マーベル映画のことを"MCU"という名称で聞いたことがある方も多いと思いますが、そもそもMCUとは何なのでしょうか？

MCUとは「マーベル・シネマティック・ユニバース」と呼ばれ、マーベルのヒーローマンガを実写映画化することを目的としたプロジェクト自体の名称のことです。

マーベル映画はフェイズごとに物語を区切っていることでも有名です。

フェイズとは一言でいうと「段階」のことです。

そのため、フェイズ1ならマーベル映画の全作品の1段階。フェイズ2なら2段階といった具合に時系列で作品をまとめて物語がより理解しやすく、楽しく見れるようになっています。

マーベル映画の時系列とフェイズは基本的には一致していますが、完全に一致しているわけではありません。

時系列で言うと「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」が最古の話となります。次の話が「キャプテン・マーベル」となっています。

マーベル映画（MCU）の第一弾。ロバートダウニーJr演じるトニースタークがアイアンマンになる最初の作品です。

マーベル映画はまず最初にそれぞれのキャラクターの自己紹介をするように、個々の映画作品を公開していきます。

そのため、フェイズ1は基本的に映画「アベンジャーズ」シリーズのメンバーが主役の作品がメインです。

続いてはマーベル映画の緑の怪力男ハルクを映画化した「インクレディブル・ハルク」です。

エドワードノートン演じる科学者のブルースバナーが実験で浴びたガンマ線がきっかけでハルクへと変貌し、軍から追われる身となる物語。

感情をコントロールするのが難しいハルクは、それだけに少し悲しいヒーローの立ち位置だと言えます。

映画「アイアンマン」の第2弾。ロバートダウニーJr演じるトニースタークがアイアンマンであることを世間に公表してから半年後を描いた作品。

この作品ではじめてスカーレットヨハンソン演じるブラックウィドウが登場します。元々はトニースタークの会社の社員でS.H.I.E.L.D.という組織の一員として会社に潜り込んでいました。

映画「マイティ・ソー」シリーズの第一弾。全能の神オーディンが収める神々の国"アスガルド"の王子として誕生したソーが人間界へ追放されるという物語。

人間界で色々な学びを得て、アスガルドと地球を守るために戦います。

ちなみにソー演じるクリスヘムズワースはこの作品で一躍で大ブレイクを果たしました。

映画「キャプテンアメリカ」の第1弾。マーベルコミックのヒーローの原点と言うべきキャラクターキャプテンアメリカを描いた作品。

1942年に兵士を懇願するもその体の弱さから兵士にはなれなかったものの軍の「スーパーソルジャー計画」の実験により物凄い肉体と身体能力を手に入れ、キャプテンアメリカとなって戦いに赴きます。

どのようにしてキャプテンアメリカが誕生したのかがわかる作品だけに絶対に見ておきたい一本です。

映画「アベンジャーズ」シリーズ第1弾にしてフェイズ1の最終章。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、ブラックウィドウ、ホークアイの7人がはじめて揃い、最強チームアベンジャーズとして活躍する物語。

ソーの弟であるロキがホークアイなどを洗脳をして地球を侵略を目論み、アベンジャーズが地球の平和を守るためにロキ率いる地球外生命体軍団と戦います。

アベンジャーズ結成時を知ることができる作品。