そんな思いから、オリンピックに出場できなかった時のことを考え、人生のプランを練っておく必要があると思ったようです。

ネットで「アスリート両立」や「アスリート妊娠」などを検索していたとき、スノーボード選手の竹内智香さんが卵子凍結したことを知りました。

経験者である竹内智香さんにもいろいろと話を聞き、自分にもできるかも、と感じたそうです。

夫のティム・コレトさんにも相談したところ、「なぜ必要なの？」と聞かれたそうですが、「美里の好きにやれば良いよ」と寄り添ってくれたのです。

その後、卵子の凍結を進める準備として、クリニックでAMH（抗ミュラーホルモン）検査を受けたそうです。

すると、卵巣に成長途中の卵子がどれだけあるかを調べる「AMHの値」がとても低く、46歳ぐらいの女性の卵巣だという衝撃的な結果が出てしまいました。

それは、閉経間近の卵巣とほぼ同等だということ。しかし、ポジティブに受け取り、『このタイミングで卵子凍結をすることにしてよかった』と思い直したのでした。

小松原美里さんにとって、卵子凍結は『未来の自分への投資』。この重大な決断をしたことで、競技に集中することができるようになったそうです。

上述していますように、ティム・コレトさんと小松原美里さんの間に子供はいませんでした。

卵子凍結の成功で子供に恵まれることを祈るばかりですね。

ティム・コレトこと小松原尊さんは、現在倉敷FSCに所属していますので、岡山県倉敷市に在住していると思われます。

自宅については公表されていませんので不明でした。2024年4月22日にペアの解散と、美里さんにおいては競技生活からの引退を宣言しています。