本名：オニーカ・タニア・マラージ（Onika Tanya Maraj）
誕生日：1982年12月8日
生誕地：トリニダード トバゴ・ポートオブスペインセントジェームス
出身地：アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市
ジャンル：ヒップホップ、R&B、ポップ、ダンス
職業：ラッパー、シンガーソングライター
活動期間：2004年～現在

ニッキーミナージュさんは、1982年にトリニダード・トバゴセントジェームスでインド系とアフリカ系の両親の間に生まれ、兄と弟がいます。5歳の時にニューヨーク市のクイーンズに移住。

ニッキーミナージュさんの幼い時の記憶では、父親は飲酒と薬物摂取で良く暴れていたということです。また自宅に火をつけて、母親を殺害しようとしたこともあるということ。

中学時代はエリザベス・ブラックウェル中学校210に通いながらクラリネットを演奏していました。高校はラガーディア高校で、演劇を専攻していたということです。

ミックステープを制作した際は、音楽雑誌の『XXL』で取り上げられています。2008年にアンダーグラウンド・ミュージック・アワードで女性アーティスト・オブ・ザ・イヤー賞を受賞。2009年にミックステープ『ビーム・ミー・アップ・スコッティ』を発表しました。

ニッキーミナージュさんは、いつも両親の問題に翻弄されて育ってきたため、そこから逃れようと実生活からかけ離れた自分を作ろうとして、新しい自分を創造してきたそうです。

2010年10月に『ライト・スルー・ミー』『ユア・ラブ』『チェック・イット・アウト』などが、ビルボード・ホット100に同時チャート入り、同時チャートイン最多記録を打ち立てています。

本名：アリアナ・グランデ・ブテラ（Ariana Grande-Butera）
誕生日：1993年6月26日
出身地：アメリカ合衆国フロリダ州ボカラトン
ジャンル：コンテンポラリー・R&B、ソウル、ポップ、EDM
職業：シンガーソングライター、女優
活動期間：2008年～現在

フロリダ州ボカラトンで企業のCEOの母親と、グラフィックデザイナーの父親の間に1993年6月に生まれました。父親違いの兄フランキーさんは俳優として活動しています。

幼い頃から歌うことが大好きで、サウスフロリダのフィルハーモニーに入団しました。フロリダのNHLの国歌斉唱で8歳の時にテレビに出演、10歳でグループ「Kids Who Care」を結成しました。

2008年にブロードウェイミュージカルの『13』に出演してデビュー。2010年から『ビクトリアス』というシットコム番組に出演して、人気を博しています。

2013年にデビューアルバム『ザ・ウェイ』をリリース。ビルボード・ホット100チャートで9位を獲得します。その後はメキメキ頭角を現して現在に至ります。

アリアナグランデさんが2014年に出したシングルヒット曲『Bang Bang』で、ニッキーミナージュさんとコラボしてから、お互いを「シスター」と呼ぶほどの親友となりました。

2018年のグラミー賞で、ニッキーミナージュさんとアリアナグランデさんは隣同士に座っていました。

そしてニッキーさんの曲「Chun-Li」が最優秀ヒップホップ・ビデオ賞に選ばれた時に、着けていたチュールが長すぎたのに気づいたアリアナさんが、転ばないように裾を持ち上げてエスコートする姿が二人の仲の良さを印象付けていました。

2019年2月、アリアナグランデさんが第61回グラミー賞授賞式のときにプロデューサーと揉めて、参加を辞退した時のこと、ニッキーミナージュさんがツイッターでアリアナさんをフォローするようなコメントをしていました。

詳細は、アリアナグランデさんがグラミー賞でパフォーマンスを披露する楽曲を巡ってプロデューサーと揉めたため、グラミー賞参加を辞退した時に、プロデューサーが「楽曲の準備をする時間がないため」と発表したことについて、アリアナさんは反論しています。

「それはウソ。楽曲は一晩で準備できることはわかっているはず。出席を辞退したのは、あなたに表現の自由を奪われたから」とコメントしました。

そのコメントにニッキーミナージュさんも援護射撃で「私も同じプロデューサーと揉めたことがあるわ」とコメントしています。

2018年の8月に、トラヴィス・スコットさんが恋人のカイリー・ジェンナーさんとその娘ストーミーちゃんを自身のアルバムに利用したことで、ニッキーミナージュさんが批判したことからバトルが始まっています。

そしてカイリー・ジェンナーさんとニッキーさんのコラボしたアルバムが多数発表されている中、親友のアリアナグランデさんを巻き込んでしまう事態にまで発展したそうです。

ことの発端はアリアナグランデさんのニューアルバム『スウィートナー』のファンイベントで言ったアリアナさんの一言でした。

アリアナさんのマネージャーがステージで『スウィートナー』のアルバムチャートが首位を取るのは100％確実、と言ったことにアリアナさんは、「まだ3日もあるし、トラヴィスがどう出るかわからない」と言ったことが、「アリアナがニッキーとトラヴィスのバトルに参加」などとネットで炎上。

事態は思わぬ方向へと発展してしまったということです。

アリアナグランデさんは、これを受けてツイッターで「冗談で言ったこと。本気じゃないし、悪口でもない。私は愛に溺れているベイビーよ」と誤解を払拭するようなコメントをしています。

また、ニッキーは姉のような存在と、不仲説を否定するコメントもしていたということでした。