ゴビンダ・プラサド・マイナリはネパールへ帰国後はお金を使って優雅な暮らしをしていたようですが、お金を使い切ってからは仕事ができず、現地の物価も上がって大変な生活をしているようです。

また、「補償金だけでは賠償できていない」とも考えているようで、現地ではなかなか上手く仕事もできていないようです。

ゴビンダ・プラサド・マイナリは今も当時の苦しみが続いていることを明かしていて、基本的にぐっすり眠れる日は無いのだそうです。これは当時の警察の自身に対する扱いが「人殺し」の一点張りだったことが要因となっていて、本人は「思い出したくない」と語るほど、相当に酷いものだったようです。

東電OL殺人事件で犯人にされてしまったゴビンダ・プラサド・マイナリは、再審で無罪判決を言い渡した大渕敏和裁判長にはとても感謝していることを明かしています。

逆に無期懲役判決を言い渡した裁判長には「会いたくない」と語っていて、家族揃って「呪っている」と語っていました。

ゴビンダ・プラサド・マイナリは東電OL殺人事件の犯人として一度は無期懲役を言い渡され、その後の再審で無罪を勝ち取りましたが、それでも冤罪で受けた傷はとても大きいようです。

事件後は何度か日本へ足を運んでいていて、そのときはメディアの取材を受け、自身の苦しみについて語っていました。

東電OL殺人事件はゴビンダ・プラサド・マイナリの無罪が確定したことで、別に真犯人がいることがわかっています。ただ、いまだにこの事件は「未解決事件」となっていて、真相追求のための捜査が行われているようです。

東電OL殺人事件は2010年の刑事訴訟法改正により、時効が撤廃となっていて、今後はできる限り捜査が続くものと見られています。ただ、事件は1997年とすでに30年近くが経過していて、真相が判明することになるかはなんとも言えないところです。

東電OL殺人事件はゴビンダ・プラサド・マイナリの無罪が確定したあと、今も警察が真犯人を探していて、捜査は続いていることがわかっています。

今後何か進展があれば真犯人へ近づくかもしれませんが、事件から時間が経ちすぎているため、真相を追求するのは簡単ではなさそうです。

東電OL殺人事件の真犯人については、警察側も目星はつけているようで、マークしている人間のリストがあるのだとか。ただ、そのリストにはネパール人しか記載されていないようで、警察は真犯人をネパール人だと絞り込んでいるようです。

東電OL殺人事件では被害者・渡辺泰子の定期券が現場となった渋谷からは離れた巣鴨にある民家で発見されたことがわかっています。このときは彼女の定期券を民家の住民が発見して警察に届け出。

事件当時、定期券が見つかった周辺を警察が徹底的に捜査していれば真犯人を見つけることができたかもしれませんが、この頃はゴビンダ・プラサド・マイナリが犯人とされていたため、そこまでの捜査はされてなかったようです。

東電OL殺人事件の被害者・渡辺泰子の定期券が見つかった周辺は、事件当時は外国人がとても多かったようで、イラン人とバングラデシュ人が多く暮らしていたのだとか。

そのため、ネパール人ではない、他の国の外国人である可能性も考えられ、真犯人への謎は深まるばかりでした。

被害者・渡辺泰子の定期券が見つかった周辺は、当時外国人が多く暮らしていて、中には問題を起こす者も多かったのだそうです。

この頃は不法滞在者や違法はテレフォンカードを売る者などもいて、酒屋の自販機が破壊されるなど、物騒な一面もあったのだそうです。

東電OL殺人事件の真犯人については情報が少なく、詳しい人物像まではわかっていません。また、事件からすでに30年近くが経過していて、真犯人が生きているのかどうかさえ不明です。

事件当時犯人が30歳前後であれば、すでに還暦近い年齢だと思われ、亡くなっている可能性も考えられます。

東電OL殺人事件の真犯人はいまだに捕まっていませんが、一度殺人事件を起こしているため、その後も何かしらの犯罪を行っていた可能性も考えられます。

そうなると、真犯人は別の事件で逮捕されている可能性も考えられますが、真犯人がわからない以上は何とも言えません。

東電OL殺人事件の真犯人は今後、自ら名乗り出ることはあるのでしょうか？真犯人が犯行を悔いているのなら可能性も考えられますが、外国人であれば、すでに帰国している可能性も考えられます。

この事件は無罪の男性が逮捕された冤罪事件でもあるため、犯人もそれを知っていると考えられ、自分のせいで別の人間が逮捕されたのに罪悪感は感じていると思われます。