
即身仏の本物が見れる日本の場所!作り方や失敗例・現在禁止されている理由・山形はなぜ多いかを総まとめ
即身仏はミイラと間違われることもありますが、実際即身仏になるまでの過程をたどると全く違うものです。そんな即身仏の作り方や失敗した例、現在18体ある中で山形に8体ありますが、なぜ多いのかなどを紹介。また、日本全国の本物の即身仏が見れる場所もまとめています。
即身仏について
即身仏の作り方や失敗例
即身仏の作り方を解説
しかし、漆は胃からの吸収だけで全身の腐敗を防止する成分を行き渡らせることは不可能であり、実際には気休め程度の効果しかないということがわかっています。更に、防腐効果が出るほどの量を飲めば中毒死してしまうでしょう。
どの程度の量を飲んだのかはわかりませんが、死ぬほどの苦しみだったことは確かですね。
即身仏に失敗したらどうなる?
即身仏として成功した本明海上人は、なんと4000日(約11年間)もの苦行の修行に耐え抜いたのです。
即身仏があるのは日本だけ?
ロシアのダシ=ドルジョ・イチゲロフの即身仏

ロシアのラマ僧ダシ=ドルジョは不死を実現?
ダシ=ドルジョ・イチゲロフ(1852年~1927年)は16歳で仏門に入り、アニンスキー・ダツァンで仏教哲理、チベット医学を学び、チベット薬学の薬理学辞典を作った方です。
1898年には故郷に戻り、ラマ僧として仏教哲学を教えていました。彼が年老いた時、過酷なやり方で入滅(煩悩の炎が吹き消えた状態、宗教的解放を意味する)の準備をすることにしました。
弟子たちに、ヒマラヤ杉の棺に自分を入れ、30年後に遺体を掘り起こすよう命じたのです。その意図は不死が作り話ではないことを実証することでした。
1927年6月15日、75歳となったダシ=ドルジョは、弟子たちに「30年たったら私の体を掘り出してくれ」と言い残して別れを告げ、数日後に息を引きとると、弟子たちは命じられた通りに遺体をヒマラヤ杉の箱に納めました。
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飢餓や病に苦しむ人々を救済するため、自ら土中に入って「仏」となることを即身仏と言われています。
即身仏になるためには、山にこもり、1000日から5000日かけて五穀(米・麦・粟・稗・豆)を絶ち、山草や木の実だけの木食行を行い、体内の脂肪分を落とします。
その後、死期が近づくと、土の中の石室または穴にこもり、鐘や鈴を鳴らして仏の名を唱えながら息絶えます。
掘り返すのは、死後3年3か月が経ってからとされ、若干の手当てが施されてから乾燥させて、即身仏として安置されます。