イスラム国は先ほども少し触れましたが、2014年のヤジディ教徒の虐殺からヤジディ教徒の女性を性奴隷として扱っていて、そのあまりの酷さが話題になっています。

イスラム国はヤジディ教徒の女性を性奴隷にしていたことがわかっていますが、その被害者の数は非常に多く、連れ去られた大半の女性がこうした被害に遭っています。その数はおそらく数百人規模だと思われ、行方不明になった者も多いのだとか。

イスラム国に性奴隷にされてしまったヤジディ教徒の女性たちは弄ばれるだけでなく、飽きれば人身売買の道具として売られているのだそうです。そのため、人によっては何度も売り渡されていて、肉体的にも精神的にもボロボロの状態まで追い込まれるのだそうです。

イスラム国が連れ去ったヤジディ教徒の女性たちは年齢に関係なく性奴隷にされていて、過去には13歳で性奴隷にされた女性もいたようです。この女性は13歳でイスラム国に捕まり、その後は「子供を産め」と強要されたことを明かしていて、3度売り渡され、なんとか逃亡に成功して自由の身になったのだそうです。

イスラム国の性奴隷として子供を産まされた女性たちは基本的に子供とは離れ離れにされるようですが、中には子供たちが孤児院に引き取られることもあるのだとか。そのため、奇跡的に再会を果たした親子もいるようですが、離れ離れになったままの親子も多いようです。