「オリエント急行殺人事件」はオリエント急行という列車の中で、ある殺人事件が発生し、犯人が潜む電車内で犯人探しが始まるという話です。しかし、その犯人には実は色々な顔があり……という謎を徐々に解き明かしていく作品となっています。

原作が人気小説ということもあって、何度か映像化されてきた作品でもあります。その中でもこの作品には人気俳優ジョニー・デップなどが参加するなど、注目度は高かったと言えます。王道ミステリー好きにおすすめです。

「キングコング　髑髏島の巨神」は、ある島にいる巨大生物たちと人間たちの戦いを描いた話です。新しく発見されたその島は激しい暴風や豪雨に覆われていて、誰も踏み入ったことがない未開の地であり、その研究のためにあるチームが送られるところから物語が始まります。

巨大生物が次々と登場する作品だけあって、人間と巨大生物の戦いが好きな人におすすめです。圧倒的なまでの力の差をどうやって攻略していくのかという点を考えるも楽しいかもしれませんね！

ホラー映画の金字塔「IT」をリメイクした作品が「IT イット」です。この作品は、殺人鬼ペニーワイズに、子供たちが次々と追われる話となっています。ホラー演出がかなり凝っていて、見る人によってはトラウマで寝られなくなるかも。

ただ、この作品はオリジナル版よりも少年たちの成長を描くことに重きを置いていて、まるで青春映画の金字塔「スタンド・バイ・ミー」を見ているかのような気持ちにまでなってきます。ただ、あくまでもホラー作品なので苦手な人は要注意！

壮絶な生活を強いられながらも必死に生きる黒人の主人公を描いた作品、それが「ムーンライト」です。悩みがあるという人が見ると、力強く生きる彼にエネルギーをもらえるのではないでしょうか。

内容は一見するととても暗いものなのですが、本当の意味で希望も見え隠れする作品だと言えるでしょうね。人生に悩んでいる方など、自分の生き方がわからない人にとっては、勉強になる作品だと思います！

「ブレードランナー2049」は人間に紛れている労働用人造人間レプリカントを処分する捜査官であるブレードランナーとして戦う主人公が、ある重大な秘密に辿り着き、かつてブレードランナーをしていた人物を追う話。

舞台は2049年のカリフォルニアということもあって、近未来の世界が描かれています。もともとオリジナル版である「ブレードランナー」シリーズの作品ということもあって、その内容に満足した人もとても多かったようです。

終焉したはずの「SAW」シリーズから数年、新たに始動した「ジグソウ」シリーズのオープニング作品が「ジグソウ　ソウ・レガシー」です。死んだはずのジグソウに翻弄されながらも、死のゲームから生き残ろうとする人々が描かれています。

内容はオリジナル版通り、かなりショッキングなものとなっています。グロテスクな描写がふんだんに取り入れられているので、耐性がない人はショックで目を背けてしまうかも。ただ、こちらは従来の作品に比べるとそこまで残酷描写はありません。

アメコミシリーズの中でも人気の「スパイダーマン」を描いた作品が「スパイダーマン　ホームカミング」です。関連映画がたくさん出ているので「どれが本物？」と思うかもしれませんが、どのシリーズも面白いです！

こちらの作品の場合は、ある少年がスパイダーマンになるまでの過程が描かれていて、同じ時間軸で生きる「アイアンマン」が所属する「アベンジャーズ」への伏線も多々あります。単体の作品としても面白いので、ぜひ見てもらいたいです！

「猿の惑星　聖戦記」は猿と人間の戦争が始まって2年、猿の群れを率いるシーザーが軍隊の大佐に妻子を殺され、復讐の旅に出るという話です。こちらもシリーズがとても多く作られているので、どれを見るか迷うかもしれません。

こちらは新シリーズの2作目となるため、1作目から順番に見ると本当に作り込まれているのがわかって面白いです。ただ面白いだけではなく「人間とは」「生き物とは」というテーマも盛り込んであって、考えさせられます。

「エイリアン　コヴェナント」は、人類の新しい移住地を探す宇宙船コヴェナント号が降り立った星に謎の生物がいたという話です。かの名作「エイリアン」よりも前の話を映像化している作品となっています。

新シリーズではエイリアン誕生の秘密はもちろん、そこに絡んでくる陰謀なども描かれていて非常に面白いです。ただ、もともとのファンにとっては物足りないという意見もあります。そこは見る人によって違ってきますね！

「たかが世界の終わり」は、もうすぐ死ぬことを家族に伝えるため12年ぶりに帰省した主人公が、実は他の家族も隠していた感情を打ち明けられるという話です。自らの死を告げる1日に迫った内容となっていて、凝縮された話となっています。

自分の人生が終わる時、もしくは自ら終える時、家族に話しておきたいことはありますか。きっと語っても語りきれないほどあると思います。この作品はそんな人たちが目を背けてきたことを、あえてさまざまな視点を盛り込んで描いた作品です。

「ゲットアウト」は、ニューヨークで暮らすアフリカ系アメリカ人の主人公がある家に招待されるのですが、その家に謎の違和感を覚えたことで真相に迫っていくという話です。何と言っても一言で言えば「不気味」です。

終始ねっとりとした嫌な感覚に背骨を舐められているような作品と言えますね。その家には一体何があったのか……それを考えている間に物語は意外とサクサク進みます。ホラー作品が好きな人にとっては、かなり満足度の高い作品だと言えるでしょう！

「リメンバー・ミー」は、過去の悲しい出来事がきっかけで音楽に関わるすべてを禁止されてしまった音楽の天才少年が、それでも禁じられた音楽への夢を募らせていくという話です。何とも夢のある素敵な話なんです！

海外のアニメ映画には抵抗がある人がいるかもしれませんが、この作品は本当におすすめです。夢を持つ人すべてに贈りたいですし、家族のことを想うすべての人に見てもらいたい作品となっています！