生年月日：1974年1月30日
出身地：ウェールズ・ペンブルックシャー
職業：俳優

演じる役柄のためには、徹底的な肉体改造を行うことで有名なクリスチャン・ベールさん。たとえば、「マシニスト」という映画では、ツナ缶とりんごだけで激やせしたボディで演じていたかと思えば、「バイス」という映画で約20キロ増やして、髪をそって眉毛を脱色するなど、演じる役柄に合わせて自分の体の改造をいとわない俳優です。
クリスチャン・ベールさんが育ってきた家庭環境ですが、母親のジェニー・ジェームズはサーカスの元ダンサー、祖父はコメディアン、姉のエリンはミュージシャン、ルイスは女優兼監督など、芸能をたしなむ一家で育ちました。

2000年に元モデルで、女優ウィノナ・ライダーのアシスタントをしていたシビ・ブラジックさんと結婚しています。「若草物語」の撮影現場で出会いました。

それまでは結婚というものに懐疑的で、離婚するくらいなら結婚なんてしない方がいいと思っていたクリスチャン・ベールさんですが、シビ・ブラジックさんと出会ってその考え方が変わったそうです。

「アメリカン・ハッスル」という作品で、作品のプロモーションではクリスチャン・ベールさんに付き添い、一緒に参加することでサポートしていました。

クリスチャン・ベールさんは、自分のサポートに熱心な嫁にはとても感謝しているそうで、映画のためには自分の体を改造し、時には太ったり時には痩せたりする自分の姿をありのまま受け入れてくれる嫁にはとても感謝しているそうで、「彼女はさまざまな容姿、時にはひどいものまで、すべて受け入れてくれる。忍耐強く、愛にあふれた妻を持ったことにとても感謝しているよ」とコメントしています。

2005年には長女が誕生しています。娘さんの名前はエメラインというそうで、娘さんを溺愛しているそうで、娘さんの育児にも積極的に参加しているそうです。

娘が好きなアニメの鑑賞にもとことん付き合うようで、クリスチャン・ベールさんは「それも結構楽しいね」「娘が楽しむアニメなら、僕にだって楽しめるさ」など、娘さんと一緒に何かをすることが楽しくて仕方がないそうです。

クリスチャン・ベールさんの役作りについて、娘さんは面白がっているそうで、「アメリカン・ハッスル」では、デブデブのおなかと禿げ頭を何度もたたかれてからかわれているそうです。

こちらが長女のエメラインさんです。クリスチャン・ベールさんによく似ていると言われています。

クリスチャン・ベールさんは、娘さんも自分と同じように俳優の道に子供のころから進んでほしいか？と聞かれると、その気持ちは全くないそうです。

「子供に俳優の道を進めることに、親は慎重であるべきだよ」「まったく大人の事情で成り立っている世界だからね。楽しいように見えるかもしれないが、実はプレッシャーだらけ。ぼくの考えでは、子供に向いているとは思えないよ」というのが持論だそうです。

クリスチャン・ベールさんの娘のエメラインさんは、バットマンの声が大好きだそうです。
なので、クリスチャン・ベールさんは、バットマンの声でバットマンのふりをしながら、エメラインさんとエメラインさんの友達を追いかけまわして、子供たちを喜ばせているそうです。エメラインさんは米国のカリフォルニアで育ったのですが、そんなエメラインさんにとっては、バットマンの声がとてもおかしく感じるらしく、大好きなのだそうです。

2014年には長男が誕生しました。名前はジョゼフというそうです。
ジョゼフくんもエメラインさんと同様に、クリスチャン・ベールさんの役作りに伴う肉体改造には慣れっこのようで、改造後のお腹を気に入っており、お腹の上に乗って飛びはねたり、頭突きしてはね返されて床に倒れたりしていたそうです。

「バイス」の公開記念トークイベントに出席したクリスチャン・ベールさんは、インタビューアーの「いつまで役のために、肉体改造を続けるのか？」という質問に対して、極端な体重の増減は心臓に負担がかかるので、今回で肉体改造をやめてほしいという家族の声もあるので、これ以上肉体改造をしない予定であるという旨の返答をしたそうです。

離婚、結婚を繰りかえす女優・俳優が多いハリウッドですが、そんな中でもめずらしく、クリスチャン・ベールさんは2000年以降婚姻を維持していますし、家族との仲も良好です。
また、恋愛ゴシップや、誰かと不倫していると噂になることも滅多にないそうです。

第21回放送映画批評家協会賞授賞式ではコメディ映画男優賞を受賞したクリスチャン・ベールさんは、なんと奥さんのシビ・ブラジックさんのほっぺにキスするなど、リラックスした雰囲気で授賞式を楽しんでいました。家庭で仕事がオフのときには、エプロンをつけて家族のために料理をふるまうようで、家族みんなでわきあいあいと過ごしているそうです。

クリスチャン・ベールさんは、映画「バイス」でゴールデン・グローブ賞を獲得しました。
そのとき、スピーチで奥さんのシビ・ブラジックへ感謝するとともに、二人の子供にも感謝したいと述べるシーンがあったのですが、なんと子供のことを「バナナ」と「ブリトー」と呼びました。そのことがネット民をバズらせ、ツイッターで大いに話題になりました。
この「バナナ」と「ブリトー」は、クリスチャン・ベールさんと奥さんのシビ・ブラジックの間のみで通用するこどもたちのニックネームだそうです。