本名：ジョージ・ミラー
生年月日：1945年3月3日
出生地：オーストラリア クイーンズランド州ブリスベン
職業：プロデューサー、映画監督、脚本家

父親はドイツ人、母親はギリシャ人というジョージミラー監督は、医者を目指して勉強中に短編映画を製作し、コンクールに出したところ、グランプリを受賞したのがきっかけで、テレビや映画界で働くようになりました。

『マッドマックス』シリーズや『ハッピーフィート』のような楽しいアニメ、またシリアスで涙なくしては見られないような感動あふれる『ロレンツォのオイル』など、バラエティに富んだ作品を世に送って、観るものを楽しませてくれる監督です。

『マッドマックス』1979年
『マッドマックス2』1981年
『トワイライトゾーン/超次元の体験』1983年
『マッドマックス/サンダードーム』1985年
『イーストウィックの魔女たち』1987年
『ロレンツォのオイル/命の詩』1992年
『ベイブ/都会へ行く』1998年
『ハッピー フィート』2006年
『ハッピー フィート2 踊るペンギンレスキュー隊』2011年
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』2015年
『マッドマックス ザ・ウエイストランド』2017年

深夜2人の男がカセットテープを聞きながら車を走らせていたが、突然カセットテープが壊れて静まり返る。一人の男が「怖いものを見たくないか」と言います。

ジョージミラー監督が制作したのは第4話目の『2万フィートの戦慄』です。

飛行機恐怖症の男ジョン・ヴァレンタインは、飛行中の機内の中でパニックに襲われていた。気持ちを静めるためのタバコは機内では禁止、新聞を見ると飛行機事故の大惨事が載っている、周りの乗客は男の神経をいらだたせる、そんな状況の中、機外では雷鳴が鳴り響き、稲妻が走っていた。ふと男は外の景色を見ると、異様なものを見てしまう。

核戦争後の荒廃した荒野をさすらうマックス（メル・ギブソン）は、航空機を操る親子に遭遇し乗り物や装備品を奪われる。しかたなく徒歩で辿り着いたのが、物々交換で成り立っているバータータウンだった。

街の支配者である女王アウンティ（ティナ・ターナー）と知り合い、腕を買われたマックスは、盗まれたものを取り戻すために、「サンダー・ドーム」というステージで、街の支配者のマスター・ブラスターと戦うことになる。

ニューイングランドの平和な田舎町のイーストウィックに住んでいる、彫刻家アレキサンドラ（シェール）、音楽教師ジェーン（スーザン・サランドン）、ジャーナリストのスーキー（ミシェル・ファイファー）は3人とも未亡人で、不思議な力を持つ魔女でした。

その念力を感じ取った悪魔のデイル（ジャック・ニコルソン）は、豪邸に住んでいて、そこに3人の魔女が一緒に住むという奇妙な共同生活が始まりました。

南極に住む皇帝ペンギンのマンブルは、音痴だがダンスが得意です。しかし求愛に欠かせない心の歌を歌わなくてはならないため音痴は致命的なことでした。

マンブルの声には『ロード・オブ・ザ・リング』のイライジャ・ウッド、ラモン・ラブレイスの声が、今は亡きロビン・ウィリアムが担当しています。

牧羊犬コンテストで優勝したベイブは、その後も変わらず牧場でのんびりとした生活を送っていました。しかし主人がベイブのせいで大怪我をしてしまいます。

その頃牧場は銀行に借金が返せないため差し押さえられてしまいます。主人が働けなくなったため、借金を返済するために都会で開かれるイベントに出席して出演料をもらうためにベイブは都会へと出発します。

タップダンスの達人に成長し、幼馴染のグローリアと結婚したマンブルは、二人の間に生まれた息子エリックのことで悩みを抱えていました。エリックはダンスが大嫌いなのです。

そんなある日、エリックは家を飛び出して、空飛ぶペンギンのマイティ・スヴェンと出会います。

エリックとマンブルがエンペラー帝国の外にいるときに、グローリアをはじめとするエンペラー帝国の住人は、巨大な氷山の倒壊にあってしまいます。

エリックとマンベルはみんなを助けるために奔走します。

荒廃した近未来のオーストラリアが舞台です。

特殊警察のマックス・ロカタンスキーは、暴走族で警官殺しのナイトライダーを追い詰めた末に、操作ミスでナイトライダーを死なせてしまいます。ナイトライダーの死を知ったトーカッター率いる暴走族のメンバーは、報復すべく特殊警察を攻撃。

次々と殺されていく仲間を見て危機感を感じたマックスは、妻子と共に休暇を取って旅行に行くが、トッカータ一味は追跡してマックスの子供は殺され、妻は重傷を負わされます。

そこからマックスの復讐劇が始まります。

ある老人の「マックス」という一人の青年に出会い、助けられた記憶の回想から始まります。

マックスは相棒の犬と共に、改造したV8ブラック・インターセプターに乗って、ひたすら車を走らせていました。世の中は世界大戦により文明が崩壊、石油も枯渇し燃料をめぐって争いの絶えない荒んだ世界に変貌していました。

マックスも燃料補給のために争っていたが、ヒューマンガス率いる暴走族に愛犬を殺され自分もけがを負ってしまいます。そんな時ジャイロ・キャプテンに助けられ、暴走族を壊滅するために立ち上がります。

『マッドマックス』シリーズの第4作目です。3作目まではメル・ギブソン主演でしたが、4作目はトム・ハーディが演じ、フュリオサ大隊長にシャーリーズ・セロンが演じています。

砂漠化してしまった世界で一人幻覚と幻聴に悩まされる日々が続いていたマックスでした。V8インターセプターを走らせていたマックスは、イモータン・ジョー率いる暴徒に逢い車を奪われて身柄を拘束されてしまいます。

今までの映画は娯楽性があり楽しめる映画でしたが、ロレンツォのオイルは実話に基づく作品です。

一人息子のロレンツォが難病であることを知り、今の医学では治せる見込みがない「副腎白質ジストロフィー」だとわかった両親は、自分たちで治療法を探すことを決意します。

医師や科学者、支援団体などからもあきらめるように説得されますが、自分たちの意志を貫き、死に物狂いの努力を惜しみませんでした。

その結果、エルカ酸とオレイン酸のトリグリセリドを1:4の割合で配合したオイルが有効であることを発見します。