アルカイダがバリ島爆弾テロ事件の資金を提供していた

アルカイダがバリ島爆弾テロ事件の資金を提供していた

しかし、この録音ではバリ島襲撃事件の犯行声明は出ていません。元FBI捜査官アリ・スーファン氏は、著書『The Black Banners』の中で、アルカイダが実際に攻撃に資金提供したことを認めています。

さらに、リドゥアン・イサムディンは、アルカイダが2つのナイトクラブの爆破資金として彼に3万米ドルを送ったと告白。

「インドネシア史上最悪のテロ行為」

「インドネシア史上最悪のテロ行為」

インドネシア警察署長のダイ・バクティアル将軍は、この爆破事件は「インドネシア史上最悪のテロ行為」であると述べました。

アリス・ムナンダルもテロの支援をした

アリス・ムナンダルもテロの支援をした

アリス・ムナンダル(別名シェイク・アリス)は、バシールと関係のあるジェマ・イスラムヤの仲間です。彼はバリ爆撃機アムロジがバリ爆破で使用された爆発物の一部を入手するのを支援したと考えられています。

ムナンダルは逃亡中だという

ムナンダルは逃亡中だという

フィリピン諜報機関は、ムナンダル氏がフィリピン南部のサウジアラビア国民アブ・サヤフ・グループの、モハマド・アブドラ・スガイエル氏と関連があると考えているということ。

ムナンダルはまだ逃亡中で、米国インドネシア協会の報告書には、アムロジ容疑者と他の容疑者の逮捕について記載されています。

バリ島爆弾テロ事件の犠牲者

死者数は202人

死者数は202人

最終的な死者数は202人で、主にパディーズ・パブやサリクラブ内やその近くにいた20代から30代の西洋人観光客、行楽客でした。また、近くの居住者や労働者、通りかかった多くのバリ島インドネシア人も含まれていました。

国連安全保障理事会は決議1438を可決

国連安全保障理事会は決議1438を可決

その内数百人がひどい火傷や負傷を負い、オーストラリア人の観光客の死亡者が特に多く、88人が死亡しました。10月14日、国連安全保障理事会はこの攻撃を国際の平和と安全に対する脅威として非難する決議1438を可決。

国籍別の死亡者数

国籍別の死亡者数

オーストラリア 88人
インドネシア 38人
イギリス 23人
アメリカ 7人
ドイツ 6人
スウェーデン 5人
オランダ 4人
フランス 4人
デンマーク 3人
スイス 3人
ニュージーランド 2人

ブラジル 2人
カナダ 2人
日本 2人
南アフリカ 2人
韓国 2人
イタリア 1人
エクアドル 1人
ギリシャ 1人
ポーランド 1人
ポルトガル 1人
台湾 1人
不明 3人

202人中150人の方が、21歳から40歳でした。内4人の方は身元不明となっています。

国籍数22か国の方が犠牲となっています。

日本人犠牲者は2人で夫婦だった

日本人犠牲者は会社員の鈴木康介さんと由香さん夫妻

日本人犠牲者は会社員の鈴木康介さんと由香さん夫妻

日本人犠牲者となったのは、横浜市青葉区あざみ野に住む鈴木由香さん(33)とその夫である会社員康介さん(34)の2人でした。2人はバリ島を何度も訪れていたということで、クタの街は熟知していたと思われます。

死亡した現場は不明

死亡した現場は不明

鈴木由香さんは、2002年10月20日に日本の歯型鑑定の専門家たちによって身元が特定され、死亡が確認されました。夫の康介さんは、由香さんより2日早い18日に遺体が確認されています。

在インドネシア・スラバヤの日本総領事館では、日本人の死者は鈴木さん夫妻2人だけと特定しました。しかし、2人の遺体が事件現場のどこで見つかったかはわかっていませんでした。

混乱を極めた現場では、沢山の人が出入りして遺体を動かしたものと思われます。

日本人の負傷者は13人

日本人の負傷者は13人

バリ島を何度も観光で訪れていた鈴木さん夫妻は現場近くのホテルに泊まっていましたが、事件後行方不明になっていました。総領事館の報告では、鈴木さん夫妻の他に日本人の負傷者は13人いたということです。

バリ島爆弾テロ事件のその後と現在

バリ島爆弾テロ事件の主謀者3人が2008年11月9日処刑される

バリ島爆弾テロ事件の主謀者3人が2008年11月9日処刑される

テロの首謀者であるイマーム・サムドラ、アムロジ・ヌルハシム、アリ・グフロンは、2008年11月9日の真夜中過ぎに銃殺隊により処刑されました。最期の瞬間、後悔も悔い改めもなく、彼らは「アッラー・アクバル、神は偉大だ!」と叫んでいたということ。

パディーズ・パブの跡地と各国に犠牲者を追悼する記念碑が建てられた

パディーズ・パブの跡地と各国に犠牲者を追悼する記念碑が建てられた

その後、レギャン通りの破壊されたパディーズ・パブの跡地には、永久記念碑が建てられました。記念碑には、犠牲者それぞれの名前と国籍が記された大きな大理石の銘板が取り付けられ、両側には犠牲者の国旗が掲げられています。

死者数の最も多かったオーストラリアでは、メルボルン、パース、ゴールドコースト、シドニーキャンベラの5カ所に犠牲者を追悼する記念碑が建てられました。

しかし、インドネシアでのテロ事件はその後も続きます。

バリ島爆弾テロ事件後の歴代テロ事件を紹介

2003年8月5日マリオットホテル爆破テロ事件

インドネシアの首都ジャカルタの、JWマリオット・ジャカルタ・ホテルロビーの外で、自爆テロ犯が自動車爆弾を爆発させたテロ事件です。

12人が死亡、150人が負傷しました。死亡者には白人のオランダ人男性が含まれ、残りはインドネシア人でした。

2004年9月9日駐インドネシア・オーストラリア大使館爆破テロ事件

2004年9月9日現地時間10時30分頃、ダイハツの小型配達用バンに詰め込まれた1トンの自動車爆弾が、南ジャカルタのクニンガン地区にあるオーストラリア大使館の外で爆発し、9人が死亡しました。自爆テロ犯も含まれ、他に150人以上が負傷。

この爆発により、隣接する建物の12階にあるギリシャ大使館が全焼し、外交官3人が軽傷を負いました。また、大使館周辺の多数のオフィスビルも爆発で被害を受け、500メートル離れた建物の窓が粉々に砕け、中にいた多くの職員が主に割れたガラスで負傷しました。

2005年10月1日バリ島爆弾テロ事件

2005年10月1日、インドネシアのバリ島で連続爆破事件が発生しました。爆弾は、バリ島南部のジンバランビーチリゾートと30キロ離れたクタの2か所。

このテロ攻撃により20人の命が奪われ、100人以上が負傷しました。

【まとめ】

バリ島爆弾テロ事件後は掃討作戦で一時弱体化したジェマ・イスラミアでしたが、農場の運営などで資金を集め、勢力を回復していることにインドネシアでは警戒を強めています。

組織は戦闘員をシリアに派遣し、現地のイスラム過激派の下で訓練させていることも判明し、20年が経過した現在の組織の活発化が懸念されているようです。

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