本名：ジョージ・ウォーカー・ブッシュ
出身地：アメリカ合衆国 コネチカット州ニューヘイブン
生年月日：1946年7月6日
職業：政治家、元テキサス州知事、第43代アメリカ大統領
政党：共和党
出身校：イェール大学、ハーバード大学大学院

ブッシュ大統領は「第43代アメリカ大統領」に就任、911を経験した際の大統領として有名な方です。

日本の小泉総理と親密な関係にあったと言われており、アメリカと日本の関係強化に関わりました。

ブッシュ大統領の父親はジョージ・H・W・ブッシュさんで、2代前の「第41代アメリカ大統領」となっています。

母親はバーバラ・ブッシュさんといい、2人とも残念ながら亡くなっています。

ブッシュ大統領の任期ですが、2001年から2009年までの「8年」となりました。

アメリカでは4年で1期とカウントされるので、ブッシュ大統領は「2期」を経験したことが分かります。

2001年1月20日から2009年1月20日の8年間、大統領という大仕事をやり遂げました。

ブッシュ大統領は任期してからまもなくの2001年9月11日にいわゆる「9.11事件」が起こってしまいました。


これに対しブッシュ大統領は大きな決断を迫られることとなっていきます。

ブッシュ大統領はアメリカのワールド・トレード・センター他4箇所の同時多発テロを受け、イスラム過激派テロ組織「アルカイダ」をターゲットに定めました。

それがきっかけとなり、拠点にしていたイラクとの「イラク戦争」が勃発しています。

イラク戦争に関しては様々な意見がありますが、アメリカ国内のバッシングは徐々に高まっていったようです。

最終的には不支持率が多くなってしまい、オバマ大統領へとバトンタッチすることになりました。

ブッシュ大統領はイラクでの記者会見にて、記者の男性の1人から靴を投げられる事件が起きました。

いわゆる「靴投げ」事件と言われるもので、ブッシュ大統領は見事にその靴を避けることに成功しました。

靴を投げたのはイラク戦争に反対をするイラク記者の方で、この方は後に「禁固3年」の判決を受けることとなります。

しかし、イラク人にとっては当たり前の反撃であり、愛国心があるのであれば何ら不思議ではありません。

ブッシュ大統領は靴投げ記者に対して、冷静な判断をしていました。

しかし、イラク人記者の釈放を求める「1万人デモ」があるなど、世間の評価は違っていたようです。

ブッシュ大統領は他にも「プレッツェル」事件というものがあり、大好物のプレッツェルをほおばるシーンがありました。

スポーツ観戦中に喉を詰まらせるブッシュ大統領、これが世界的なニュースになってしまいました。

プレッツェルはドイツ発症のパンと言われており、リングが重なった形をしています。

硬いパンですがドイツでは有名なパンで、それがアメリカに渡ったことが考えられます。

アメリカではプレッツェルはお菓子として親しまれており、サイズが小さくなっています。

また、アメリカのプレッツェルはかなり水分が少ないようで、ブッシュ大統領が喉を詰まらせたのは特別不思議でもなかったようです。

ブッシュ大統領の退任後ですが、テキサス州ダラスにある自宅でゆったりした生活を送っています。

また、クロフォードの牧場の手入れをするなどして、大統領時代とは一変した生活に変わっていました。

ブッシュ大統領はさらに、大統領博物館やシンクタンクの活動に従事しています。

大統領図書館では公務での資料が大量にあり、一般公開もしている大規模な施設です。

ブッシュ大統領は911やイラク戦争を経験し、支持率が特に低い大統領として名前が残ってしまいました。

これが2008年に映画化されており、伝記映画「ブッシュ」として公開されました。

ブッシュ大統領の大統領時代の活躍、苦悩を知るにはちょうどよい映画だと言えます。

ブッシュ大統領は大統領の任期を終え、一変した生活を送っているようです。

そして、ブッシュ大統領の今後の活動、新たなニュースにも注目していきましょう。