名前：メアリー・エリザベス・トラス
生年月日：1975年7月226日
出身地：イギリス・イングランド・オックスフォード

リズ・トラスさんは2022年7月、ボリス・ジョンソン首相の辞任により保守党党首選挙に出馬すると、リシ・スナックを逆転で下し、イギリス史上3人目の女性首相となったのです。

そして『法人税率引き上げ凍結』など減税計画を発表したトラス政権でしたが、市場の不信感を招いたことで英国内の金融市場を低迷させ、経済政策の多くを撤回し、与党保守党に対する国民の信頼を失落させるなどしたことから支持率が7%と低水準なったため、リズ・トラスさんは2022年10月20日に就任からわずか45日で辞任を発表したのです。

リズ・トラスさんは数学者でリーズ大学の教授を務めた父親と、看護師で教師である母親の下、イングランド・オックスフォードで育っています。

そして4歳でスコットランドに引っ越したリズ・トラスさんは、ペイズリーのウェスト小学校に通い、その後はリーズ北東部の総合学校のラウンドヘイ校へ通っています。

その後、オックスフォード大学に進学し政治・哲学・経済学を専攻したリズ・トラスさんは、多くの選挙運動や政治活動に参加すると、オックスフォード大学自由民主党の党首も務めたのです。

そんなリズ・トラスさんは大学卒業後は石油大手会社のロイヤル・ダッチ・シェルに入社し会計士を務めると、その後ケーブル・アンド・ワイヤレスに転職し、在職中に管理会計士の資格を取得したのです。

その後2010年の選挙でサウス・ウェスト・ノーフォーク選挙区から選出されたことで、晴れて保守党の国会議員になったリズ・トラスさんは、2012年には教育省の政務次官に任命され、政務職に就いたのです。

そして以降、環境担当国務長官、法務大臣、財務長官、国際貿易大臣、外務大臣と様々な職を歴任したリズ・トラスさんは、若い頃から様々な分野で本領を発揮したのです。