスクを完了すると、ティーンエイジャーで構成された小さなグループに参加するかどうかの選択を案内されたということ。

寝不足にして判断力を失わせる

寝不足にして判断力を失わせる

そのグループは、毎日午前4時20分にやっているチャットに参加しなくてはならないという課題があり、毎回参加するごとに疲れが溜まっていき、判断能力が失われていったそうです。

仕上げは恐怖で洗脳する

仕上げは恐怖で洗脳する

チャットの内容の一部では、深夜起きて、2秒ごとに映像が点滅するムービーを見せられたと語っています。このムービーの中では、少年少女が屋根から飛び降りた後の様子がアップで映され、血まみれの体が表示されます。

また音声には、動物の恐ろしい鳴き声や子どもが拷問されているような叫び声が付けられていたそうです。見ることに耐えられなくなった少女が退席したいと告げると、管理人は少女を侮辱して脅したということ。

それに加えて、少女がいかに人生で最低な人間で、改善の見込みがないことを語り、「若いうちに死ぬ」のが「人生で1度だけの美しいこと」と自殺をほのめかす提案をしました。

そして、「あなたは特別で、真実を理解するまれな人だ」と語り、最終タスクを怖がる少女に「屋根から飛び降りたり、電車にひかれたりするのではなく、薬を飲んでもいい」と言ったそうです。

そんな少女の証言により、青い鯨の自殺ゲームを作った張本人の足取りがつかめて逮捕に至ります。

皆が洗脳されるわけではなかったのは、救いではなかったでしょうか。

青い鯨ゲームの制作者が逮捕される!いったいどんな人物?

2016年に犯人のフィリッペ・ブデイキンが逮捕!

2016年に犯人のフィリッペ・ブデイキンが逮捕!

オンライン自殺ゲームの「青い鯨」を作ったのは、21歳のロシア人で元心理学専攻の学生フィリッペ・ブデイキンという男です。彼は少女の証言により、2016年に逮捕されました。

青い鯨を制作したブデイキンは「自分たちは人々が自殺をしたくなるようにはしていない」と話しており、実際には自分のウェブページに人を呼び込むことが目的だったのではないかとも言われています。

15人の自殺者と5人が自殺未遂者を出した

15人の自殺者と5人が自殺未遂者を出した

青い鯨と自殺の間に直接的な関係があると証明できていないからといって、この一連の自殺を軽視して良いということにはなりません。多くの人が実際に自殺しているからです。

ブデイキン(21歳)は2013年から2016年の間に8つの自殺グループを作り、15人の少年少女が自殺して、5人が自殺未遂で救助されています。

ゲームの被害者を「生物学的なゴミ」

ゲームの被害者を「生物学的なゴミ」

ブデイキン容疑者は通称フィリップ・リス(Philip Lis)としても知られており、心理学を専攻していたものの大学を退学したという経歴を持つ人物。

さらにブデイキン容疑者は、ゲームの被害者を「生物学的なゴミ」だと考えており、被害者は「喜んで死んだ」こと、そして自分は「社会をきれいにした」ことなどを警察に伝えているとのことです。

刑務所のブデイキンにラブレターも

刑務所のブデイキンにラブレターも

ロシア当局によりますと、勾留されているブデイキンに対して、少女たちからラブレターが届いているようです。

「ブデイキンに恋する少女たちは、両親から十分な愛や注目を受けておらず、ハンサムな若い男から、インターネットを通して自分が必要とする愛を受け取ったと考えた可能性が高い」と現地の心理学者は語っています。

被害者は愛情に飢えている若者

被害者は愛情に飢えている若者

自殺したティーンエイジャーの多くが女性だったことから、少女たちに恋心的な感情が生まれていたのではないでしょうか。

一方で、ロシアの調査機関では「ブデイキンは結果を得るために何をすればいいかをハッキリと理解していた」と語っています。ブデイキンは、最初から子供たちの心理を操作する目的で、このゲームを作ったと捜査当局は考えていたようです。

青い鯨の犯人であるフィリッペ・ブデイキンは、取り調べで以下のような内容を語っています。

ブデイキンが逮捕された現在も、青い鯨というゲームは収まる気配がなく、2017年8月24日にはインドでも、ゲームに熱中した少年の自殺が相次いでいたそうです。

「この世界には人間と生物学的なゴミが存在します。彼らは社会にとって無価値で、社会に害を及ぼしているか、害を及ぼそうとしています」「私は社会からこのような人々を一掃しています。F57というコミュニティを2013年に作りましたが、アイデアは5年かけて考えていました。ノーマルな人々と生物学的なゴミを見分ける必要があったのです」

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