名前：G.M.ナイル
本名：ゴパーレン・マダワン・ナイル
生年月日：1944年8月6日
出身地：茨城県
職業：実業家、タレント

G.M.ナイルさんは、インド独立運動家でインドの独立を目指して日本の地で活動を続け、さらに日本の親善のために力を尽くした父親A.M.ナイルさんと、戦時中に満州に滞在していた日本人の母親・由久子さんの下、茨城県で生まれたのです。

その後、1968年に東京農業大学畜産学科を卒業したG.M.ナイルさんは、1970年3月から開催された大阪万国博覧会のインド館のレストランで暫く働いたのです。

そんなG.M.ナイルさんは父親が1949年に開店した日本初のインド料理店『ナイルレストラン』を学生時代からずっと手伝っており、大阪万博終了後に父親からナイルレストランの経営を引き継ぎ、2代目オーナーに就任したのです。

こうしてナイルレストランの2代目オーナーとして活躍するG.M.ナイルさんですが、一方でその独特なキャラクターで人気を得ると、タレントとしてしても活躍し、バラエティー番組を始めとするテレビ番組やラジオ、雑誌などに出演し、明るいキャラで人気を博したのです。

さらにG.M.ナイルさんはレストランやタレント活動の他に、母校である東京農業大学の非常勤講師を務め講演活動を行い、また江戸浄瑠璃の清元節と河東節の公演にも参加するなど多方面で活躍しているのです。

陽気なキャラで愛されてきたG.M.ナイルさんですが、2020年10月頃に知り合いの女性に性加害を行ったとして、同年12月から強制わいせつ容疑で捜査が行われ、翌2021年7月に書類送検されていたことが2022年4月の『週刊新潮』の報道で明らかとなったのです。

しかしG.M.ナイルさんは週刊新潮の取材に対し、事件直後に被害女性に謝罪メールを送っているにも関わらず、“あれはでっち上げ、彼女の金銭目当てだと思っている”と容疑を否認し、反省が一切感じられない弁明をしたのです。

そんなG.M.ナイルさんの性加害を告発した女性は歌舞伎が大好きな幼い子供を持つ40代の女性・山田さん（仮名）で、G.M.ナイルさんとは12年ほど前にナイルレストランを訪れたことがきっかけで知り合い、以降はG.M.ナイルさんの妻も含めた家族ぐるみの付き合いをしていたと言います。

しかし山田さんは当時から一切金銭は要求しておらず、被害時の様子が脳裏に蘇えることから、コラボ商品などお店の宣伝活動を行うことを一定期間、自粛してほしいと要求したのです。