2006年からウルグアイの代表監督を務めている彼もギランバレー症候群の1人。今現在もギランバレー症候群と戦っていて、杖を突きながらも試合に臨む姿は、彼の精神的な強さが見られます。

有名なアメリカの作家。第二次世界大戦中のアメリカ兵を描いている「キャッチ=22」という小説は非常に有名な作品です。彼自身も軍人として第二次世界大戦で戦ったことがあります。1981年にギランバレー症候群を発症し、重度の症状だったため、集中治療室で治療を受けています。

症状が少し和らいだ6ヶ月後にはリハビリ施設に移り、リハビリに取り組んだことで克服しています。

世界的な指揮者として知られるハンス・フォンク。彼は1988年にギランバレー症候群が発症し、1年間の治療やリハビリを経て復帰。2002年には筋萎縮性側索硬化症で体が上手く動かせなくなり、指揮者を引退。2004年に亡くなりました。

2012年に亡くなったアメリカのシンガーソングライター。彼は2010年にギランバレー症候群を発症して、その症状は亡くなるときまで良くなることはなかったと言われています。

元ドイツ代表でもあった有名なサッカー選手。2001年に突如急性根神経炎とギラン・バレー症候群を発症して戦線離脱。治療とリハビリにより1年で戦線に復帰しました。2007年に現役を引退してからは指導者として様々なクラブを渡り歩き、コーチや監督として活躍しています。

1984年に開催されたロサンゼルスオリンピックで100m自由形、400mリレー、400mメドレーリレーの3種目で金メダルを獲得した水泳選手。アメリカ代表する競泳の選手でしたが、1991年にギランバレー症候群を発症。現在では完治されているそうです。

アメリカの有名な元大統領。長年足が悪いことでも知られていて、アメリカの大統領で唯一重度の身体障害を持っていた大統領です。当時はまだ現在のように医療が進んでいなかったため、ギランバレー症候群と診断されたわけではありませんが、その可能性が非常に高いと言われています。

2012年にギランバレー症候群を発症した水泳選手。発症したばかりの頃は首から下が全く動かなくなったこともありました。リハビリを続け、少し歩けるようになった時に水泳競技も再開。その後は障がい者競技の水泳大会に出場し、2020東京パラリンピックを目指しています。

現長野県知事を務めている阿部守一も過去にギランバレー症候群を発症した1人。1999年にギランバレー症候群を発症したものの当初はどういった病気なのかがなかなか突き止められなかったとされていて、ギランバレー症候群だと突き止めたのは針灸師と言われています。現在では克服していて長野県知事として尽力しています。

日本のテレビ界を支えた人物。重度のギランバレー症候群を発症し、ほとんど全身マヒのような状態に陥り、呼吸困難にもなったことから手術なども行われています。ただ、そんな重度のギランバレー症候群をわずか10ヶ月で克服しています。