本名：シャンテル・ホイットニー・ブラウン-ヤング
生年月日：1994年7月27日
出身地：カナダ トロント
職業：モデル
身長：175㎝
受賞歴：グラマー・アワード エディターズ・スペシャル部門、ショーティー・アワード ファッション部門

ウィニー・ハーロウさんは1994年7月27日、カナダのオンタリオ州トロントで父親のウィンザー・ヤングさんと母親のリサ・ブラウンさんとの間に生まれます。祖先がジャマイカ人で、姉と妹がいるということ。

4歳の時に皮膚の一部の色素がない白斑と診断されています。そのため、学校に入学すると同級生や他の子供たちに「シマウマ」「牛」などと蔑まれ、いじめを受けます。

転校も試みますが結果は同じで、高校では自殺も考えてしまうようになり、中退を余儀なくされました。

ウィニー・ハーロウさんは8歳まで、自分が他人と比べてどこが違うのか理解できなかったということ。ウィニーさんが友達に近づくと、周りにいる子供たちは「白斑が伝染する」と、怖がって彼女から離れていったそうです。

ウィニーさんの証言によれば、クラスメイト達は自分を「牛」や「シマウマ」と呼んだそうです。そして、彼女は「肌がみんなと同じになりますように」と毎日空に向かって祈っていたのだとか。

母親は学校に出向き、白斑がどんな病気なのかを生徒の前で「白斑は伝染するものではない」と説明したそうです。

中学になると言葉のいじめに止まらず、身体的ないじめを受けるようになります。

バスケットボールの試合観戦の時には、1人の女子生徒が牛の鳴き真似をしたのです。更に、場所を移動すると後を追いかけてきたので、ウィニーさんは「やめて！」と制止したとういこと。

その言葉が女子グループを刺激してしまったらしく、試合後に外に出るとそのグループに囲まれて殴られたそうです。寒い季節だったため、特に皮膚の敏感なウィニーさんは、早く終わらせるために暴力を拒まなかったと言います。

そんな不遇な学生時代を過ごしたウィニー・ハーロウさんでしたが、高校ではストレスから自殺を考えるようになり、仕方なく中退しています。

その後、モデルになることを目指し、2014年にアメリカのモデルオーディション番組『America's Next Top Model 』に出演して注目されます。

現在のウィニー・ハーロウさんは、アメリカで最も注目されるモデルとして、ディーゼルやトミー・フィルフィガーなどの広告塔となり活躍しています。

また、自身と同じく白斑に悩む人たちのために、励ましたり質問に回答するなどのサポートも行っているということ。

ウィニー・ハーロウさんの水着姿ですが、もはや綺麗を通り越して芸術の域に達しているのではないでしょうか。白人ではここまではっきりとしたまだらがでないので、ウィニーさん独特の色彩と言っても良いでしょう。

そのウィニー・ハーロウさんですが、性格が悪いと噂になっているようです。どうしてそんなことを言われるのでしょうか。

もしかしたら、昔いじめられて性格が歪んでしまったとか、そういった類のものかもしれませんね。しかし、性格が悪いといった明確な証拠はないようです。

おそらく、いじめを受けた時に培ったウィニーさんの、強い精神力からくる厳しい姿勢がそう感じさせるのではないでしょうか。

しかし、印象を悪くとられるようなウィニーさんの言葉があることがわかりました。

ウィニー・ハーロウさんが以前受けたインタビューで、「彼女は素晴らしい」「人々にインスピレーションを与えるモデル」と言われていることに対して、「手本だなんて呼ばれたくはないの」とコメントしていました。

更に、「私は口も悪いし失敗もする。ただ自分の人生を生きている若い女性―それだけのこと」とも語っていたそうです。

このコメントがウィニーさんを「性格が悪い」と言わせてしまったのかもしれませんね。

2020年3月のウィニーさんのインスタグラムで、あることを投稿したため炎上するという騒動がありました。それは、飛行機予約のちょっとした出来事だったのです。

早朝6時から撮影の予定は入っていたため、撮影現場に向かうためビジネスクラスの飛行機を予約していたウィニー・ハーロウさんでした。

しかし、予約していた便がキャンセルとなり別の便を予約したところビジネスクラスが満席でエコノミークラスしか取れなかったことをインスタグラムに投稿したのです。

投稿の最後に「何事も、理由があって起こるもの。毎日華やかな生活を送れるわけではないと理解しているし、成功するためには犠牲が必要不可欠よね」と締めくくっていましたが、この投稿が不評を買ったようでした。

「ぜいたくな悩み」「エコノミークラスは普通にみんな取るよね」などのコメントが殺到し、炎上したということ。